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金融保証会社(モノライン)問題
米アンバック・アシュアランスをAAAからAAに格下げ=フィッチ
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT810761320080118?feedType=RSS&feedName=marketsNews
[ニューヨーク 18日 ロイター] フィッチ・レーティングスは18日、米金融保証アンバック・フィナンシャル・グループ(ABK.N: 株価, 企業情報, レポート)傘下のアンバック・アシュアランスの格付けを、最上位の「AAA」から2ノッチ引き下げ「AA」にしたことを明らかにした。アンバック・アシュアランスが資本増強に向けた10億ドルの新株発行計画を撤回したことを理由に挙げた。
アンバック・フィナンシャル・グループの長期債務格付けも「AA」から「A」に3ノッチ引き下げた。声明で「(アンバック・アシュアランスの)2ノッチ引き下げの決定、および見通しを引き続きネガティブとしていることは、同社の業務基盤、ビジネスモデル、戦略的方向性をめぐる著しい不透明性を反映した」とした。
日本政策投資銀行による債務保証会社(モノライン)の詳細な解説
http://www.dbj.go.jp/japanese/download/br_report/ny/86.pdf
簡単に言えば、債権の保証人の信用低下です。
これにより、アンバックが保証している債権の格付けが引き下げられることになります。
この規模は、ライバルのMBIAと合わせると2.4兆ドルともいわれています。
今回の格付け処置により、債券価格の下落と低位債権の投資不適格への転落が発生します。
投資不適格まで引き下げられた場合、年金や政府系機関など安全を重視したファンドは一定期間内に投売りすることを要求されることになります。
また、債権の発行者は新規の資金調達コストが上昇して、財務状態を悪化させます。
これは株の利回りを低下させますので、株価にも影響を与えます。
完全な負のスパイラルに陥っているといってよいでしょう。
1850億ドル相当のCDOを格下げする可能性=ムーディーズ
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-29834620080118
[ニューヨーク 17日 ロイター] 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは17日、2007年に続き、1850億ドル相当の米ストラクチャード・ファイナンス債務担保証券(CDO)を格下げする可能性があることを明らかにした。
同社は07年、過去最高となる760億ドル相当のCDOを格下げした。
CDOの格付けに関するムーディーズの最新月間報告によると、12月には、75件243トランシェにわたり総額233億ドル相当のCDOが格下げされた。
ムーディーズは声明で「2007年の格下げでは、対象となった米ストラクチャード・ファイナンスCDOは、06年と07年に組成されたものが06年以前に組成されたCDOよりはるかに多かった」としている。
7、8月のサブプライム問題発覚、世界的な株価暴落はRMBSやCDOの格付け変更が原因とも言われています。
ベースとなる格付けの下落+保証会社の格付け下落 ということになりますから、損失額は膨大になるでしょう。
また、住宅公社債を担保とする手形であるABCPなどの価格も急落を始めており、最安値を更新しています。
ABX Indices
http://www.markit.com/information/products/abx.html
米国は 株価、債権、為替のトリプル安に見舞われることになるでしょうね。
昨日、米国ブッシュ大統領は、1400億ドルに及ぶ景気刺激策を発表しました。
しかし、市場はまったく反応せず、逆に株価は下落に転じています。
米景気刺激策、GDP1%規模の1400億ドルが必要=大統領
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-29847620080118
DJIA* 12100.52 -58.69 -0.48%
Nasdaq* 2340.02 -6.88 -0.29%
S&P 500* 1325.37 -7.88 -0.59%
NIKKEI MAR08 13595.0 +235
NK YEN MAR08 13570.0 +230
$JPY 106.675
非常に面白いのですが、ダウは下がり日経先物は上がっている。
質への逃避の一環としての日本買いに転調をはじめたということでしょうかね?
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こんにちは。
世界同時株安は未だ継続中ですね。
>非常に面白いのですが、ダウは下がり日経先物は上がっている。
18日の大証の日経先物の終値13890から見れば-330なんですよね。
(17日の米国市場が大きく下げたにもかかわらず18日は日本市場が大きく上がり米国市場が下げたので、日経先物の数字が乱れています)
月曜の日本市場では日経先物-330円程度の悶絶下げスタートになるのは間違いないです。
ただし。
ダウの2日連続の下落にも関わらず日経先物は2日連続の下げにならなかった。そして18日の日経の安値は17日シカゴ終値の13360付近だった。
この2点から、日経は既に13360円を底として確認済みです。
いち早く底が確認されたことは、確かに日本買いの兆しといえます。
マイナス330円スタートからの値動きにいっそうの注目が集まりますね。
一度確認した底を目指すのか、上向くのか。
たとえ日経が前日比マイナスで引けたとしても、始値よりも上なら明るさを伴ったメッセージです。
本邦の金融株の本格上昇を祈願しましょう! 歴史的にも反転はそこからです。
2008/1/19(土) 午前 11:26 [ nan*k*do7 ]
nanakado7様、こんにちは
確かに、昨日の大証から見ると下落ということになりますね。
ここ数日、先物高が寄り付き後の証券市場を主導してきていますからこの継続がみられるかということになるでしょうね。
このあたりで、キャリートレードの弊害でもある米国主導の下げから解き放たれることを望みます。
2008/1/19(土) 午後 1:23 [ 渡邉哲也 ]