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訪問できなくてすみません…。近いうちにゆっくり伺います。

映画「あ行」

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見て面白いと思うものだけ載せています。あなたの感想も是非聞かせてください。レタバレ大ありなので、その点はお気を付けくださいませ…。
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愛をよむひと

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大絶賛の映画ということで、見てみました。

さて困った。それほどでしょうか…。
というか、マイケルとハンナは年齢を超え激しく愛し合った、ということですが、窮地を救ってくれたハンナに
マイケルが興味を持って近づいて行ったところを、彼女に見事に絡めとられた…という構図ではありませんか。
男性は共感を覚えるところがあるのかもしれない…ですね。男性の持つロマン、かな。
ハンナが訪ねてきたマイケルに向って言う「そのつもりで来たんでしょ。」の台詞には、同じく15歳の息子を
持つ母親としては釈然としないものがありますよ。というか、やだわ。
二人ででかけたサイクリング旅行で、食堂の女主人がハンナをマイケルの母親だと思う場面では、思わずギョッ
としてしまいました。

ということで、最初からハンナにムムムと反感を持ってしまったので、最後まで彼女に共感できないのでした。
原作である「朗読者」を読んだ友人によると、本より映画のほうがずっといいとのことでした。
原作のハンナはもっと粗野で無知でそのくせプライドだけは高く、それこそ全く共感できなかったそうです。

共感はできないものの、ケイト・ウィンスレットは確かによかったです。
自分の秘密を守るため重罪もやむなしと決意するところ、何十年振りかで再会した「坊や」の、なんとなく
よそよそしい態度に寂しさを覚えるところ、など。
あと、映像がとても綺麗でした。

永遠のこどもたち

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オープニング、紙をペリペリと剥がしていく子供たちの小さな手が出てきます。
これがこれからこの映画で起きることをよく表しています。
サスベンスにホラーの要素がちりばめられ、鳥肌が立ちっぱなしでした。
でも大音響で驚かしたり、おどろおどろしい場面を多用したりというのではなく、とにかく謎が多く、
それを解き明かしていく過程が怖い、という感じです。
サスペンスですがこの映画の全面に溢れているのはラウラの母としての強い愛情です。

ラウラ(ベレン・ルエダ)は医師の夫と養子の息子シモンとともに海辺の館で障害児の施設を始めるため
に引っ越してきます。その古い館は30年前は孤児院で、かつてラウラも孤児として生活していた場所
でした。引越しも済み、施設の公開パーティーの日、シモンが忽然と姿を消してしまいます。
もともと空想癖が強くこの館に越してきてからは更に空想の友達と遊ぶようになっていたシモンは、
ラウラに友達の部屋を見せたいから一緒に来てくれと頼みます。しかし接客に忙しいラウラは後でね
と突き放してしまいます。その後シモンは行方不明になってしまい、彼の行方を捜すうちにこの孤児院
に秘められた恐ろしい事実がわかってきます。

自分がシモンに付き合ってあげなかったばかりに彼はどこかへ消えてしまった…ラウラの悲しみと後悔、
そして必死に我が子を捜す姿が胸を打ちます。
サスベンスなので多くを語れないのですが、あの時シモンの言うことを聞いてやっていたらこんなこと
にはならなかったのにと悔やまれてなりません。
ラウラは夜寝る前にシモンにピーター・パンの絵本を読み聞かせます。シモンの「僕も大人になるのかな」という暗示的な言葉。そして館に潜む「永遠のこどもたち」はピーター・パンの物語のように、何時までも子供のままの姿でいるのですが、そうなるには悲しい理由があるのです。

物語が進むにつれて説き明かされていく孤児院の謎。
最後まで海辺の館で起きる出来事に引き込まれてしまいます。

上の写真は最後の方の場面で、まるで小さな弟たちにお話を聞かせている幸せなウェンディーのよう
なのですが…。



おくりびと

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ひねくれているので、感動強要型映画を嫌悪していて、この映画もずっと見ようとも思わなかったので
すが、あまり長く公開しているのでついに見てしまいました…。
しかし思っていたより良い映画でした。ムムム。そして見事術中にはまりじわじわ泣いてしまうのでした。ダイナミックな映像は全くないものの、脚本は丁寧で静かながら伝えたいことがしっかり伝わって
きました。
「死ぬことは別れではなく、新たな道へ踏み出す門だ」という火葬場のおじさんの言葉、そう思えれば
気持ちが楽だな。
それにしても、モックンはずいぶんと素晴らしい表情のできる役者になったものです。銭湯のおかみさんが亡くなってその息子である友人に顔を拭くのを促すシーンでの表情。よかったです。
モックンの納棺の手捌きは茶道のお点前をみているように無駄がなく洗練されていて、思わず見とれてしまいました。
が、やはりみんなの評通り広末涼子は残念でした。声が幼すぎ(演出かしら?)映画全体を軽くしてしまっていてなんともがっかりです

気になったことが少し。弦楽器奏者はたいてい結婚指輪を左手にははめず、右手にします。弦を押さえるのに邪魔だから。それと1800万円もする高価な楽器をあんなふうに無造作に机に立て掛けたりしないと思います。倒れてネックが折れたりしたら大変だもの。チェロを弾くのでちょっと気になりました。(でもチェロの監修も入っているんですよね。大きなお世話か、失礼しました。)




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エグザイル/絆

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監督:ジョニー・トー  香港

<ネタバレしてます(^^ゞ>
100%男の世界の映画ですが、う〜ん、この友情いいなぁ…と憧れてしまいます。

中国返還直前の南国情緒溢れるマカオが舞台です。返還直前の混乱期、内部抗争でボスを撃ったために
逃亡生活を送っていたウー(ニック・チョン)が妻子を連れてマカオに戻ってきます。そのウーを守るために
現れた男二人タイ、キャット(フランシス・ン、ロイ・チョン)とボスにウーを始末するよう命じられた男二人ブレイズ、ファット(アンソニー・ウォン、ラム・シュ)。この5人は幼なじみでした。
自分が殺られることは覚悟しているが妻子には財産を残したいと望むウー。
ウーが前のボスに殺されたことで残った4人はウーの仇をとり妻子を守り彼の遺言を真っ当してやるた
めに戦います。
激しい銃撃戦が繰り広げられますが、動き回りやたらに発砲してくるボス側に対し、4人が仁王立ちし
微動だにせず応戦する姿が印象的です。

事前に下調べをしっかりしていったほうがいい映画と何も知らずに見たほうがいい映画とがありますが、これは間違いなく後者です。5人の行く末をはらはらしながら見守る快感。
冒頭お互いの玉数を揃えて、揃った瞬間から三つ巴の激しい銃撃戦が始まりますが、次の場面では撃ち
あっていた5人が箸をカチャカチャならしながら仲良く飲みかつ喰らっていて、どうなっているの?と
思ったりもするのですが。

すでにハリウッドでのリメークが決定しているそうですが、多分またディパーテッドみたいにテーマ
の肝心な部分がすり変わってしまうのでしょう。
この映画は友情と絆は金塊より重し(…か?)なのですが。そしてそのことを確認して私達は満足する
のですが。この繋がりを大切にし友情のためには自己犠牲も厭わないという精神をハリウッドは表現で
きるのかどうか…。

殺されたウーの妻子に逆恨みされながらも彼女達を命を張って守る…。見ている私達も金塊持って逃げ
てしまえばいいじゃないとは思わないのです。だから最後にみんな撃たれて瀕死の状態なのに、ニヤリ
と笑いながら事切れるラストには大いに満足します。
再会を祝して5人と妻子で撮った記念写真、最後に四人でふざけながら撮ったプリクラ。
自分達が確かに存在し生きていたという証は写真の中にしか残らなくても、彼らは充分に満足なので
しょう。せめてあの妻子が船まで無事にたどり着き幸せに暮らせますように。
赤ちゃんの足首についたリンリン鳴る鈴の音が何時までも耳に残ります。

歌舞伎町という場所柄、映画の内容も内容なだけにちょっと緊張気味に出掛けましたが、意外に女性
も多く問題なく楽しんできました。 シネマスクウェアとうきゅうは勾配こそ緩やかで前の人の頭が
心配でしたが、殆ど気にならず椅子も坐り心地がよく狭いながらもなかなかよい映画館だと思いました。



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若さゆえに自分に正直で気真面目すぎたクリス。
あえて過酷なアラスカの地を目指し、大自然の中一人で立ち向かっていった青年の姿を綴った
ジョン・クラカワーの「荒野へ」を俳優ショーン・ベンが監督し映画化した作品です。


両親への不信感から物質的な幸福を拒否し、お金も物も持たずにアラスカを目指すクリス。
両親への反抗心から始めた旅だったが、生きていることを確認する為の旅でもあった。
農場の雇い主、放浪生活を送る中年夫婦、ヒッピーの集うコミューンで出会った少女。
一人暮しの革細工職人のおじいさん。彼らはみなクリスにとても優しい。
革細工の老人には「人を許すことができれば愛せるようになる」と諭されるし、同じように一人息子
の行方がわからないヒッピーの女性は親に連絡を取って欲しいと願う。
そして少女の恋心もクリスを現実社会に引き止める力を持たない。

クリスの物質的なもの以外の幸福を追い求める気持ち、わかります。ここまでストイックに自分を
追い込むことこそないものの、多くの若者が二十歳前には同じように感じていたことがあるのでは。
それを本当に実行してしまったクリスは凄いですが、もはや私も彼の両親の気持ちのほうが理解できる
ようになってしまい、ずっと辛かったです。
どちらかというと男の子のほうがロマンチストなので(女性はどうしても現実的です)息子を持つ親
としては心配なような複雑な気持ちです。

様々な人達の温かい心に触れながらも彼が頑なに信念を曲げなかったのはなぜなのか…若さゆえ、
ということなのでしょうが、哀しいです。
彼が何度も見上げる空には、いつも文明の象徴である飛行機が一機青空の中を飛んでいきます。
でも最後にバスの中から見上げた空には、飛行機は一機も入飛ばずどこまでも抜けるような青空が
続いているばかりです。
クリスの求めた大自然は人がたった一人で生きていくにはあまりにも過酷な環境でした。

唯一の救いは、彼が一人ぼっちで死んでいくときに想像した光景が家族のもとへ帰る場面であった
こと、そして「幸福が現実になるのはそれを分かち合える時だ。」と気付いたことです。
もう遅いのですが…。
是非原作を読んでみようと思いました。




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