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十三・176号線
“サンローラン”の30番テーブル。
きのう、おねえちゃんは、
背中を見せたワイン色のドレスだった。
おねえちゃんが、右どなりに座ったので、
オレ、こっそり右手の中指を1本立てた。
そろ〜〜〜っと、
おねえちゃんの背中にまわした。
中指の先を、
おねえちゃんの首筋からケツへとはわせて、
こそばしてやろうと思って。
オレ、おねえちゃんの首筋に、
中指の先を当てた。
スーッと、ケツまで下ろそうとした。
「やめて〜!」
頭をどつかれた。
残念、ケツまで行けなかった。
背中までも行けなかった。
オレ、考えた。
どうしたら、ケツまで行けるかと。
そうか!
首筋から行ったのが間違いだった。
最初から、ケツに行けば良かったのだ。
さっきと反対に、
次は、
ケツから首筋へとはわすことにした。
オレ、右手を、
おねえちゃんのケツにまわした。
中指を立てた。
そろ〜〜〜っと、ケツにタッチして、
腰から背中、首筋へと中指を上げようとした瞬間。
バシ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!
鼻を潰された。
顔に、
鼻がついていることなど、お構いなしだった。
強烈な右の張り手。
「ウォォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「あははははははは」
「アハハハハハハハ」
「あははははははは」
一緒に行った仲間3人は、
大喜びだったけれど・・・。
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