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傾くバンキア本社ビル
★スペインの銀行危機が深刻化 スペイン政府はバンキアに対して、緊急の資金注入を行った。スペイン国内資産で言えば第一位、資金量で言えば第4の銀行であるバンキアは、救済合併により生まれた銀行である。2010年、スペインの貯蓄銀行であるカハの多くは経営危機に陥った。これを主導で合併させたのがバンキアであり、今回の救済は二度目の救済とも言える。
スペインの不動産バブルの崩壊が止まらない。当然、銀行の保有資産の劣化も進み、不良債権は増加する一方となる。そして、これは銀行の財務に大きな影響を与えると同時に、危機は銀行の資金調達を困難にする。日本ではほとんど報じられていないが、国内資産1位ということもあり、欧州では大きな問題として、連日報じられている。
そして、危機報道は銀行をさらに危うくする。続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■バンキアに45億ユーロ直ちに注入−スペイン基金が支援前倒し
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9SF2L6S972B01.html
スペインの銀行再建基金(FROB)はバンキア・グループに45億ユーロ(約4400億円)を直ちに注入すると発表した。バンキアは1−6月期に44億5000万ユーロの損失を出した。
■スペインのアンダルシア、カタルーニャ両州が緊急融資を要請
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9S3HR6TTDSA01.html
■スペイン財政赤字、1−7月485億ユーロに拡大-GDP比4.6%
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9QSH46S972A01.html
■EU:スペイン銀行資金の支払い、11月まで見合わせたい意向−パイス
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9R9YB6S972R01.html
欧州連合(EU)当局は、バンキアを含むスペインの銀行への救済資金の支払いについて、より多くの情報が得られるのを待ち、11月まで見合わせたい意向だ。
■ムーディーズ:イタリアの銀行の資産の質が悪化しつつある
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9R47N6S972D01.html
■イタリアのモンテ・デイ・パスキ、デフォルト確率6割
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9RJ146S972E01.html
世界有数の古い歴史を持つイタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナの不良債権が膨らんでいることから、同行が発行した劣後債約50億ユーロ(約4920億円)相当を保有する投資家は、五分五分以上の確率で損失を被る恐れがある。
モンテ・デイ・パスキの劣後債1000万ユーロ相当の保証コストは、前払い金275万ユーロ、年間保証料50万ユーロとなっており、デフォルト(債務不履行)の確率が約60%あることを示している。前払い金は1月1日時点の170万ユーロから値上がりした。
★昨日の市況★
■今日の国内市況(9月3日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9RIE46S972W01.html
●日本株は3日続落、円高や中国景気減速を警戒−輸出関連、鉱業下げ
東京株式相場は3日続落。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の講演を受け為替市場で円高への警戒が高まった上、中国景気に対する不透明感も重しとなった。電機や機械など輸出関連のほか、商社や鉱業など中国経済の恩恵を受けやすい業種が下げた。 TOPIXの終値は前週末比3.01ポイント(0.4%)安の728.63、日経平均株価は56円2銭(0.6%)安の8783円89銭。
●円小幅高、海外景気懸念でリスク回避−米雇用警戒、対ドル78円前半
東京外国為替市場では、円がドルに対して小幅高となる78円台前半で推移。中国経済指標の弱含みに続いてオーストラリアの小売売上高が悪化するなど世界的な景気減速懸念がくすぶる中、リスク回避の行き先として円に買い圧力がかかった。
ドル・円相場は午前に一時78円20銭までドル安・円高が進み、前週末の海外市場で付けた8月13日以来の円高値78円19銭に接近。午後にかけては78円台前半で推移し、午後3時56分現在は78円31銭付近で取引されている。
■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9RTL01A1I4H01.html
【香港株式市況】
香港株式相場は上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が追加刺激策の可能性を除外しないと表明したほか、経済指標で中国の景気減速があらためて示されたことが、当局が一段の成長支援策を講じるとの観測につながった。
ハンセン指数は前週末比76.64ポイント(0.4%)高の19559.21で終了、4営業日ぶりに反発した。ハンセン中国企業株(H株)指数は同0.1%高の9287.51。
【中国株式市況】
中国株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。中国の製造業活動が一段と鈍化したことを示す経済指標を受けて、政府が追加刺激策を講じるとの観測が浮上した。
時価総額で中国最大の不動産開発会社、万科企業(000002 CH)は2カ月ぶり大幅高。保利房地産集団(600048 CH)も高い。不動産ウェブサイトを運営する捜房によれば、中国の8月の住宅価格は上昇した。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は、前週末比11.63ポイント(0.6%)高の2059.15で終了。8月31日に付けた09年2月以来の安値から上昇に転じた。上海、深?両証取のA株に連動するCSI300指数は前週末比1.1%高の2228.37。
■9月3日の海外株式・債券・為替・商品市場−米レーバーデーの祝日
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9SION0D9L3501.html
◎ロンドン外為:円が高利回り通貨に対し堅調−米国は祝日
3日のロンドン外国為替市場では、円が高利回り通貨に対して上昇。世界的な景気減速の兆候が強まったことから、安全を求める動きが強まった。
この日発表の指標でユーロ圏の8月の製造業活動の縮小が確認されたほか、中国の同様の指数も活動縮小を示した。
ロンドン時間午後5時15分現在、円は対オーストラリア・ドルで前週末比0.9%高の1豪ドル=80円20銭。一時は80円07銭まで買い進まれ、7月25日以来の高値を付けた。対ニュージーランド・ドルでは0.8%高の1NZドル=62円48銭。7月26日以来の円高・NZドル安水準となる62円38銭に達する場面もあった。
円は対ユーロと対ドルはほぼ変わらずの1ユーロ=98円68銭、1ドル=78円28銭。ユーロはドルに対し0.1%上げ1ユーロ=1.2597ドル。3日の米金融市場はレーバーデーの祝日で休場。
◎米国株:レーバーデーの祝日で休場
取引は4日に再開される。
◎米国債:レーバーデーの祝日で休場
取引は4日に再開される。
◎欧州株:1カ月ぶり大幅高、中国統計受け追加刺激期待が高まる
3日の欧州株式相場は続伸し、ストックス欧州600指数は1カ月ぶりの大幅高。中国の製造業活動が予想外に縮小したことから、政府が追加刺激策を講じるとの観測が高まった。 銅の値上がりに伴い、鉱山最大手の英・オーストラリア系BHPビリトンが1%高。イタリアの酒造、ダビデ・カンパリ・ミラノは8%上昇。ジャマイカのラム酒メーカー買収で合意した。アナリストらがボビス・ホームズ・グループの買いを勧めたことで、英住宅建設株も上げた。
ストックス欧州600指数は前週末比0.8%高の268.47で終了。8月3日以来最大の上昇となった。6月4日に付けた年初来安値から15%回復している。景気支援で複数の中央銀行がさらなる量的緩和(QE)を実施するとの見方が背景。
◎欧州債:イタリアとスペイン債上昇、ECB支援期待で−英国債下落
3日の欧州債市場では、スペインとイタリア国債が上昇。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が今週の政策決定会合後に借り入れコスト抑制に向けた債券購入策を打ち出すとの観測が広がった。
ロンドン時間午後4時42分現在、スペイン2年債利回りは前週末比15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.51%。同国債(表面利率4.75%、2014年7月償還)価格は0.265上げ102.23。10年債利回りはほぼ変わらずの6.86%。イタリア2年債利回りは17bp低下し2.63%となった。
ドラギ総裁は先月2日、ECBが利回りを押し下げるための国債購入計画に取り組んでいることを明らかにし、年限短めの債券が購入の中心になると語った。ECBは金融政策を6日に発表する。
ドイツ2年債利回りはマイナス0.04%で、前週末からほぼ変わらず。8月2日にはマイナス0.097%まで下げた。10年債利回りは4bp上げて1.38%。
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nice
2012/9/4(火) 午前 6:28 [ khx292b0z02z5b ]
ワロタw
縁起の悪いビルですね。
あちらでは経営が傾くという表現が無いのかもしれませんが。
2012/9/4(火) 午前 10:48 [ Antithesis ]
スペインの失業率は25%超、メリケンの大恐慌の失業率を突破とか。
もう銀行どころか国ですら立て直しは無理かも・・・・。
某半島の歴史のように建て直せれば良かったの・・・ニダ。w
話は変わって某半島の宗主国に政治危機が襲来か。
【大紀元日本9月4日】ワシントン・ポスト紙の論説副編集長ジャクソン・ディール氏はこのほど外交紙で発表した社説のなかで、中国共産党政権は全面的崩壊に直面していると指摘し、米大統領選の2人の候補者、ロムニー候補とオバマ大統領は、このことへの対応ができていないと警告した。
政治的にも経済的にも諸行無常の響きありアル。w
2012/9/4(火) 午後 0:13 [ ピンボケ ]
戸締役様、皆様こんばんわ〜〜
死せる鮮明、生ける息子等を(法廷に)走らす…か。案の定と言えば案の定。
んま、それはともかく…
>>経済指標で中国の景気減速があらためて示されたことが、当局が一段の成長支援策を講じるとの観測につながった。
…さて次の爆発はww
>>世界有数の古い歴史を持つイタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナの不良債権が膨らんでいる
…当然、他の銀行も…ってな訳で、潰すにせよ残すにせよ、エライ展開が待っている訳ですが…ただ、他の国と違いイタリアさんの場合、ゴッドファーザーさん達の影響力がねぇ。どんなもんでそ?
>>中国共産党政権は全面的崩壊に直面していると指摘
…ワシントン・ポストですか…飛ばしにしても、どうなんですかねぇ。ババの押し付け合いの末に…って事なのか??
さて。
2012/9/4(火) 午後 7:58 [ やまちゃん ]
>ジャクソン・ディール氏はこのほど外交紙で発表した社説のなかで、
気になる人のために、英文のソースを貼っときましょうか。
http://www.worldaffairsjournal.org/article/coming-collapse-authoritarians-china-and-russia-face-endgame
支那だけでなくロシアの政情不安定化も同様に言及しており、Obama さんも Romney さんも、「そういった予測される事態への対応準備ができとらん」と言っているような。
しかしながら、米国の政権としては、そういった準備は静かに黙ってやるもんじゃなかろうかと。インターネットで検索すれば分かると思いますが、Diehl さんは、Obama さんの外交政策に関して、ことごとく批判してきた人であることは、知っておいたほうがよいかも。
2012/9/5(水) 午前 2:49 [ equus ]
Bankia が傾いていいますが、預金が抜けたのも大きいんじゃないですかね。
http://www.nytimes.com/2012/09/04/business/global/money-and-people-leave-spain-as-economic-gloom-deepens.html
7月だけでGDPの7%に相当する額の預金がスペインの銀行から引き出されましたから。要は、「静かな銀行取り付け騒ぎ」。金持ちはとっくに逃げて、今は専門職の人たちや中流階級が逃げ出している段階。家族ぐるみ、海外に逃げる人たちも。アルゼンチンのデフォルトの際の預金封鎖で金融資産を失ったアルゼンチン人たちがスペインにいますので、その経験が広まっているらしい。過去3ヶ月で、GDPの50%に相当する資金がスペインから抜けました。多くは外国人が株や債権を始末したものですが、スペイン人が銀行預金を海外に移したのも大きい。
2012/9/5(水) 午前 2:57 [ equus ]
>経済指標で中国の景気減速があらためて示された
まあ、これが分かり易いかと。グラフがいっぱいあります。
http://www.alsosprachanalyst.com/economy/china-official-manufacturing-pmi-aug-2012.html
そして、支那経済減速の影響を、ソフトランディング、ハードランディング、IMFの予測と3つの場合に分けて示したのが次のページの一番下のグラフ。
http://www.economist.com/node/21560890
台湾、韓国、ブラジル、オーストラリア、日本、ドイツへの影響度。
2012/9/5(水) 午前 3:12 [ equus ]
米国の製造業、全般的には今ひとつなんですが、8月の自動車販売実績は昨年同月と比べて二桁の伸び。
http://www.nytimes.com/2012/09/05/business/august-us-car-sales.html
Chryslerの皮を被ったFiatも、去年の8月と比べると14%増。ガソリン価格が高騰していますので、小さい車が売れているらしい。
2012/9/5(水) 午前 3:19 [ equus ]
>米国の製造業、全般的には今ひとつ
http://www.ism.ws/ISMReport/MfgROB.cfm?navItemNumber=12942
米国の製造業、あきまへんな。。。私見ですが、米国の製造業の場合、一旦、海外に生産や開発の拠点を移して空洞化が起きてしまい、米国内に回帰しようとしても、専門技術を持った国内の人材が枯渇してしまっていて、帰るに帰れないんじゃないですかね。人は城、人は石垣、人は堀。。。会社の成長は、社員の成長に負うという。
2012/9/5(水) 午前 3:40 [ equus ]
ユーロ圏危機に関する英文の読み物は、ここからリンクがたくさん貼ってあります。
http://www.cfr.org/europerussia/issue-guide-eurozone-crisis/p28857
雨の日曜日の午後など、本当に何もすることがないときの暇つぶしにでも。
2012/9/5(水) 午前 3:54 [ equus ]
Bankia に関して、
>預金が抜けたのも大きいんじゃないですかね。
と書いたのですが、上半期に EUR8.3bnも Bankia から民間の預金が抜けたそうな。
2012/9/5(水) 午後 2:00 [ equus ]