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さて、昨日のNYの結果から

NY株式20日(終値)
ダウ平均   12427.26(+90.04 +0.72%)
S&P500    1360.03(+11.25 +0.83%)
ナスダック   2327.10(+20.90 +0.90%)

CME日経平均先物 13480(大証終比:+180 +1.34%)


昨日のアジア市場は、KKRの償還延期や銀行の損失拡大の報を受けて弱い動きとなりました。
それを受ける形の欧州も全体的に動きは弱く下げる展開に、、、

さて、昨日の気になるニュースから

クレディ?アグリコル:モノライン絡みで追加評価損計上か−FT(2)
2月20日(ブルームバーグ):英紙フィナンシャル?タイムズ(FT、オンライン版)は20日、仏大手銀行クレディ?アグリコルが3月5日の決算発表で6億5000万−9億ユーロ(約1030億−1430億円)の評価損を発表する可能性があると報じた。公表済みの25億ユーロと合わせると、米サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)に絡んだ評価損としては同国最大規模となるという。

同紙によれば、クレディ?アグリコルは19日、コメントを控えたが、同行の投資銀行部門カリヨンは、米格付け会社ムーディーズ?インベスターズ?サービスが先週格下げした米金融保証会社(モノライン)のFGICに関連したエクスポージャーで損失を被ったもよう。

 クレディ?アグリコルは昨年12月、税引き前で25億ユーロの評価損を発表。 保有する債務担保証券(CDO)の金融保証を受けていたモノラインの格下げが理由の1つだった。フランス同業のソシエテ?ジェネラルはこれまでサブプライムローン関連で26億ユーロの損失を発表しているが、クレディ?アグリコルで追加評価損が発生すれば、これを上回る規模になるという。

フランスの銀行最大手BNPパリバはこれまでに5億8900万ユーロの評価損を公表している。

この記事に関する過去の報道です。
米金融保証FGICへの支援策めぐり、銀行団が初期段階の協議=WSJ
 [ニューヨーク 5日 ロイター] 米金融保証会社フィナンシャル?ギャランティ?インシュアランス?カンパニー(FGIC)に対する支援策をめぐり、銀行団が初期段階の協議を行っている。ウォールストリート?ジャーナル(WSJ)電子版が5日、関係者の話として報じた。
 FGICの株主は、ブラックストーングループ、サイプレスグループ、PMIグループ、ゼネラル?エレクトリック(GE)などで、出資比率は、ブラックストーンとサイプレスがそれぞれ23%、PMIが42%、GEが5%、としている。
 支援計画は仏銀クレディ?アグリコール傘下の投資銀行カリヨンが中心となって進めているという。カリヨン広報からのコメントは得られていない。計画は初期段階で実現しない可能性もあるとしている。

まぁ、NY保険当局が提案する地方債とそれ以外の分割救済に同意した時点で運命は決まっていましたが
クレディ?アグリコルはFGICの保証内容等を評価した上で、今切り捨てたほうが被害が少ないと判断したのでしょう。
また、今回の評価損発表で他の金融機関も債権評価の見直しを求められることになるでしょうね。
予定項ではありますが、これは新たな損失拡大を確定させた事例となるでしょう。
また、FGICは非上場企業ですが、FGICの株主も出資部分の評価見直しを要求されるでしょう。

 
KKRファイナンシャル:CP償還を再度延期、債務再編協議開始-FT
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=a77qGT7EnJHU&refer=jp_japan
2月20日(ブルームバーグ):英紙フィナンシャル?タイムズ(FT、オンライン版)は20日、米投資会社コールバーグ?クラビス?ロバーツ(KKR)傘下の特殊金融会社で株式上場しているKKRファイナンシャル?ホールディングスが、数十億ドル規模のコマーシャルペーパー(CP)の償還を再度延期するとともに、債権者との間で債務再編に関し新たな協議を開始したと報じた。
 FTによれば、KKRファイナンシャルは19日提出の資料で、同社が債権者と協議を始め、15日が期限となっていた巨額の債務の償還を見送ったことを明らかにした。
 FTは、KKRファイナンシャルがCP市場で資金を借り入れ、「オルトA」と呼ばれる信用度の高いプライムと低いサブプライムの中間に位置付けられる住宅ローン関連証券を中心に投資していたと伝えている。

これも予想済みではありますが、不動産価格下落の影響がサブプライムから上位のオルトAに波及したということですね。さらに今後商用不動産ローンにも波及することになるでしょう。
不動産価格<ローン残債 の構図ですから、ノンリコースローンの解約は進むでしょう。
これは、不動産価格の更なる下落を呼び込み、不動産を裏づけとする債権とその派生債権の価格を崩壊させるでしょう。
また、KKRはLBOを得意とする投資会社ですから、不調を極めるLBO市場にも負の影響を与えることになると思います。

再送:独の州立銀行は危機的状況=NRW州首相
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT810740220080220

米週間住宅ローン申請指数は前週比‐22.6%、金利上昇で=抵当銀行協会
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT810740420080220

UPDATE1: 1月米CPIは前月比+0.4%、食品価格の伸びが寄与
http://jp.reuters.com/article/economicNews/idJPnJT810754020080220

物価上昇率がFRBの誘導目標を大幅に上回ったことで、次回のFOMCでの大幅な利下げ観測が後退したといえますね。また、これを切っ掛けにドルが買い戻されています。

利下げ→ドル希薄化→ドル安→インフレリスク上昇ですから、利下げのマージンが失われたといってよいですね。
利下げとそれに伴う膨大な資金供給による信用収縮解消には限界が近づいたといえますね。


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