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昨日のNY市場ですが、バフェット氏によるモノラインの買収提案により株価は上昇しました。

ダウ平均   12373.41(+133.40 +1.07%)
S&P500    1348.86(+9.73 +0.72%)
ナスダック   2320.04(-0.02 0.00%)

CME日経平均先物 13235(大証終比:+245 +1.89%)

しかし、このモノラインの買収提案はあくまでも地方債などを対象としたものであります。

モノライン社債リスクが上昇−バフェット氏案はサブプライム証券除外
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003003&sid=aX.5JL_YLLKc&refer=jp_stocks
2月12日(ブルームバーグ):12日のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で金融保証会社(モノライン)の米MBIAとアムバック・ファイナンシャル・グループの社債保有リスクが上昇した。米投資家ウォーレン・バフェット氏が地方債8000億ドル(約85兆8200億円)相当の再保証を申し出たが、サブプライム(信用力の低い個人向け)ローン関連証券が除外されていることが注目された。

CMAデータビジョンによると、5年物CDSの買い手はMBIA債1000 万ドルに対し、175万ドルの前払いに加えて年50万ドルの保証料を支払う。前日の前払いは160万ドルだった。アムバックの保証料も前払いが175万ドルと前日の150万ドルから増加した。

バフェット氏は米金融専門局CNBCとのインタビューで、同氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは、モノライン各社が課す保証料金の1.5 倍で再保証を提案しているほか、50億ドルを準備すると述べた。

#バフェット氏の事業は地方債などに引き受けが限定されている為、モノラインの持つCDOやクレジット債など他の債権は対象外であり、逆にモノライン各社にハイリスク債権のみが残存する恐れがある。

地方債などがロールオーバーできずに破綻した場合、米国の実体経済にあたえる影響は計り知れないものがあり、このこと自体は好感できますが、結果的に既存モノライン各社と残存債権にダメージを与える可能性が高いといえるでしょうね。

レバレッジドローン関連損失、米銀・米経済を一段と圧迫の可能性
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-30287120080212
>レバレッジドローン(低格付けの借り手を対象としたローン)に絡んだ損失によって再び
>米銀の評価損計上が相次ぎ、結果として銀行貸し出しが縮小、米経済成長を圧迫する
>リスクが浮上している。

>10日付のゴールドマン・サックスのリポートによると、昨年11月以来、引き受け手のない
>レバレッジドローンについてはほとんど進展がなく、約1480億ドルが売却待ちの状態で、
>そのほとんどを大手の銀行や証券会社が抱えている。

>バンク・オブ・アメリカの分析では、第1・四半期にレバレッジドローン関連で最も多額の
>評価損を被る可能性が高いのはシティグループとゴールドマン・サックスという。

米国の債権全般(特に金融機関間で流通しており市場で流通していないレベル3債権)が、完全に流動性
を失い、急速に無価値化している状況であると思います。
複雑な債権化とこれによるリバレッジ効果で膨らましてきた流動性は完全に失われることが予測されます。

UPDATE1: 米GMの第4四半期決算は赤字転落、北米市場低迷などが響く
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities/idJPnJT812047720080212
GMの4兆円を超える巨額赤字の件は、3Qで報道済みであり市場は織り込み済みですが、今回のリストラの
行方が気にかかるところです。

米企業の業績悪化深刻、20%減益・昨年10-12月、サブプライム響く
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080212AT2M0901712022008.html
>信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の影響で景気が一段と低迷、金融機関だけでなく個人消費関連など幅広い業種の業績が悪化している。

金融機関から消費関連に不況の波が波及、株価、債券、不動産価格の下落で不況が富裕層にも波及を始めたという証明でもあると思います。
活発な内需で支えられてきた米国景気が、根底から覆されることになると思われます。

このところのドル安により、製造業など輸出関連に関しては追い風になるはずなのですが 国内産業の空洞化が進み、内需に変わる雇用創出が出来ない状況であると思います。

これは非常に大きな問題であり、膨大な失業者増加を招き、これが自動車ローンやクレジット債権などのデフォルトリスクを引き上げる結果になるでしょう。

金融セクターの不調が実体経済に影響を与え、実体経済の悪化が債権価格など金融セクターに負の影響を与えるという負のスパイラルに入り込んだといえるでしょう。

さて、今日から注目の上海市場が始まります。
旧正月に合わせた長期間の休場明けの相場がどうなるのか?ここに注目が集まる形になると思います。


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