このブログの読者であれば、Warren Buffettさんが、Moody'sの大株主で、去年からMoody'sの株式保有高を減らしてきたことを知っていると思います。これに関して、今年の4月2日のMcClatchyの記事。
http://www.mcclatchydc.com/2010/04/02/91419/where-was-moodys-board-when-top.html
この記事を"Buffett"で検索すると、次の文章が見つかります。
McClatchy also has learned that during this time, as concerns grew about the ratings of complex mortgage-backed securities, two Moody's executives reached out to the company's largest shareholder, Buffett, to warn him of problems.
皆様こんばんわー
equus様
ギリシャはGDPの5%以上が軍事費なんですか、、、
そりゃ国が赤字になりますよ。
一般的に維持できる値は5%が限度と言われているんですから。
プリンティングマネーの件なんですが、ECBは否定していますね。
もうそれくらいしか有効な手段が無いと思うんですが、プリンティングマネーを否定したのでユーロが下落したとかという観測もあるくらいです。
2010/5/9(日) 午前 0:38 [ 某氏の中の人 ]
FT Alphavilleに面白い情報がありました。今回の信用危機の発端となった不動産バブルの崩壊ですが、バブルの一端を担ったのは、不動産ローンを元にした高度な金融商品に、利害相反の下で、出鱈目な高格付けを与えた格付け会社でした。その一つ、Moody'sが窮地に立ちそうです。
昨日、SECにfileされたばかりのMoody'sのForm 10-Qがあります。
http://ir.moodys.com/secfiling.cfm?filingID=1193125-10-113077
これを、"Wells Notice"で検索するとpage 20に一つ見つかります。Moody'sは、SECから Wells Noticeを受け取っていたことを開示しました。これは、SECが、米国政府に対してMoody'sの訴追を促す意図をがあることを示します。
2010/5/9(日) 午前 9:47 [ equus ]
Moody'sが受け取ったWells Noticeの件のつづき、
ことの発端は、FT Alphavilleが2年前の5月に載せたエントリー。
http://ftalphaville.ft.com/blog/2008/05/21/13198/ft-alphaville-exclusive-moodys-error-gavetopratings-todebtproducts/
Moody'sが、constant proportion debt obligationsという種類の金融商品をモデルに基づいて評価したのですが、モデルに間違いがあって高格付けが出るようになっていました。このモデルの間違い、どうも怪しいという話があって、利益相反が原因の可能性が指摘されてきました。
2010/5/9(日) 午前 9:52 [ equus ]
Moody'sが受け取ったWells Noticeの件のつづきのつづき、
このブログの読者であれば、Warren Buffettさんが、Moody'sの大株主で、去年からMoody'sの株式保有高を減らしてきたことを知っていると思います。これに関して、今年の4月2日のMcClatchyの記事。
http://www.mcclatchydc.com/2010/04/02/91419/where-was-moodys-board-when-top.html
この記事を"Buffett"で検索すると、次の文章が見つかります。
McClatchy also has learned that during this time, as concerns grew about the ratings of complex mortgage-backed securities, two Moody's executives reached out to the company's largest shareholder, Buffett, to warn him of problems.
2010/5/9(日) 午前 10:14 [ equus ]
equus様
遂に格付け会社も捜査の対象ですかー。
バフェットさんも事情を知らされていたと。
なかなか慄然とする情報ありごとうございましたー。
2010/5/9(日) 午後 2:42 [ 某氏の中の人 ]
皆様こんばんは〜
ま〜たアイスランドの火山から火山灰が飛んできてスペイン、ポルトガルの空港が閉鎖ですと。
困った事だが、自然が相手じゃどうしようもなく。
インドネシアじゃ又地震だし。何なんだ?
ンマ、それは兎も角equus様提示の文章、問題の部分、取りようによっちゃ、Moody'sは知ってて黙ってたようにも取れるような事を書いている気が…?語学力ないし、気のせいかな。
ともあれ、コレは話が大きくなってもおかしくない話だと思う。
問題の不動産証券を買った人達がMoody'sに一杯喰わされた、と思われた時に対応次第では、バフェット翁にも話が行きかねないと見るが…
ううむ、また月曜日から大変だ。
2010/5/9(日) 午後 9:15 [ やまちゃん ]
某氏の中の人様、
Moody'sは、Jim Chanos さんもDavid Einhorn さんも short していると公言していましたし、Buffettさんも保有株式を減らしつづけていました。個人的意見ですが、Moody's の場合は、特にソブリン格付けが、国債の利回りやCDSから導かれる格付けから遊離し過ぎていると思います。市場から退場すべきだと思っている人も多いんじゃないですか。
2010/5/9(日) 午後 10:40 [ equus ]
そういえば、東京で地震がありましたね。
地震:東京で震度3=午後1時33分
ttp://mainichi.jp/select/today/news/20100509k0000e040026000c.html?link_id=RTH04
耐震化を急いだほうがいいのでは?
2010/5/9(日) 午後 10:45 [ シント ]
米国東海岸は、もう少しで朝の10時になります。ブリュッセルで臨時の財務相会議(ECOFIN)が開かれています。お昼の12時から記者会見が始まります。現地時間だと夕方の6時から。
今回のECOFIN、世界経済の運命を決めることになるかもしれません。公式情報は、ここから入手できます。
http://www.consilium.europa.eu/showPage.aspx?id=250&lang=EN
ここの、Related Press Releasesをクリック。
ECOFINの記者会見前、米国債の価格が、2年物から30年物まで上昇中。大量の新規発行米国債の入札を控えているにもかかわらず、risk offトレード真っ盛り。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=a7L63Ryu.AZU
今回、非常に不吉なことに、サルコジ大統領が自信満々なんですよorz もうダメかも。
2010/5/9(日) 午後 10:53 [ equus ]
>equusさん
そこまでサルコジ大統領に対して不安になるんですか? 何かポカをやったのですか?
2010/5/9(日) 午後 11:02 [ シント ]
やまちゃん様、
書き方が判り難かったですかね。時系列で書くと、こうなります。
- Moody'sがSECからWells Noticeを貰ったのが今年の3月。
- McClatchyの記事は4月2日。
- Moody'sがWells Noticeの件をForm 10-Qで一般投資家に開示したのが5月7日。
従って、McClatchy の記事の情報が本当なら、Moody'sは、一般の株主や投資家に情報を開示する前に、Buffett さんだけにWells Noticeの件を話した可能性があります。
2010/5/9(日) 午後 11:06 [ equus ]
equus様解説thanks。
まあ、もしバフェットさんに話していたら、非常にMoody'sの立場、カナーリ悪くなりますねぇ。
この際だから、市場から退場すべし、と思う人も多いでしょうが…ただ、4月の問題の記事が出た時点で行動を起こした人もいるだろうし…なんとも微妙ではありますね。
2010/5/9(日) 午後 11:20 [ やまちゃん ]
>そこまでサルコジ大統領に対して不安になるんですか? 何かポカをやったのですか?
いや、単にキャラクターの問題です。あの手の人が自信満々で何かをやると、たいていはロクでもない結果になるという、私の個人的な偏見に過ぎません。身近に、そういう人、居ませんかね?
しかし、日本はどうするんでしょうね。前回のLehman Brothersショックは、麻生内閣の見事な手際で切り抜けましたが、今回は鳩山内閣ですよ。「国というものが、なんだかわからない」とか、「地球益も大事」とか呟いている鳩山首相と、「ほとんど何も知らず、知っていることは全て間違っている」と評される管財務相との組み合わせ。経済危機に対処できるんでしょうか。
2010/5/9(日) 午後 11:25 [ equus ]
>equusさん
>「ほとんど何も知らず、知っていることは全て間違っている」と評される管財務相との組み合わせ。経済危機に対処できるんでしょうか。
ま、まさかその言葉は……! チャンネル桜の2010年度の経済討論をご覧になられてるのですか……?
2010/5/9(日) 午後 11:36 [ シント ]
この本のAppendix IIが面白いです。page 316から4頁ほど。
http://www.amazon.com/dp/0230620515/
本のタイトルは、"ECONned: How Unenlightened Self Interest Undermined Democracy and Corrupted Capitalism"。
このAppendix IIには、ヘッジファンドが信用危機前にサブプライムを大規模にshortした手口が詳細に描かれています。本文を読まずに、Appendix IIだけ読んで理解できれば、あなたはHedgieか、あるいはかなりの経済オタ。この本、大きな米国の本屋であれば、置いてあると思います。日本の本屋は知りません。
2010/5/9(日) 午後 11:42 [ equus ]
>ま、まさかその言葉は……! チャンネル桜の2010年度の経済討論
はい、見ました。非常に的を射た人物評でした。藤井財務相も酷かったですが、管財務相は論外。「経済について勉強したことがない」とかなんとか、公式の場で発言してましたよね。それで財務相を引き受けるのは、国民に対して無責任過ぎますよ。
2010/5/9(日) 午後 11:48 [ equus ]
equus様どうもー
Moody's退場論ですかー。
確かにそのとおりのように思いますよ。
2010/5/9(日) 午後 11:53 [ 某氏の中の人 ]
こんばんは。
>■ECBへの市中銀行の預金が10カ月ぶり高水準−疑心暗鬼
ECBの5月4日までの1週間の預金増加額は276億ユーロ(6.2%増)。
http://www.ecb.europa.eu/press/pr/wfs/2010/html/fs100504.en.html
前にもコメントしましたが、中央銀行の傘下銀行からの預金総残高は、中央銀行のみが操作出来、民間の銀行は銀行毎の残高の変更は出来ますが、総残高は変更できません。
従って、このECB預金増加はECBが市中に資金供給を増加させた結果です。
金融市場のパニック状況から妄想すると、ECBが資金供給しても、最も必要とされる銀行には充分には渡っておらず兎に角市場全体に供給している、あるいは、緊急な手段でピンポイントで供給しているなどが考えられます。
2010/5/10(月) 午前 0:55 [ 笛土 ]
つづき
リーマン破綻直後、イングランド銀行がRBSとHBOSに616億ポンドの緊急極秘融資を行っています。
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_1014
今回も、ECBでこれと似たようなことが既に始まっているかもしれません。
BOJも7日午前、緊急の資金供給を約5カ月ぶりに実施して協力していますので、カレッジ対象行なのかもしれません。
以上は妄想ですが、いずれにしても、欧州の銀行の規模は政府が支えきれないほど大きいままで、政府の支払い能力が問われている今の状況は、Too Big To FailからToo Big To Bail(大きすぎて救えない)ステージに。
2010/5/10(月) 午前 0:56 [ 笛土 ]
ブリュッセルのECOFIN 会議、遅れています。
http://www.europeanvoice.com/article/2010/05/eu-crisis-meeting-delayed/67927.aspx
ドイツの財務相が急病だったようです。
2010/5/10(月) 午前 3:05 [ equus ]