|
ほんで猫のはなしの続きです。
晩ごはんの前頃に娘が帰宅しました。
嫁はんが娘に
「あんた、もうちょっと早よ帰っとったら猫ぎょーさん
来ててんでー。」
「え〜!見たかったなー。」
ほんで晩ごはんのあと僕は娘を連れて夜の探検に
出かけました。今日来てた仔猫たちを見せたろっと
おもたんです。
「この辺におってんで。」と探し始めると直ぐに
娘が見つけました。
縞々猫の仔猫でした。
「居た!」静かに寄って行きましたが
やはりちょこちょこって逃げてしまいました。
「他の子らも居るかもしれんので
ほかを見に行こう。」と別の道へ行きました。
するとまた娘が見つけました。
「居た!」
でもその仔猫はあきらかに今日の仔猫たちとは
別の猫でした。
あまりにも小さすぎるのです。
生後まだ間もない、ほんとの赤ちゃん猫でした。
「この子はさっきの子らとはちゃうわ。もう家に帰ろう。」
と娘を促して家に戻りました。
帰宅してから一時間くらい経ったときに
娘は先ほどの赤ちゃん猫が気になって
もう一度見に行くというので僕も一緒に行きました。
するとまだ同じ場所に居たのです。
「この子のお母さんはどないしたんやろ?」
っていうので
「僕らがここに居ったらお母さんが赤ちゃんに
近づかれへんからもう帰ろう」と娘にいいきかせ
家に戻りました。
それから1時間くらいして、どうしても気になるらしく
娘がまた見に行くと道路の真ん中寄りに出ていたので
自動車に轢かれるとあかんので道の端に寄せてきたと
いうのです。
赤ちゃん猫を見つけてからずいぶん時間が経ちましたが
親猫が来る様子が無く、寂しそうに鳴き続けているので
なんとか保護しようと
娘が嫁はんに相談したのですが、嫁はんは以前飼っていた
猫のヤッタローとチャメタが天国へ行った時の事を
思うと辛くて、もう猫は今の黒猫ピーチで最後にしようと
心に決めていたと言うのです。
深夜まで話し合いました。
長男は自然に生きているやつなんやから
自然に任せなしゃーない。という感じの意見でした。
嫁はんは、うちの家の前に居たのならまだしも
他所の家の前に居た野良猫にそこまでしたらなあかんのか
という感じの意見でした。
僕は嫁に
「一度も見て無いから、いっぺん見て来てみー。」
と言ったのですが
「見てしもたらほっとかれへんようになるから見に
行かへん。だいたいそもそも何で猫なんか
見に行ったん?」
というので
「いや、昼間の仔猫を見に行ったのやけど、
あの赤ちゃん猫は想定外やねん(^^;) 。」
娘はもう泣きながら飼いたいとか飼うのがだめでも
ほっとくわけにはいかない と言うてました。
僕もほっとけばあのまま死んでしまうと思うので
できるなら飼ってあげたいと思いました。
かなり深夜になって結論が出て
赤ちゃん猫を保護し、
里親をさがすようにする。
ということになりました。
少し前に娘の友達が同じように猫を拾って
動物病院に診てもらって、病院に里親を探してもらった
というのでその病院に明日の朝行ってみる事にしたのです。
そうと決まれば善は急げで
赤ちゃんを入れる箱やタオルなど用意し
猫を保護し連れて帰り、
僕はクルマを走らせ猫用のミルクを買ってきました。
でも小さすぎました。
よく見るとおそらく生後一週間ほどで
目も開いていません。
ミルクもそのままでは飲まなかったので
スポイトで何滴か飲ませてみただけでした。
それでも安心したのか
赤ちゃんは箱ですやすやと眠りはじめました。
とにかく朝になって病院へ行かないとあかん。
でもとりあえずこれでひと安心です。
ちいさな命が繋がりました。
|
ねこ
[ リスト | 詳細 ]
|
ほんで病院から帰って来た9/10の午後のお話です。
買いもんへ行こうと玄関の扉をあけると
出た所に仔猫が2匹寝て居ました。
キジ虎の縞々猫でした。
寝て居た子の背中をナデナデすると
驚いて起きて、クルマの下に逃げ込みました。
ステップワゴンの前輪の横に隠れ、
しばらくするとまたそこでくつろぎはじめました。
ネコを追い払うのも気の毒なのでしばらく放置して
1時間くらいしてから再び見に行くと
げげげ!!猫がたくさん増えているではありませんか!!
最初の2匹に加え、母親猫が一匹と、白い子猫が2匹
増えていたのです。そしてみなクルマの下で
リラックスしていました。
もうなんかこれは買い物へ行くなと言う
神の知らせに違いないと思い
買い物は諦めてしまいました。
そしてまたそのままにしておき
だいぶしてからまた見に行くと
げげげ!!さらに縞ネコの仔猫が2匹
増えているでは有りませんか!
全部で7匹も集まっているのです。
うちのクルマの下が安全な場所と思い、
たぶん親猫が運んできたのでしょう。
この子らには心当たりが有りました。
昨夜、会社からの帰り道、近所で
仔猫を2匹見たのです。
その場所がちょうどたまたま今日は工事をしていたので
うちの家に来たのだと思います。
それで日が暮れた頃に見に行くと
もう皆、引き上げたのか
クルマの下には一匹も残っていませんでした。
嫁はんと長男は一緒にそれを見てたのですが
娘は他所の学校の文化祭を見に行っていて
帰って来た時にはもう猫たちは居ませんでした。
娘は猫が特に好きなので残念がっていました。
|
|
信貴山のライトアップを見にいって
「さぁほなぼちぼちいのか」 (さぁそろそろ帰ろうか)
と思って歩いていたら虎の銅像の前で何やら動く気配がしたので
よく見てみると黒猫ちゃんが居るではありませんか。
それもうっとこの猫ととっても似た感じの大きさで
なんとなく風貌も似て居ます。
でもうっとこの猫の方がしっぽは長いなー
なんて考えながらカメラを向けると
逃げる様子もなくその場に居てくれました。
近寄って話しかけるとこちらの方に来てくれたので
更に手を伸ばしてナデナデしてみたら
怖がらずに甘えてくれたので
ぼくも嬉しくなっちゃいました。
虎の銅像を見に来た観光客が
「何か居る。猫や!」といって見ていきました。
↑ 黒猫ちゃん、ばいばい〜また来るね! (*^▽^)ノ
僕はライトアップされた紅葉も良かったですが
それよりもこの黒猫ちゃんを
ナデナデできた事がうれしくて
信貴山までこんな時間に自転車で来て良かったと思いました。
------------------------------------------------------------
↑ ちなみに うっとこの黒猫 ピーチです。
左上に見えてるのはうっとこの娘の足です。
|
|
仕事から帰ったら嫁さんが「ヤッタロー君、あかんかった」
って言って泣いていました。
今年のお正月からずっと調子が悪く
自宅で行う点滴でなんとか今日まで頑張ってきましたが
とうとう天国に逝ってしまいました。
17歳で今年で18年目でした。
今までうちで飼っていた猫はおおむね5年ほどで死んでしまっていたので
それを考えると充分長生きした方だと思います。
嫁さんはずっと猫の介護をしていましたし、
嫁さんにいちばんなついていたので
嫁さんの思いも特別だと思います。
僕も子供たちも泣きましたが
いちばん悲しんでいたのは嫁さんです。
ふたごのチャメタもこれから寂しくなるし
ヤッタロー君と仲の良かった黒猫ピーチも寂しくなるでしょう。
まるで寝ているかの様な死に顔です。
比較的穏やかな最期を迎えることができて
猫の人生の終わり方としてはまだ良かった方と思っています。
今まで頑張ってくれてありがとう。しんどかっただろう。
ヤッタロー君の事はずっとずっと忘れないからね。
今までほんとにありがとう。
天国で安らかに。
|


