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三橋貴明氏と私の共著作品『完全にヤバイ!韓国経済』、
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韓国紙でも取り上げられました。
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お陰様で、欧州経済本の執筆も『大枠』が完成しました。
ブログの読者様に、今回の執筆を通じて、私が感じた雑文を2つ公開いたします。
■先進国が陥った成熟の罠
現在の世界経済は、『消費』を基本とした経済である。経済の発展とは『消費の拡大』なのである。しかし、文化が成熟することで消費意欲は減退し発展が抑制される。特に『戦争という名の破壊』が行われなくなったことで、先進国に於いて、この傾向は顕著化している。これは消費を減退させ、『消費を基本とした』経済の発展を妨げるのである。
米国は、消費をニューカマーなどの低所得者層に求め、サブプライムを売り、それを世界にばらまいた。日本は、秩序を求め『失われた10年』を受け入れ、低成長に甘んじたのである。そして、欧州は、域内の未発展国にそれを求め、投資収益での経済発展を目指したのであった。
それが、欧米が求めた『新自由主義』であり『グローバリスム』の真実なのだろう。
しかし、『消費経済』は『資源限界がない』と言う前提でしか成り立たず、第二次世界大戦後の『インフレなき拡大経済』は終わりを告げた。低所得者の消費拡大により、『資源インフレ』が発生し、世界の資源に限界が訪れたのである。
『パイ』の限界が見えてくれば、資源の奪い合いがはじまる。先進国にとっての新興国投資は投資収益を得るための手段であり、何もボランティアで行っているわけではない。新興国の発展が自国の不利益となったのである。
そこで、『グローバリスム』を捨て、『世界秩序』という『規制社会』に転向しようとしているのだ。
『「秩序」という言葉を「支配」という言葉に置き換えると、「事実」が見えてくる。』これは私の恩師の言葉である。
すでに、「支配を巡る争い」は始まっている。今日は終戦記念日、第二次世界大戦と同じ結末を迎えないことを願うばかりである。
■メディアの責任
私は、これまでの執筆も、たぶんこれからの執筆も提示するソースとして、『日本のメディア記事を使わない』であろう。
本当のことを言えば、『使わない』のではなく『使えない』のである。なぜなら、日本のメディアソースは、ほとんどが『早い物では数時間、長くても数週間』で消されてしまうのである。また、都合が悪くなれば、それはあっという間に修正される。これでは使いたくても、使えないのだ。
欧米メディアの場合、それぞれの出典や一次ソースが明示され、それぞれの記事にその確認先が明記されている。そして、その記事が消されることはない。
経済とは『歴史の積み重ね』であり、『判断や解釈の失敗』もその一部なのである。過去を検証しない限り、『未来予測』などできはしないのである。
そして、その多くの記事は海外からの貰い記事であり、その記事の内容の検証すらなされない状況である。これではニュースソースとしての『存在価値などない』のである。
うちの祖父は、新聞を斜め読みしながら『新聞を読むと馬鹿になる』『新聞に書いてあることの逆が正解だ』と幼い私に教えた物である。
今の新聞にはその価値すらもないように感じるのは私だけだろうか?
日本の新聞記者達は、インターネットを否定し、『新聞記事は我々が足で稼いだ物』であるという。
しかし、経済記事に関しては『一次ソース』が公開され、『海外の通信社』のソースがいつでも読める状況である。もうすでに、我々一般人が『新聞記者』と同じ立場に立っているのだ。
新聞が残る為には、『それ以上の分析力』が必要となる。そして、それが出来る人材がいるのだろうか?
それが出来なければ、新聞には未来がない。そして、それが出来ていれば今の現状はないだろう。
※注、MSN産経ニュースは、記事が長期間掲載されています。
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>日本のメディアソースは、ほとんどが『早い物では数時間、長くても数週間』で消されてしまうのである。また、都合が悪くなれば、それはあっという間に修正される。これでは使いたくても、使えないのだ。<
これ、本当なのか?
これが日本のメディアの現実とはしらなんだ。
知識媒体が責任持たない状況とはトホホ・・・
どうなってるんだ我が日本は・・・・orz
本当なら、
もう新聞はよまん!
しテレビニュースは信用しない!
2009/8/15(土) 午後 11:09 [ あ ]
戸締役様、全く同意です。私も新聞は疑って読む様に、中学の時に先生から教わりました。
…というか、もし新聞記事で飽き足りなくなったら専門誌を読みまくる訳で…昔っから新聞で役立つ記事はテレビ欄と天気予報欄とお悔やみ欄だと揶揄されて来ましたからね。
まあ、大手メディアの倒産が起きるのも時間の問題ではありますが、日本のメディアは、正直な所『ああ勘違い』としか言いようがありませんな…。
さて、代表戸締役次回作は『本当はヤバイ!日本メディア』…だったら大笑いだなぁ…(ちょww気が早いって!)
2009/8/15(土) 午後 11:36 [ やまちゃん ]
ごもっともです。メディアはソースになりません。。。残念ながら。史料価値にしても二次・三次資料程度のものでしか。。。これから大学生は何をソースにして論文を書けばいいのか。
2009/8/15(土) 午後 11:58 [ 古の碧き泉より ]
戸締様のブログを読むようになって、日本のマスコミは読まなくても結構行けるんだなと思うようになりましたw
2009/8/15(土) 午後 11:58 [ こう ]
古の碧き泉様
Q.論文書く時のソース?
A.自分で作れ。
…と言うのは半分冗談ですが、論文のテーマによっちゃそうなります。ま、それも含めてが研究ですが。
最近では『社会調査士』なる一般社団法人社会調査協会認定資格もある位で、『一次資料』の価値は今まで以上に高くなるものと思われます。
まあ、それは=マスコミの地位低下に拍車を掛けるんでね。
マスコミ志望の大学生なら挑戦してみる価値はあると思います。
2009/8/16(日) 午前 0:23 [ やまちゃん ]
日本の新聞とオンラインサイトに資料的価値がないのは同意します。致命的なのは、勝手に誤報や捏造報道を修正したり消したりすることでしょう。これは紙の時代からそうで、朝日が縮刷版でやってきたのが有名かと。ようは、体質です。ちなみに、"朝日 縮刷版 書き換え"でグーグル先生あたりに聞けば、いろいろでてきます。
私は産経と聖教と赤旗を愛読する子供でしたが、メディア耐性をつけるには、よい訓練になったと思っています。大人になってIHT と FTを読むようになり、あまりの日本人に対する偏見に怒り心頭に発し、以来、投稿癖が直りません。
米国もそうですが、日本でも各省庁や官邸がWebで情報を発信しているので、そちらを頼るほうが、日本のメディアを読むよりは、マシかもしれません。
2009/8/16(日) 午前 1:04 [ equus ]
経済記事だけでなく足で稼いだ記事だってロクなもんじゃないですしね。。
偏狭な観念、特異な世界観に囚われているから
「開放された市民の報復を恐れたベトナム搾取層が莫大な財産を抱えて
難民として大量に流れてきた」だの、
「改革を求めて自ら立ち上がった中国人民の自立性がうらやましい」
だのと言った蒙昧な記事が並ぶのだと思います。
書いた人の世界観がそうだから何を見てもその測度に沿ったものにしかならない。
足で稼いだのがあーで経済記事がこーだから信頼できるのなんて本当に・・
おっと、日付間違った新聞もあったなw
稲垣武著「悪魔祓いの戦後史」
日本のマスメディア、進歩的文化人のトンチキ発言の数々を
後知恵によって滅多切りにした名著だと思います。
かなりの破壊力ですので、まだ読まれてない方はぜひ御一読を。
2009/8/16(日) 午前 2:35 [ 見物人 ]
代表戸締役さんの単独の著書、心待ちにしております。
新聞は、本紙の部数激減がなければと思い始めて、数十年、という感じです。ごくたまに眺めては、記者のレベルも落ちてきているのではないか、とは感じます。
2009/8/16(日) 午前 5:02 [ その他 ]
代表取締役様
欧州経済本、楽しみに待ってます。
私も取締役様のブログからソースをいただき、自分で分析するように心がけています。
そのため、既存のメディアは信用しなくなりましたw
2009/8/16(日) 午前 9:37 [ 鉄人4号 ]
今回の「雑文」、まさに同感です。
私は「新聞を疑え」とは言われませんでしたが、「自分で考えろ」とは言われてきました。マスコミの報道にしても、「自分で考える」という癖をつけるだけで随分と見方が変わってくるものだと思っております。
>先進国が陥った成熟の罠
「消費社会」というものへの解の一つがグローバリズムであったというのは「なるほど」ですね。視点の一つとして、しつくり「腹落ち」いたしました。
やまちゃん様
>Q.論文書く時のソース?
>A.自分で作れ。
それを本当にやったのが、彼のアインシュタインの「相対論」の論文だったみたいですね(笑)「独創的」かつ「単独発見」だっただけに、自分自身の論文以外に引用のしようが無かったのでしょうね(^-^)
余談でございました・・・
2009/8/16(日) 午後 1:00 [ mol*e*3333 ]
今回の、いろいろと「深い」ですね。
この前の党首討論の件といい、今更ながらですが、テレビ等のメディアが「終わった」ことを感じさせられます。
存在価値がまったく無い。それは当然、商品価値ゼロを意味するわけで。
2009/8/16(日) 午後 1:33 [ Percomboy ]
これから戸締先生がお出しになられる本の前書きか後書きにあると
味わいがより深まる文章ですねぇ。
それにしても日本のマスゴミはねぇ。自ら「足で稼いだ」もの
ですら都合が悪ければ「なし」にしてしまう訳ですから、とても
事実を大事にしてるなどとはいえませんし、そのような組織の
中から分析力がある人物が出てくるはずもありますまい。
というよりもその『特ダネ主義』から分析などという発想など
出てこようがありますまい。
獅子奮迅中の赤字神様がおっしゃるとおり「ネットへのシフト」
はもはや時代の流れでしょうね。
2009/8/16(日) 午後 4:04 [ 七資産 ]
こんにちは。
今日の代表様のお話は奥が深いです。私も代表様のブログに出会えて目が覚めました。新聞・テレビを信ずるしかなく、半信半疑で世の中を見てました。ですから今とっても楽しいです。記事の中で紹介されるブログや資料を読んだりすることも以前にはなかったことです。今後の情報流通の姿がどうなるのかは分かりませんが、大きな流れの中に生きてるんだなあと感慨深いモノがあります。新聞・テレビは余った時間に見てます。
2009/8/16(日) 午後 4:37 [ hiroyan ]
皆様こんばんは。
molder3333様、理系の実験系や、文系の社会調査系の論文は、アインシュタイン程じゃなくとも、そんな感じですよ。
まあ、『仮説の証明』の為の数値データは、一から作らないと…他の人のデータの単なる後追いは、基本的には評価されませんから。
世論調査に疑問が常に持たれているのは、そもそもが、正式な意味での社会調査になって無いんで。
あれはただの『その時の傾向のアンケート』です。
だから、世論調査の結果を使って論文書いたら、まず厳しい教授なら撥ねます。そもそも、あれは一次資料になりません。
私の大学の社会学系の教授は皆そう公言してました。
ちなみに社会調査法に関しては、有斐閣からそのものズバリの本が出てます。
又放送大学のテキストにも社会調査法があります(こちらの方が柔らかいと思う)。
ちなみに戸締役様の今回の本は、割と正式な学術論文のスタイルを応用して書いているので、もし間違いがあれば今頃誰かが指摘しているし、その場合、当然根拠となる論文や一次資料、調査データが一緒に提示されます。
それがない(殊にかの国から)、と言う事は……
2009/8/16(日) 午後 10:39 [ やまちゃん ]