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ついに、ブログで問題視してきたフレディマック、ファニーメイの信用不安が表出してきたようです。
WSJ-ファニーメイとフレディマックにも住宅ローン返済遅延の影響
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071119-00000024-dwj-biz
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米連邦抵当金庫(ファニーメイ)(NYSE:FNM)と米連邦住宅金融抵当金庫(フレディマック)(NYSE:FRE)における、住宅ローンのデフォルト(債務不履行)懸念による影響が予想より大きいことが分かってきた。
神経質な投資家は、フレディマックが20日に発表する7−9月期決算で住宅ローンのデフォルトに関連する費用がどの程度かさんでいるかを見極めようとしている。ファニーメイは先週、貸し倒れの算定方法を変更すると発表し、投資家を不安にさせた。
フレディマック株の先週末16日の終値は、前日比1.14ドル(2.72%)安の40.72ドル。ファニーメイは同2.35ドル(5.46%)安の40.69ドルと、この週だけで17%下落、8月の高値69.38ドルからは41%下落している。
調査会社グレアム・フィッシャー(ニューヨーク)のアナリスト、ジョシュア・ロスナー氏は「抵当流れは過去最多、住宅価格の下落幅は(1929年の)大恐慌以来の大きさ」と指摘し、「少なくとも3年間はファニーメイとフレディマックの利益は減少し続ける」と予想している。また「両社ともゆくゆくは、自己資本比率の最低基準を維持するために、増資または保有する住宅ローン債権を圧縮する必要が生じる」と考えている。両社の広報担当者はコメントを避けた。
ファニーメイとフレディマックは主に、基本的な固定金利の住宅ローンを手掛けており、ここ数年は一部の高リスクの住宅ローンを扱っていない。
両社は、住宅ローン債権の購入や住宅ローン担保証券(MBS)の保証を継続しており、ほかの投資家が手控えている分、ここ数カ月はシェアを拡大している。だが住宅価格の下落や住宅販売の落ち込みで、概して安定度が高いとみられている両社のローン利用者もデフォルトを起こすようになってきた。また両社とも、サブプライムローン(信用度の低い借り手への住宅融資)へのエクスポージャーも幾らかある。
両社を合わせた米住宅ローン債権とMBS保証の金額は4兆8000億ドルで、実際の融資残高はその半分弱。
ファニーメイは9日、1−9月の純利益が前年同期の34億6000万ドルから15億1000万ドルに減少したと発表した。デフォルト関連費用や評価損の計上が主な要因だった。
同社の1−9月の貸し倒れ比率は、保有している住宅ローン債権とMBS保証金額の総額2兆8000億ドルの0.04%と、前年同期の0.018%から上昇した。ただ同社は貸し倒れの算定方法を変更し、最近の市場環境の影響による一部の返済遅延については損失が確定していないとして除外することにした。そうした未実現の損失も算入すると、貸し倒れ比率は0.075%(前年同期は0.023%)となる。
ファニーメイの幹部は16日のアナリスト向け電話説明会で、「住宅ローン利用者は返済条件を緩和することで返済を再開するため、未実現の損失の多くは消滅または縮小する」との見方を示した。ただ、そのような好結果となる確率については言及しなかった。
同社幹部はさらに、来年の住宅ローンのデフォルトによる実現損失は住宅ローン債権とMBS保証金額の総額の0.08−0.1%との予想を示した。これは貸し倒れ損失が約22億−28億ドルになると予想していることを意味する。ただ、MBS保証料が急速に上昇しており、貸し倒れ損失を一部相殺しているという。
この2社が住宅ローンの債権化を推し進め、サブプライム問題の本質的原因を作った張本人の一角ですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/daitojimari/25834518.html
個人的な解釈では、この2社が既存発行債権相当額の大量の新株を発行して、米国政府がこの株式を引き受けるのがこの問題の一番の近道であるように思います。
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