米国の商用不動産、ピークから40%ほど価格が下がってしまいました。Lehman Brothersの中の人、市場価格が上昇局面にあったときの価格評価システム Cap * 105では、流石にまずいと思ったようで、IRRという市場情報を織り込んだシステムに移行しようとしておったようです。問題は、その移行が遅れていたことと、IRR自体の価格評価基準が大甘だったこと。破綻レポートを書いた人は、そこに会社として意図的なものがあったと考えています。
大学からwhite paperがでていて、割と面白い。
http://www.levy.org/download.aspx?file=wp_587.pdf&pubid=1231
この page 16に、Notional Value of Derivatives of 3 Largest Banks (% of Assets)と題した表があります。元データは、FDICのSDIデータベース。2007年から2009年6月にかけて、JPMorgan Chaseがドーンと減らしているのに対して、Bank of AmericaとCitiが逆に増やしているのが目を引きます。
最新のNYTimesのコラムです。
http://www.nytimes.com/2010/03/15/opinion/15krugman.html
The Peterson Institute for International Economicsの見積りでは、RMBは20%から40%過小評価されているので、25%ほどの輸入関税をかけることも視野に入れて交渉すべきと。支那が報復で米国債の投げ売りをやれば、USDが安くなって米国の輸出産業の競争力が高まる一方、米国債の価格が下がって支那が大損するので、米国にとって、なーんの問題もないと。
Fed から"INDUSTRIAL PRODUCTION AND CAPACITY UTILIZATION"が出ています。
http://www.federalreserve.gov/releases/G17/Current/g17.pdf
コンピュータとか半導体とか、設備投資が堅調で、悪くない数字。
Peter TaskerさんがFTに書いています。
http://www.ft.com/cms/s/0/8c72d612-3025-11df-8734-00144feabdc0,s01=1.html
エッセイの最後で、「将来、日本国債の利回りが上昇し始めたとき、そのときこそ、日本経済が健康を取り戻す旅路についたときである」と。
質問なんですが、人民元が切り上がったら、なぜ短期資金が逃げて行くのでしょうか?継続的に小幅に切り上げて行くのではないかと予想してますが、そうであればむしろ海外資金は集まって来るのではないでしょうか。
2010/3/15(月) 午前 9:10 [ shu*a ]
お久しぶりです。
面白そうなものを見つけたのでご報告を。
netアグリ市況
https://www.agrishikyo.jp/
4月1日開始で現在デモ画面でテスト中。
以降は会員登録が必要とのこと。(ぶっちゃけ日本農業新聞を購読しろということ)
要は日経平均株価に対抗して青果の平均価格を「日農平均価格」、日農市況指数「NOPIX」の2つを新たな全国指標にする試み。
2010/3/15(月) 午前 10:00 [ Antithesis ]
Moody'sさん、米国とUKがAAA格付けを失うかもしれないと。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=a0a8xAghPS8I
UKに関しては、去年の春頃、CDS implied ratingでAAAを失っていますので、いまさらなんですが、米国からAAAを剥奪する勇気がMoody'sにあるかどうか。
2010/3/15(月) 午前 11:21 [ equus ]
皆様こんばんわー
shu*a様
切り上げれば切り上げるだけ、中国の輸出競争力が弱まるからではないでしょうかね?相対的に強くなる諸外国へ資金も流れやすくなるでしょうし。
2010/3/15(月) 午後 8:18 [ 某氏の中の人 ]
戸締役様、皆様こんばんは〜弟鳩離党とか。何を今更感が。まあ、これで麻生さん安部さん離党…となればインパクト大だろうけど。
ンマ、それはともかく、中国人民元切り上げ…かあ。
支那バブル崩壊となれば、国内政情は確実に厳しくなるので、通貨切り上げによる不況は避けたい所だろう。
日本は実力でねじ伏せた形になったが、支那の産業界にそれが出来るのだろうか?
最近は日本と支那とで、知的財産権に対する保護に関する覚書を交換したりしてるが、これなんか、マトモにやっちゃ圧倒的に支那の方が不利じゃん。
なんか支那がジワジワ首を絞められているような気がしなくもないが、さて、それは私の気のせいだろうか?さて。
2010/3/15(月) 午後 9:44 [ やまちゃん ]
Lehman Brothers破綻レポートの件、
英米の経済ブログの関心は、Volume 3 の Repo 105から、Volume 2 の担保不動産の価格評価システムに移ってきたようです。
http://lehmanreport.jenner.com/VOLUME%202.pdf
キーワードは、"Cap * 105" と "IRR"かな。
米国の商用不動産、ピークから40%ほど価格が下がってしまいました。Lehman Brothersの中の人、市場価格が上昇局面にあったときの価格評価システム Cap * 105では、流石にまずいと思ったようで、IRRという市場情報を織り込んだシステムに移行しようとしておったようです。問題は、その移行が遅れていたことと、IRR自体の価格評価基準が大甘だったこと。破綻レポートを書いた人は、そこに会社として意図的なものがあったと考えています。
ただまあ、これは、「評価」の話なんで、見解の相違という言い訳も出来ないわけではないので。
今回の破綻レポート、アカウンティングの面からは、非常に興味深いものがあります。
2010/3/15(月) 午後 10:08 [ equus ]
ギリシャの前途が多難であることを示すニュース。
http://www.reuters.com/article/idUSTRE62B1LA20100312
ECBが低い格付けのものも担保として受け入れられるようにしようという提案をギリシャがしています。ただ割引率の上昇は受け入れると。
背景:
信用危機で金融システムの流動性が枯渇しかかったので、ECB が臨時の措置としてRepoの担保の格付けを緩めています。具体的には、ギリシャの銀行が格付けが低くても高い利回りのギリシャ国債を購入し、それを担保にECBから金利の低い資金を借り、それでギリシャ国債を買うということを繰り返してきました。要はEUR圏内部でキャリートレードをやってきたのですが、これが危なくなってきていました。ギリシャ国債の格付けをFitchとS&Pが下げてしまい、残りのMoody'sから貰っている比較的高い格付けで、やっとECBが担保として受け付けている状況。ここで、年末までにECBが受け入れる担保の格付けを元通りの高いものに戻し、Moody'sがギリシャの格下げに動くと思われています。
2010/3/15(月) 午後 11:06 [ equus ]
戸締り先生、今晩はでございます。
>>「こうした会議前には特に、うわさが常にあるものだ」と述べ、「しかし新たな状況は見当たらない。従って金融支援に関して判断を下す理由はないだろう」
★さて、まとまるのか???
やはりEUは”船頭多く舟、山登る”を体現しておりますよね・・・。
2010/3/15(月) 午後 11:07 [ 六武神Softalk All-stars ]
ゆうちょ銀、米国債3000億円購入 民営化後で初
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100315ATFS1202U14032010.html
日銀が買ってないから民間かと思いきや…
買って悪いとは言いませんが、民主党の人は民営化はアメリカに日本の金を差し出す行為だ!とか言ってませんでしたっけ?
2010/3/15(月) 午後 11:33 [ Antithesis ]
>民主党の人は民営化はアメリカに日本の金を差し出す行為だ!とか言ってませんでしたっけ?
ミンスは知りませんが、ゆうちょの民営化を反故にして再国有化した亀井金融相の発言。
http://www.fsa.go.jp/common/conference/minister/2010a/20100223-2.html
「アメリカが困っていてお金を借りるわけですから、それを日本が買うということがあっても良いという意味で言っているわけですから」
日本の民間が米国債を買っているというデータの中には、ゆうちょの3000億円があったということですね。米国在住でドル資産を持っている私と致しましては、「米国債を買い支えて貰ってラッキー!(もちろん借金は踏み倒すつもりだけど)」。冗談はともかく、亀井金融相、これからドル高円安に持っていくつもりじゃないかな。日銀に圧力をかけてプリンティングマネーをやらせれば、そうなりますから。
2010/3/16(火) 午前 0:15 [ equus ]
Too-Big-To-Failな米銀のシャドーバンキングについて、
大学からwhite paperがでていて、割と面白い。
http://www.levy.org/download.aspx?file=wp_587.pdf&pubid=1231
この page 16に、Notional Value of Derivatives of 3 Largest Banks (% of Assets)と題した表があります。元データは、FDICのSDIデータベース。2007年から2009年6月にかけて、JPMorgan Chaseがドーンと減らしているのに対して、Bank of AmericaとCitiが逆に増やしているのが目を引きます。
まあ、notional valueなんで、互いにキャンセルする部分を除けば、実際はどうだか判りません。それにしてもJPMorgan Chaseとの対応の違いは明らか。
2010/3/16(火) 午前 0:28 [ equus ]
equus様
>日銀に圧力をかけてプリンティングマネーをやらせれば
デフレ脱却「年内には」 菅財務相
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20100301ATFS0100801032010.html
菅財務相:物価上昇「1%目標に」 日銀との連携強調
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100217ddm008020037000c.html
日銀の金融緩和策拡大、菅財務相が期待感
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100315-OYT1T01273.htm
予兆ですかね。
2010/3/16(火) 午前 0:30 [ Antithesis ]
>米プリンストン大学のポール・クルーグマン教授は、
最新のNYTimesのコラムです。
http://www.nytimes.com/2010/03/15/opinion/15krugman.html
The Peterson Institute for International Economicsの見積りでは、RMBは20%から40%過小評価されているので、25%ほどの輸入関税をかけることも視野に入れて交渉すべきと。支那が報復で米国債の投げ売りをやれば、USDが安くなって米国の輸出産業の競争力が高まる一方、米国債の価格が下がって支那が大損するので、米国にとって、なーんの問題もないと。
ただねぇ、米国民主党とObama政権、個人的に支那の毒饅頭を食ったような人が多いんで、どこまで支那と対決するか疑問。労働組合の顔を立てる程度には動くでしょうけど。
2010/3/16(火) 午前 0:54 [ equus ]
先週の金曜日に潰れた米銀の一つ、NYCのPark Avenue Bankですけど、former president が逮捕されました。
http://www.reuters.com/article/idUSTRE62E2Y520100315
TARPの資金を貰うのに無茶苦茶やったのも嫌疑の一つとか。
2010/3/16(火) 午前 1:53 [ equus ]
自動車の意図しない加速の問題、トヨタ以外にもたくさんあったと。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=avQgmSFrg58A
ドライバーの年齢とか、ヒューマンファクターの話が出ている一方、過去にアクセルとブレーキの踏み間違いとして処理されたケースの中にも、実はそうでない場合があったかもしれないとも。
2010/3/16(火) 午前 3:07 [ equus ]
Fed から"INDUSTRIAL PRODUCTION AND CAPACITY UTILIZATION"が出ています。
http://www.federalreserve.gov/releases/G17/Current/g17.pdf
コンピュータとか半導体とか、設備投資が堅調で、悪くない数字。
解説記事:
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aQIsKZZa3YoI
2010/3/16(火) 午前 3:47 [ equus ]
今日発表のあったChris Dodd上院議員の金融規制改革案。
http://banking.senate.gov/public/_files/ChairmansMark31510AYO10306_xmlFinancialReformLegislationBill.pdf
このpage 477に、proprietary tradingの禁止条項が入っています。
2010/3/16(火) 午前 4:49 [ equus ]
CDS規制の件、
ISDAからプレスリリースが出ています。
http://www.isda.org/media/press/2010/press031510.html
ギリシャに関しては、naked CDSは危機の原因はないし、危機を悪化させているわけでもないと、データに基づいて説明してます。
以前に紹介したドイツのBaFinと同じ見解ですね。(再掲)
http://www.bafin.de/cln_179/nn_720788/SharedDocs/Mitteilungen/EN/2010/pm__100308__cds__spekulationen__en.html
2010/3/16(火) 午前 6:02 [ equus ]
Peter TaskerさんがFTに書いています。
http://www.ft.com/cms/s/0/8c72d612-3025-11df-8734-00144feabdc0,s01=1.html
エッセイの最後で、「将来、日本国債の利回りが上昇し始めたとき、そのときこそ、日本経済が健康を取り戻す旅路についたときである」と。
流石に、よーく、わかっていらっしゃる。これ、日本のメディアはスルーするのかなぁ。
2010/3/16(火) 午前 6:55 [ equus ]
RMB 切り上げ問題に関する Krugman さんのビデオ(注意:音が出ます。)
http://www.youtube.com/watch?v=jT9uRk2WK9o
2010/3/16(火) 午前 7:53 [ equus ]