ワクワク「場」つくりと幸福の羅針盤

ハピネスワークを支える 総務FM・人事・広報ネットワークの拡大とステータス向上を目指して!
私のブログでは、何時も「幸福」をテーマとした「組織の事」を発信していますが、今日は幸福ではない状態「不幸」な組織とは⁈

を考えてみました。

私が感じる「不幸組織」とは、

・人を見ず、物を見ず、事を見ず、「金」のみを見る経営者 が差配する集団!
金儲けにしか意識のない組織は不幸です。

・働く人たちを、口では「人財」といいながら、実態は「消耗材」としか考えていない組織 → 人を使い棄てる集団

同じ視点ですが、

・「愛」の無い組織
組織は人なり! と言いながら、人の尊厳を無情に蹂躙する輩がいる集団。
仕事は厳しく過酷なもの。時には叱られ、諭され、気づかされる愛のムチも必要ですが、
「愛」の無い暴言は、ただ反感と恨みを買うだけです。

・大義を持たない組織
皆さんは、何の為に働いているのですか?
勿論、生活の為、生きてゆく為の経済的な糧を稼得する事が必要です。

でも、それだけでしょうか。

働き甲斐や働く喜び!それらは、誰かが喜び、感謝し、幸福感を感じてもらう事への貢献価値に対する「自己満足感」があるはずです。

「社会善」を創造してゆくそれぞれの組織の「大義」を持たない金儲け集団は不幸だと思う次第!

まだまだ不幸要素はたくさんありますが、今日はこの辺で!

私は、不幸な組織にならないようにする責任は「トップマネジメント」にあると思っています。
但し、どんなにスーパー経営者であっても、社長一人では限界があるもの。

誰がサポートし幸福組織を作ってゆくのか!

サーバント・リーダーシップ力を持つ「チェンジリーダー」であり、「場」のプロデューサーたる総務プロの出番です。

「戦略総務」「経営総務」が発揮される時代が到来しています!

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けさの日経新聞の「働き方改革」特集『Smart Work』をご覧になられた方々もいらっしゃると思います。

大手企業の経営者の方々からのコメントを拝見し、ポジティブな意識を持っておられる事を嬉しく思いました。

このトップマネジメント経営者の想いが、組織に伝えられて浸透してゆくには、現場の管理職階の方々も意識を変えてゆく必要があります。


今日は、経営管理職階層の方々をはじめとした組織で働く人たちに向けたメッセージです。



『Smart Life & Work Style の勧め!』

「楽しい!」そして「かっこいい!」という感覚や意識は、暮らしを豊かにし、仕事にチャレンジしてゆく上で大切な要素です。

人間誰もが「楽しい」時間を過ごしたいと思っているのものです。そして、暮らしの中でも仕事場でも、人との関わりに於いて「認められたい」とか「かっこ良くありたい」といった気持ちを持っているものです。

ファッションしかり、ライフスタイルしかり、そしてワークスタイルでも「かっこ良さ」へのこだわりが、セルフプロデュース意識を高め、スマートワーキングを自分自身がデザインできるようになります。

かっこ良く生きる!とは、外見を煌びやかにしたり、社会の最先端トレンドに合わせた行動や振舞いをする事だけではありません。
スマートライフ、つまり、自分自身の心を輝かせる生き方を考えて実践してゆく事でもあります。

私たちは、人生のステージで様々な経験をして生きています。誰もが楽しい時もあれば、辛く悲しい時を経験しています。

仕事もしかり!です。

やり場の無い気持ちを押さえ切れない時もあるでしょう!悔しくて悔しくて、やるせない気持ちになる事もあるでしょう。
かっこ悪い!とか、ぶざま!と自分を追い詰めてはいけません。
心に素直になる生き方は、かっこいい生き方です。

仕事をしていると、

melancholicになる事もあるでしょう!

自暴自棄になる事もあるでしょう!

嫌で嫌で堪らなくなる事もあるでしょう!

なんで自分は駄目なんだろう!
と自分を責める事もあるでしょう

そんな時は、大きく深呼吸して、目を閉じ「心のストレッチ」をしながら"かっこいい自分"をイメージしてみてください。
この『瞑想』により心に「ポジティブ意識」と言う栄養が少しずつゆきわたってくると、段々と気持ちが楽になってきます。

スマートライフ&ワークとは、人生を楽しもう!と思う「心のマネジメント」です。

紅葉の秋🍁
私も週末は軽井沢でFOSC フォーラムで自然浴を満喫してリフレッシュしてきました。

何事にも、前を向いて楽しんでチャレンジしてゆきましょう

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軽井沢フォーラム2日目の朝です!

紅葉🍁も美しく、自然の中での森林浴を楽しんでいます😃👍

自然オフィス構想を進めています。

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今日の夜からFOSC恒例の「軽井沢フォーラム」が始まります。
毎年10月のこの時期に、総務FMプログラムが集い「戦略総務」の研鑽を積みます。

私は、このキャンピング・フォーラムに参加し始めて6年目となります。

今年のテーマは、

『オフィスに森を! 森にオフィスを!』
「自然がもたらす働き方改革」

を考えてみたいと思っています。

参加される方々には、軽井沢の「バイオフィリック・ヴィレッジ」で過ごす二日間、自然で暮らすワクワク感を体感してしてもらいながら、自然の中で働くことの素晴らしさを感じてもらいたいと思っています。

今週の天気予報では、軽井沢の朝の最低気温は1℃!

既に冬の気配が忍び寄っでいますが、凛とした空気を、胸一杯 吸い込む時の心地良さと解放感は最高です。

都会の喧騒を離れて、自然に身を守る任せるひと時は生きること喜びを味わえます。

また、仲間と語り合う濃密なナレッジタイムからは、多くの「気づき」を得る事ができます。

私は、「フォレスト・コ・ワーキング構想」を妄想しています。
軽井沢、八ヶ岳、日光、富士、黒姫、十和田、大山、神山、白浜、伊勢....etc

一見人気の観光地のように見えるかもしれません
が、自然の中でのLivingWork Style を実現してゆく構想です。
1年の中で2-8週間程、自然に触れて働くスタイルです。

いま話題の、組織社会における「心理的安全性」の創造にも資するプログラムであり、「健康経営」の軸に据えてもらいたい!と勝手に考えを巡らせている朝です。

FOSCの活動にご関心のある方はHPをご覧に下さい。


http://www.fosc.jp/

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人間は誰もが歳をとります。

歳をとる意味は、社会での「生くる」を重ね、様々な経験と人生知を蓄積してゆく事でもあります。

一人ひとりの人生経験は、暗黙知として自分の心に留めておくものも沢山ありますが、私は、組織社会で学んだ経験知を社会へ還元してゆく事も、年長者やシニア世代の責任ではないかと思っています。

シリーズ第2回の今日は、組織社会で仕事をして得た「経験の暗黙知」を、次世代並びに広く社会に「伝承」する方法について考えてみたいと思います。

「伝承」とは元々は、伝統的文化遺産を次の世代が引き継ぐこと、または継承されたその内容を意味する言葉ですが、私は人間の持つ「知」「情」「心」などを次世代に伝え送ることも「伝承」と考えています。

「伝承」とは「教える」事ではありません。

年長者が陥る思い違いの一つは、「歳下の連中に教えてやる」といった驕りの意識です。
人間の感受性や能力は、年齢に比例するものではない事を知っておくことが大切です。

さて、伝承の方法論について話しを戻しましょう。
私が試行錯誤しながらたどり着いた「伝承法」は「サブリミナル効果」を応用したものです。

「サブリミナル効果」とは、「意識」と「潜在意識」の境界領域より下に刺激を与えることにより、人が「無意識」のうちに「自覚」する効果、または、人間の潜在意識に無意識のうちに刺激を与えて影響を与える効果!
つまり、潜在意識を呼び起こす効果とも言えます。
簡単に言えば「気づき」!です。

そして、サブリミナル・コミュニケーションとは、相手の無意識や潜在意識に対して、語らずして意識やエネルギーを伝えること。
歌舞伎の「見得」」も語らず伝える技との一つです。海老蔵の「ニラミ」には迫力がありますよね。

私たち人間は、自分自身でが認識している世界は、客観的な世界と正確に対応しているわけではありません。
目に見えるものや、身体が感じる事は、現実とは異なる「脳の中で無意識のうちに再構成された世界」ということもあります。
この再構成の過程が、サブリミナル的な錯覚です。

私は、組織社会人の「意識」や「潜在意識」を心理学的な視点で知る事により、彼らに対し、無意識・無自覚の中で、こちらが伝えたい情報や、望ましい行動を誘発させられるエネルギー伝達方法としての「サブリミナル・コミュニケーション」技法や、ポジティブな心理状態を作り出す「錯覚」技法を「場」つくり術として「伝承」してきました。

それが、このブログを使ったSNS伝承法です。
継続して発信する事、そして、「伝えたい事」を視点を変えながら繰り返し発信する事により、内容に触れてもらった人たちの「心」に、少しずつではありますが、潜在的に「伝えたい事」が伝わってゆきます。

ある時期に、その「事」は、自分ごととして意識されるようになってきます。
「教えられる」のではなく、「気付く」のです。

組織社会では「教育」の意味は、人を「育成」し、「指導」し、“育てる事”と考えられる傾向がありますが、私は、「教育」とは、人間誰もが持っている「考える力」や「感じる力」を引き出す「気付き力」の触媒だと思っています。

サブリミナル効果を応用した「教育」が「サブリミナル・ラーニング」。

学校教育の場でも有用な手法です。
「教え」「教わる」のではなく無意識のうちに気づくラーニング手法!
「育てる」から「育つ」の手法を更に研究してみたいと思います。

-続く-

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組織にはヒエラルキーが存在します。
年長者(先輩)は、後輩世代に対し心のマウンティング意識を持つ傾向があります。

組織に雇用されている社員等の場合、年次が1年違うだけで「お前!」「〇〇さん」の関係が当たり前となり、この関係はその組織に勤めている限り「終身」続くこともあります。

後輩たちと同世代の他社社員や、独立して仕事をされている事業パートナーの人たちにはふつう「お前!」とは言いません。(時々、マウンティングする輩もいますが....)

この意識はどこからくるのでしょうか。
私は日本社会が儒教的意識、つまり年長者を敬い尊ぶ意識が普遍化している「上下意識文化」が組織社会に厳然と存在している風土や年長者の驕りに起因しているように感じます。

年長者の人生経験値は、若い人たちよりも若干多目かもしれませんが、歳の差が人間力差になるものではありません。

組織社会での年長者(上司)は、責任と権限を持って組織運営を行う立場であり、「権力」を振りかざして「部下」を扱き使う立場ではないはずです。
また、「部下を育成する!」との思いが強くなると、強引に「育成」つまり「鍛えてやる!」と「ハラスメント的指導」を始める
管理職もまだまだ多く存在する日本社会。

年長者や上司の立場に居る管理職階層の人々は、そろそろ意識を変えて行かねばならない時代となっています。

このシリーズでは、年長者やシニア世代の管理職階層で仕事をされてきた方々が、自身が組織社会で仕事を通して得た「経験の暗黙知」を、次世代並びに広く社会にさりげなくかつ効果的に伝承する方法「サブリミナル手法」についてお話しししてゆきたいと思います。

-続く-

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昨日から大阪で仕事をしています。

今の季節は、暑過ぎず寒過ぎず....とても過ごしやすい気候です。
夜は「戦略総研」の会合で、知財資産ビジネスモデルの議論に華が咲きました。

様々な領域での活動はとてもワクワクする事も多く、新たな学びも沢山頂きました。

さて、今朝のテーマは「美意識」の感性を磨く意味を考えてみたいと思います。
哲学や美学の視点で難しく考えるのではなく、感じたままの思いです。

私たちは、目に見える「綺麗」なものや「素晴らしい景色」例えば、ロマンチックな夕日や抜けるような青空、一面の花畑や満開の桜...、自然美、女性美、肉体美そして、心脳で感じる情景や人の優しさなどにも「美しさ」を感じます。

あらためて「美しさ」とは!を考えてみると、生きる喜びであり、心の豊かさを醸しだす触媒でもあり、心地を良くする「糧」になる幸福感!と言えるかもしれません。

暮らしの中に「美しさ」を感じることは、「幸せ」を感じる事にも繋がります。

「美の演出」は、人間社会や組織に於いても、大切な「場」つくりの要素だと思います。

美の探求! 美意識の磨き込み!
深い世界ですが、ワクワクするテーマや沢山の学びがある世界です。

皆さんも是非「美しさ」とは! を考えてみてください。
日頃の無意識を目覚めさせると、面白い心の景色が見えてくると思います。

私が今関心を寄せている領域は、森林の美、天空の美、海原の美、暗闇の美といった「自然美」と、人間の創作が生み出す「創造の美」!です。

帰りの新幹線でも「妄想の旅」を楽しめるテーマです。

一つご紹介です!

先日読んだ本で、多くの学びを得た『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
経営における「アート」と「サイエンス」』

山口周氏の書ですが、「美意識」の磨き込みの大切さを解かれています。
まだ、お読みでない方は是非ご一読ください。

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今日から大阪仕事です。
朝の新幹線からの投稿です^_^

人間にとって自然の中で暮らし 働くことが、心身の健康循環を促しWell Being LivingWork Life を楽しむ事が出来る! と、私は考えています。

然し乍ら、日本社会の現実は、都会の限られた自然環境の中で、修練道場的ストレスフルな「仕事」に従事されている人たちが大半なのではないでしょうか。

私自身、利便性の高いアーバンシティの魅力も捨てがたいですし、モダンでスマートなオフィスで働く事は心地良さを感じますが、出来る事なら大自然の中でLivingWork を実践してみたいと常々考えています。

今日テーマは『バイオフィリックシティ&バイオフィリアワークプレイス』!

要は、自然豊かでストレスフリーの都市とワークプレイスの創造!とも言えます。

「そんな事できっこないでしょ⁈ 」と普通思われますよね。
でも、世の中での色々な取組事を知ってみると「へえぇ〜!」の世界があります。

一例がアマゾンが2018/1にシアトルにつくった「The Sheres」です。
まるで植物園のようなオフィスワークプレイスです。
何故、このような投資をしたのでしょうか。

詳しくは、添付のサイトをご覧いただきたいのですが、「バイオフィリック効果」への投資です。

自然の力が人にもたらす「バイオフィリック」で

・働く人たちの幸福度を高められる

・そして、幸福感が仕事のやる気を誘発させて、クリエイティブワークを触発させる

・結果として組織の生産性が向上

との狙いがあります。

「まあ、アマゾンだから出来るんでしょ!こんなものに投資して、投資効果はどう測定出来るのか。結果、いくら儲かるの?」と言いたくなる方も多いのではないでしょうか。

もちろん、アマゾンと同じような投資は日本社会ではなかなか出来ませんが、「バイオフィリア」という自然力の存在を知っておくことが重要です。

都市創りに携わっている方々は、自然環境都市として緑地森林化が、人間の社会にとって不可欠の要素である事を熟知されています。
一方、組織経営者やエグゼクティブマネジメントに従事されている方々は、「緑化」は「コスト」としてみてしまう傾向にあります。

自然の力をオフィスに!
オフィスに自然を!
この意味を考えさせてくれるのがアマゾンの「The Sheres」です。

今週末はFOSCの軽井沢フォーラムが開催されます。テーマの一つが「自然オフィスの創造」!
私から提言させてもらう予定です。

次回はフォレスト・コ・ワーキングヴィレッジ構想についてお話しします。

-続く-

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/amp.review/2018/07/13/biophilia/amp/%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoATgA
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大分肌寒くなってきましたね。
一雨一度の季節!
紅葉を楽しみに季節の移ろいを感じる日曜日です。

今日の一冊は、オカムラ フューチャーワークスタイル戦略部 はたらく未来研究所 フェローの鯨井康志さんの『「はたらく」の未来予測図』です。

鯨井康志さんとは、私がスクウェアエニックスの総務部で仕事をしていた頃からのお付き合いで、日本オフィス学会でもご一緒しています。
同世代のFMフェローとして、多くの学びを頂いています。

帯にある「未来はきっと、仕事は義務から喜びに。」のフレーズは私も同感です😃👍

是非ご一読を!

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『月刊総務オンライン』の[専門家コラム]
7-9月のアクセスランキングで4位にランクインした私のコラムです^_^

ご参考まで!

【総務 / 総務の在り方 / 「場」の作り方】

組織を活性化する「場」作り
-心と環境の接点、そして「感性」の正体を探る-

■「感覚」を理解する
 「心と環境の接点」を考えるには、まずは人間の「感覚」について整理しておく必要があります。

 「感覚」とは、「五感」といわれる視・聴・味・嗅・皮膚感覚や、平衡感覚、運動感覚、そして空腹感などの内臓感覚を指します。それぞれの感覚システムは「刺激」を通じ、複合的に連携して、多様に変化する「環境」に無意識のうちに対処しています。

「刺激」となる事象の具体例としては、以下のものが挙げられます。

・視覚 : 物の形や色合い、人の顔や表情

・聴覚 : 雑音や音楽、会話や自然音

・味覚 : 美味さ(不味さ)、熱い(冷たい)

・嗅覚 : 良い香り、臭い

・触覚 : 硬い、柔らかい

 また、スペースの広さや狭さなども視覚の刺激になる環境要素です。

 これらの「感覚」は人間の生理的な機能により感じるわけですが、さまざまな「感覚」は「知覚」を伴い、結果、心の動きに影響を及ぼす「感性」を育みます。「感性」は創造力を創発させる原動力ともいえるものです。
ですから、人間の「感性」を知ることは、組織においてコミュニケーションを誘発させ、クリエイティブワークを活性化する戦略に不可欠の知識なのです。

■「感性」を理解する
 さて「感性」とは?と、考えてみると、その定義はさまざまです。
ある哲学者は「感性とは感じることの性質もしくは能力」と定義し、また、ある生理学者は「瞬間的あるいは直感的に物事を判断する能力」と定義しています。そして、心理学者は「包括的、直感的に行なわれる心的活動およびその能力」と定義しています。

 これらに共通するのは、感性を「心の働きの一つ、あるいはその能力」として捉えていることです。そして、瞬間的、包括的な判断能力は、知覚にも当てはまるものです。ですから、 感性とは「印象評価を伴う知覚」と位置付けることもできます。

 また、思想家のスーザン・ソンタグは、「知性もまた趣味(感性)の一種、つまり観念についての趣味」と述べています。
感性は「想像力」や「イメージ」といった心の内的な表現にもかかわりますが、外部からの刺激による「知覚」によって、感性の評価を意識することになります。つまり、心地良さ、快さ、おもしろさ、美しさ、などの感覚です。これらの感覚は個人差がありますが、一般法則があるともいわれています。

■「場」作りとの関連性
 組織の中でコミュニケーションを触発し、知力を高める「場」の設計と構築に当たり、働く人たちの「働き心地」を良くする心理的な要素の一つである「快感」に関する「覚醒ポテンシャル理論」を紹介します。

 この理論を提唱している心理学者によると、「人間は単純過ぎるものには快感を覚えないが、複雑すぎるものには不快感を覚え、その中間に快感を最大にする覚醒ポテンシャルが存在する」とのことです。そして、快感を高める変数として、「複雑性」「新奇性」「不明瞭性」「曖昧性」「驚愕性」「不協和性」、そして「変化性」といった"刺激特性"を挙げています。

 これらを「場」作りの要素と読み替えてみると、さまざまなアイデアが浮かんでくるのではないでしょうか。刺激特性をバランスよく「場」の中に散りばめながら、クリエイティブ仕事をしている人の「感性のエッジ」を研ぎ澄ます試みもおもしろいと思います。

 また、行場次朗さん・箱田裕司さん著『新・知性と感性の心理―認知心理学最前線』(福村出版)には、次のような一文があります。
感性研究に求められているものは、...(中略) ...明示されていない情報や暗黙知に基づいて人間が採る適切な措置(たとえは、ヒューリスティック)や、感情・印象をともない、個人差・状況差を含んで行なわれる直感的な感性判断など、人間の多様な情報処理の在り方に目を向けることであり、それらの背後にあるメカニズムの検討を通して、人間の認知のあり方の理解を深め、豊かで暮らしやすい社会のあり方を考えてゆくことにあるだろう。

 総務FMプロフェッショナルが挑戦していくべき、日本を元気にする「場」作りのシナリオには欠かせない学術的知見です。

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