全体表示

[ リスト ]


新刊■三橋貴明氏との対談本 大恐慌情報の虚(ウソ)と実(マコト)
http://tinyurl.com/6mb2lq8 (アマゾン)
セミナー講演依頼は info@watanabetetsuya.info へお気軽に

ギリシャ議会は緊縮法案を可決した。その結果、ギリシャ問題の行方は15日の欧州財相会談に委ねられたことになる。また、この議決を受けてギリシャ国内の混乱は激化を始めている。公務員が多く強い労働組合を持つ構造のギリシャ、彼らにとって財政削減とは自らのリストラや賃金カットを意味する。このような動乱は今後も継続するものと思われ、実際の緊縮計画実行にあたっても大きな障害となるだろう。

改めてギリシャ救済の本質を整理しよう。

 欧州の他国にとって、ギリシャ救済とはギリシャを助けることが目的ではなく、ユーロ体制の維持と貸し手である自国金融機関の救済にすぎない。

ギリシャに貸しつけた資金は、ギリシャ国内に投入されるわけではなく、ほとんどが債務の返済に当てられ、それは間接的な銀行への資金援助として働くわけだ。そして、銀行を守るということは、間接的に自国の預金者と貸付先を保護する役割を果たす。

 救済の結果が、自国の利益になるから行なっているわけであって、お花畑思想に基づく相互扶助やかわいそうだからで行なっているわけではない。
続きと詳報はメルマガで
■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
 http://foomii.com/00049


■ギリシャ議会:財政緊縮法案を賛成199票で可決−反対は74票
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZAZK36JTSEI01.html
■ギリシャ救済:15日にユーロ圏が承認か−条件整うと欧州委員「確信」
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZCALY1A1I4H01.html
EUの行政執行機関、欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当)は13日ブリュッセルで記者団に対し、財政緊縮法案を可決したギリシャ議会の採決について、「第2次プログラム採用への重要な一歩だ」と評価した上で、「例えば3億2500万ユーロ(約335億円)削減の具体的内容など、その他の条件も次回会合までに満たされると確信している」と語った。

■アテネ暴動で逮捕者67人、警察官68人が負傷−消防車80台出動
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZBZSW0D9L3501.html

■イタリアの銀行が享受するフリーランチ、ECBオペ12.3兆円補助金か
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZB7EM0YHQ0X01.html
欧州中央銀行(ECB)の長期リファイナンシングオペ(公開市場操作、LTRO)を利用することで、銀行が受け取る事実上の補助金が1200億ユーロ(約12兆3400億円)にも達する可能性がある。
 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)やBNPパリバ、ソシエテ・ジェネラルをはじめとする500余りの金融機関は、ECBが昨年12月に実施した期間3年の最初のオペを通じて、4890億ユーロの資金供給を受けた。コメルツ銀行によれば、銀行が発行するユーロ建て無担保優先債の過去1年間の利回りは全ての償還期間の平均が4.3%となっており、オペ資金の年1%という金利はその4分1にも満たない。

■今日の国内市況:株式、長期金利、ユーロ上昇−ギリシャ緊縮法案可決
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZBLGU1A74E901.html
東京株式相場は反発。ギリシャが第2次国際支援を確保するための条件となっている財政緊縮関連法案が同国議会で現地時間12日に可決され、ギリシャ債務問題をめぐる最悪の事態は回避されるとの期待感が先行した。業種別では不動産や鉄鋼など景気敏感業種の一角、銀行や証券など金融株が高い。
 TOPIXの終値は前週末比2.61ポイント(0.3%)高の781.68、日経平均株価は52円1銭(0.6%)高の8999円18銭。
一方、内閣府はきょう午前8時50分に昨年10−12月期の国内総生産(GDP)1次速報値を発表、前期比年率2.3%減と2四半期ぶりにマイナス成長(7−9月は5.6%増)となった。欧州財政問題の深刻化による世界経済の減速や円高により、輸出が落ち込んだことがGDPを押し下げた。エコノミスト調査(対象26人)による事前の予測中央値は1.3%減だった。

東京外国為替市場ではユーロが上昇し、リスク回避姿勢の後退を背景に円売りも進んだ。ギリシャが第2次国際支援を確保するための条件となっている財政緊縮関連法案が議会で可決されたことから、市場に安心感が広がった。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3185ドルを下値に一時1.3261ドルまで上昇した。前週末の海外市場では一時1.3156ドルと、3営業日ぶりのユーロ安値を付けていた。前週末の海外市場で1ユーロ=102円16銭まで下落していたユーロ・円相場も日本時間朝に102円94銭まで値を戻し、その後も102円台後半で推移した。

■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZC2D70D9L3901.html
 香港株式相場は上昇。ハンセン指数が3営業日ぶりに反発した。中国の温家宝首相が1−3月(第1四半期)に経済政策の「微調整」を始めるべきだと発言したことやギリシャ議会が財政緊縮法案を可決したことが好感された。
 売り上げの大半を欧州で稼ぐ衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)は4.5%高。ギリシャで港湾を運営する中遠太平洋(コスコ・パシフィック、1199 HK)は2%高。中国2位の銀行、中国建設銀行(939 HK)は1.3%高。交通銀行(3328 HK)も1.3%値上がりした。
 中国本土の不動産開発会社、チャイナ・リソーシズランド(華潤置地、1109 HK)は5.8%安。中国の1月の新規融資が市場予想を下回ったことや、安徽省蕪湖市が不動産市場の規制緩和案を延期すると発表したことが嫌気された。
 プリンシパル・グローバル・インベスターズのポートフォリオマネジャー、ビナイ・チャンゴシア氏(香港在勤)はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「懸念の一つは間違いなく片付いた」とし、ギリシャ債務問題の進展を評価した。

中国株式市場で、上海総合指数は小幅下落。温家宝首相が1−3月(第1四半期)に経済政策の「微調整」を開始する必要があるとの認識を示したことで、金融緩和観測が高まり、上昇した銘柄も多かった。
 安徽省蕪湖市が住宅市場の規制緩和措置の導入を延期すると発表したことで、万科企業(000002 CH)と保利房地産集団(600048CH)が下げ、両社などで構成される不動産株の指数は1週間ぶりの大幅な下落となった。
 一方、海水脱塩装置メーカーの双良節能系統(600481 CH)は4%高。中国が同産業への支援を拡大する方針を示したことが材料視された。安微水利開発(600502 CH)は0.7%高。ギリシャ議会が次期国際支援の獲得に必要な財政緊縮法案を可決したことで、西部鉱業(601168 CH)を中心に金属銘柄も上昇した。

■2月13日の欧州マーケットサマリー:欧州株上昇、ドイツ国債は下落
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZCFKC0J1I8H01.html
13日の欧州株式相場は上昇。第2次ギリシャ救済策の実現に必要な財政緊縮法案の議会可決が材料視された。
この日の上げを主導したのが鉱山株。ケーブル・アンド・ワイヤレス・ワールドワイド(C&W)は45%急伸。英携帯電話事業者ボーダフォンがC&Wに買収案を提示する可能性があることが明らかになった。独コメルツ銀行と英ロイズ・バンキング・グループはいずれも上昇した。
 ストックス欧州600指数は前週末比0.7%高の263.17で終了。複数のテクニカル分析によると、同株価指数は50日移動平均が200日移動平均を2010年9月3日以来初めて上回り、テクニカル分析上の「ゴールデン・クロス」を形成。一段と上昇する可能性が示唆された。 スイスカント・アセット・マネジメント(チューリヒ)のファンドマネジャー、ペーター・ブレンドル氏は、「ギリシャをめぐる状況が前進し、投資家はほっとした」と述べ、「土壇場ではあるが、欧州で政治的な解決策が見つかることが示された」と続けた。

13日の欧州債市場ではドイツ国債が下落。2年債利回りは一時、2カ月ぶり高水準を付けた。ギリシャ議会が欧州財務相の求めていた財政緊縮法案を可決したことを受け、比較的安全とされるドイツ国債の需要が後退した。
 スペイン10年債が上昇したほか、ポルトガルの国債利回りは11週間ぶり低水準まで下げた。ギリシャの可決で危機が波及するとの懸念が和らいだ。ユーロ圏の財務相は15日の会合で、第2次ギリシャ救済について決定するとみられている。フランスとドイツ、イタリアがこの日に国債入札を実施した。

閉じる コメント(9)

顔アイコン

>ほとんどが債務の返済に当てられ

昨日だったか、80%ほどが債務の返済に充当されるという記事を見かけました。当然、ユーロ圏のコアグループにとっては、直接に自国の銀行セクターに資金注入したほうが経済的にはコストが低いのですが、それは、あまりに政治的コストが高くて、ギリシャを悪者にしたほうが独仏の政治家にとっては、政治的に有利と。ギリシャ政府も、それを理解した上で、悪者になる分の分け前をちゃっかり取っているように、私には見えます。勘ぐりすぎかも知れませんけど。

ギリシャ国会で、4月の総選挙が決まりました。
http://www.ekathimerini.com/4dcgi/_w_articles_wsite1_24925_13/02/2012_427639
新政権が「やっぱり緊縮財政をやるくらいならデフォルトする」と言出したりして。

2012/2/14(火) 午前 9:39 [ equus ]

顔アイコン

>「ギリシャをめぐる状況が前進し、投資家はほっとした」と述べ

あはは。Moody'sさんから、早速、ラブレターが届きました。
http://av.r.ftdata.co.uk/files/2012/02/ResearchDocument.pdf

2012/2/14(火) 午前 10:18 [ equus ]

顔アイコン

>イタリアの銀行が享受するフリーランチ、ECBオペ12.3兆円補助金か

金利差を利用したキャリートレード。しかし、実態は、それほど美味しくないという話も。

2012/2/14(火) 午前 10:20 [ equus ]

顔アイコン

またまた粉飾?

1月26日付英テレグラフ紙曰く

中国はいかにして第4四半期に8.9%などという成長率を叩き出したのか?・・・サッパリわかりましぇ〜〜〜ん。

などと各種統計などから皮肉たっぷりに支那を痛撃した。w

支那は政権交代の政治の季節、水面下の権力闘争や、出世競争で統計がひん曲げられるのはいつものこと。
国内の不満のはけ口が外に向かっての強硬な軍事圧力になるのもいつものこと。
ついでに反日が燃え上がるのも、この季節の特徴。w

おまけで南朝鮮も明博閣下が毎度お馴染みレームダック状態で自然に反日が燃え盛る。w

2012/2/14(火) 午前 11:04 [ ピンボケ ]

顔アイコン

チェルノブイリの再来?

ロシア北部ムルマンスク州の修理用ドックに係留中の同国海軍の戦略原子力潜水艦エカテリンブルクで昨年12月、火災が発生した事故で、有力紙コメルサント発行の週刊誌ブラスチは13日、同艦に核弾頭を搭載した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)が積まれていたと報じた。

国防省はSLBMなどは外していたと説明していたが、同誌は海軍幹部らの話として「(核弾頭付き)SLBMも魚雷もあった」と指摘。完全鎮火まで約20時間かかったことから「ロシアはほぼ一昼夜(1986年の旧ソ連)チェルノブイリ原発事故以来最悪の(核)事故が起きる瀬戸際にあった」と強調した。同誌報道について同省はコメントしていない。以下略 産経新聞2/14

露助も政治の季節、恐怖のチェキスト・KGBの亡霊・プチン大帝をエカテリーナ女帝が叱ったか。w

2012/2/14(火) 午前 11:42 [ ピンボケ ]

顔アイコン

戸締役様、皆様こんばんわ〜〜
日銀のインタゲ1%ねぇ。
増税ですぐ吹っ飛ぶさ。
んま、それはともかく…
>>金利差を利用したキャリートレード。しかし、実態は、それほど美味しくないという話も。
…そういえば日米の金利差も今や…なんですよねぇ。
今キャリーで儲けるならどこだろう…NZドル?う〜ん、頭の痛い所ですねぇ。
>>おまけで南朝鮮も明博閣下が毎度お馴染みレームダック状態で自然に反日が燃え盛る。
…そして逮捕、っと。
>>経済政策の「微調整」を開始する必要がある
…ふ〜〜ん。最後まで粘る気ですねぇ。
どうするんでしょ?
さて。

2012/2/14(火) 午後 9:07 [ やまちゃん ]

顔アイコン

こんばんは。

日銀のインタゲ1%

今のGDPデフレータからみて、10兆円程度の国債買入じゃ全然足りないのではないでしょうか?

2012/2/14(火) 午後 10:34 [ Kyu ]

顔アイコン

アコードも責任も無いのに、インタゲって言うのかな。
財相はインタゲだって言ってるけど。

>10兆円程度の国債買入

どうせ、実際にはその半分も買い入れないでしょうしね。

2012/2/14(火) 午後 11:53 [ ume ]

顔アイコン

ギリシャの1月の歳入の落ち込みを伝える記事。
http://www.ekathimerini.com/4dcgi/_w_articles_wsite2_25206_07/02/2012_426623
すごいですねぇ。前年同月比で、歳入が 7% も減少。なかでも VAT (Value Added Tax) が 18.7% も減少。

例の悪循環でしょうね。大雑把ですけど。

緊縮財政、つまり公務員の頭数を減らしたり、給与を削減したり、公共事業を減らしたり。
→失業したり収入が減った人が増える。公共事業にぶら下がる企業の業績も悪化。
→人々の懐が寂しくなったり将来の収入に不安があったりして、財布の紐が締まる。公共事業関連の需要も減少。
→物やサービスが売れないので、公共事業関連以外の企業の業績も悪化したり倒産。
→法人税やVATが減少。失業者も増えるので、失業手当が増大。
→政府の歳入が減少。失業者の分だけ歳出は増える。
→歳出と歳入の差が広がり、財政赤字が悪化。
→さらなる緊縮財政へと、最初のステップに戻る。

2012/2/15(水) 午前 3:57 [ equus ]


.
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

過去の記事一覧

検索 検索
渡邉哲也
渡邉哲也
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事