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昨日の市場は、NY終了後発表されたAIGの決算悪化も影響し、アジアは日経を中心にずるずると落とす展開、欧州は上げて始まるも最終的には前日レベル、NYはAIGの決算により金融不安が再燃、ウォルマートが慎重な見通しを出したことで個人消費への疑念が生まれ、大きく下げる展開で終わった。

米AIG4−6月期:評価損で3期連続の赤字−時間外で株8.2%安
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=ahAAgsvCObmg
 8月6日(ブルームバーグ):資産ベースで世界最大の保険会社、米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が6日発表した2008年4−6月(第2四半期)決算は、米住宅不況関連の評価損が利益を相殺し、3四半期連続の赤字となった。AIG株はニューヨーク市場の時間外取引で8.2%下落している。
 発表資料によると、純損益は53億6000万ドル(1株当たり2.06ドル)の赤字。前年同期は42億8000万ドル(同1.64ドル)の黒字だった。一部の投資の評価額見直しに伴う影響を除いた損益は13億2000万ドル(同0.51ドル)の赤字で、1株当たり損益は、ブルームバーグがアナリスト19人を対象に実施した調査での予想平均の0.77ドルの黒字を1.28ドル下回った。
 AIGは売却したクレジット・デフォルトスワップ(CDS)の評価損として税引き前ベースで55億6000万ドル、その他の評価損として同60億8000 万ドルを計上した。 以下略

世界的な信用収縮と資源インフレや景気悪化によるデフォルト係数の上昇に伴い、CDSの損失が拡大、AIGの財務と信用を大きく毀損する結果となっている。世界経済の動向が改善されない限り、この傾向は継続する物と思われ、更なる損失拡大と信用悪化を招くであろう。また、自己の信用悪化と格下げにより資金調達コストも上昇しており、これがより一層AIGを苦しめる結果となりそうだ。

なぜか日本ではほとんど報道されないが、外資の保険会社に対する安全神話は崩壊している。


独アリアンツ4−6月期:29%減益−傘下ドレスナー銀の損失響く
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=az.fodKYaAis

仏アクサ1−6月期:32%減益−貯蓄商品の不振と投資評価損響く
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=auoieTvIASag

英バークレイズの1−6月:34%減益−評価損、予想上回る
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=agsGXeT0.nNs

トリシェECB総裁:ユーロ圏には依然インフレ上振れリスク-会見

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aK0U8qKbbXAk
8月7日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は7日、金融政策決定後の記者会見で、ユーロ圏の金融政策やインフレ、経済成長について、以下のようにコメントした。
 ECBは政策金利を4.25%で据え置いた。
◎成長へのリスクについて  「ECBはリスクを認識し、そのリスクが現実となりつつあることを確認した」  「4−6月(第2四半期)と7−9月(第3四半期)が厳しいだろうことは織り込み済みだ」  「落ち込みの確認につながる兆候もみられる」  「原油高が景気に負担となっている」  「銀行の貸し出し調査によれば与信も厳しくなっている」 以下略


欧州企業のデフォルト率は最大6−7%に上昇へ−信用収縮の影響で
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a1id6BfSjtBw
 8月7日(ブルームバーグ):米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンの関連損失を発端とする世界的な信用収縮発生から1年を経て、欧州企業のデフォルト(債務不履行)率は上昇し始めている。
 ドレスナー・クラインオートによると、企業のデフォルト率は向こう1年で最大6−7%と、6月の10倍に達する可能性がある。ムーディーズ・インベスターズ・サービスがまとめたデータでは、これは2003年7月以来の高水準で、既に減速している景気をさらに圧迫するとみられる。
 MCRコーポレート・リストラクチャリングのマネジングパートナー、アンディ・ストーンマン氏は「1年前なら借り換えをしていた企業が、今ではそれができなくなっている」と指摘した。 以下略

UBS:世界の09年成長率予想を下方修正−リセションに近づく
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=amFDLksvKhdQ
 8月7日(ブルームバーグ):スイスの銀行大手UBSは、2009年の世界経済成長率見通しを下方修正した。米国の景気減速に伴い、世界経済がリセッション(景気後退)に近づいているという。
 チーフエコノミストのラリー・ハサウェー氏は6日付のリポートで、世界の経済成長率は来年2.9%にとどまるとし、従来予想の3.1%から引き下げた。

【今日のチャート】タンカーレート上昇か−石油会社は「パニック」に
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aaGVFIJYyqTw
船主の要望によりタンカーの運航速度が低下している。これは原油の使用量にかげりが見えてきた証拠といえるかもしれない。資源インフレによる原油価格の上昇は使用量低下という結果をもたらしている。

PIMCOグロス氏:米財務省はファニーとフレディに資本注入の公算
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aPQgNjSYHf4U
8月6日(ブルームバーグ):債券ファンド運用最大手の米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の投資責任者、ビル・グロス氏は6日、住宅金融大手ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の資本増強支援で、米財務省が両公社の優先株最大300億ドル(約3兆3000億円)相当を購入せざるを得なくなるとの見通しを示した。 以下略

オルトAと大口ローン担保のMBSが7月に値下がり−ドイツ銀行
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aGiy4aZ9uZcQ
GSE問題の発生により、上位債を含む住宅債券全般の大幅な価格下落が発生した模様、今後、より一層の評価損拡大が見込まれることになる。

米シティ:ARS195億ドルの流動化で和解、75億ドルを買い戻しへ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a17MfV7ZgZ04
UBSに次ぎシティのARSの流動化支援と買い戻しで合意した模様、今後の損失拡大は必須であり注意が必要である。

米失業保険申請:45.5万件に増加、6年ぶり高水準-4週平均も増加
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=ajtmWQY4qdiI
ついに実体経済の悪化が表面化してきた模様、減税小切手や景気浮揚策の効果も打ち消されてきた可能性が高いといえよう。


6月の米消費者信用残高:143億ドル増加、11月以来の高い伸び
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aF1zWUMMA8Ag
8月7日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)が7日に発表した6月の消費者信用残高は前月比143億ドル増加し、2兆5900億ドルとなった。増加幅は昨年11月以降で最大。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値は63億ドルの増加だった。5月は前月比81億ドル増と、速報値の78億ドル増から修正された。
 6月の消費者信用残高の内訳をみると、クレジットカードを中心とした回転信用は前月比55億ドル増加。自動車・移動住宅・教育向け非回転信用は88 億ドル増加した。

クレジット残高が急激な伸びを示している、これは収入減少をクレジットで補っている状況を指し示すものであるだろう。しかし、与信枠には限界があり、限界に達した時、個人のデフォルトが急増することになる。内需で支えられてきた米国経済であるが、その前提である不動産価格の上昇が止まったことで大きな闇を抱えている状況と言うことであろう。

6月の米中古住宅成約指数:前月比5.3%上昇、予想は1.0%低下
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a6Pz6O_cC3n0
住宅価格の下落で、消費者に購買意欲が戻ってきた様子である。しかし、差し押さえ件数などを見る限り今後、在庫は増大する物と思われ、底はまだまだ先であるように思われる。日本のバブルのようにこれが新たな損失を発生させないことを祈るばかりである。

7月の英住宅価格:前年比8.8%低下、25年で最大の下落−HBOS
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aduQGhYIJgYI
英国の不動産価格の下落速度は非常に速い物となっている、当然、損失の拡大も同様に進んでいる物と思われ、これが英国の経済に大きな影響を与える物と思われる。

取り逃していた一昨日の記事ですが、非常に面白いです。
米自動車大手3社、確率95%超でいずれかがデフォルトか-CDS分析
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003003&sid=a56ihv10P.X4&refer=jp_stocks

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広告料という名目で銭をもらって、外資系保険会社の財務内容の
悪化に口をつぐむマスゴミ。やはりこういう話は外電にあたらな
いと。トルコのパイプライン再開のめどの話です。
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/JAPAN-331535.html?C=S

今日は、支那での五輪開幕を祝うかのように、南オセチアでの
衝突再燃。
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-080808X668.html

日々悪化する欧米経済の実態といい、実に祝福されてる五輪ですねw

(追伸)オージーの利下げの話。
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/JAPAN-331545.html

2008/8/8(金) 午後 9:10 [ 七資産 ]

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失業とクレジット残高が増加し、中古住宅の販売が上昇するという不思議さ。自動車大手3社の破綻確率が、95%を超えると言う状態はひどい。ヨーロッパ経済のダウンリスクが、まさに追い打ちを懸けるように、重なりつつあるように見える。
イラン空爆はどこえやら、南オセチアで戦闘開始ですって。火種はそこいら中に広がっているんですね。日本一国平和主義も考えなければ。核兵器開発も検討する時期かも。食糧自給の問題もあるしな。暑い夏だ。

2008/8/10(日) 午前 6:32 [ hiroyan ]

七資産様
AIGの件、メディアはほとんど報じませんね。あれだけ持ち上げていましたから、今さら、、、、というものあるでしょうがw
資源価格高騰により、国家間の対立と国内政情不安が大きくなってきましたね。

hiroyan様、アメリカの消費者は強いですね。
移民の地ということもあり、借金や破産に対する抵抗感が少ない事もあるのでしょうね。
日本だと、破産者はなかなかその地に留まれませんから、、、

2008/8/10(日) 午前 6:45 [ 渡邉哲也 ]


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