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★金融の二つの闇、先日問題となった高頻度取引に続いて、ダークプール問題も大きくクローズアップされる可能性が高くなってきた。これを受けて、ゴールドマンはダークプール閉鎖を検討していると報じられている。 特定の機関投資家や大口投資家だけが参加できる市場外取引 これは本来の市場の価格決定を阻害し、インサイダーなど不正な取引の温床になる。このような一部の投資家だけが恩恵を受けられる仕組みが存在することは大問題なのだ。 なかなか報じられることがなく知られる機会が少ない問題であったが、ついに白日のもとにさらされ、それが批判の対象になったことで規制に対する議論が進むことになるのだろう。
続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■焦点:株式市場歪める「ダークプール」、超高速取引より深刻な脅威に
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA3705Z20140408
投資家にとってもっと深刻な脅威が存在する。それは取引所の外でやりとりされる取引の増大だ。
現在米国株の取引で個人投資家を含む全注文のうち約40%は取引所の外で行われており、その割合は6年前の16%比べて大幅に増えている。
■ゴールドマン、ダークプール事業閉鎖を検討
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303373904579490821856897790.html
■ロシア:ウクライナの未払いでガス供給停止なら欧州にも影響
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N3TQ9D6VDKHW01.html
■ロシア大統領、中国向けガス供給で来月署名も−クリミア情勢で
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N3TLK26S973201.html
■ヘーゲル米国防長官が中国主席と会談−「新しい軍事関係」
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N3SIQZ6JTSEG01.html
★昨日の市況★
■きょうの国内市況(4月10日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N3SY7J6TTDT201.html
●TOPIXが小幅に5日続落、業績リスクで電力株売り−トヨタ弱い
東京株式相場は、TOPIXが小幅ながら5日続落。米国の早期利上げ懸念の後退で高く始まったが、午後にかけて失速した。アナリストのセクター判断引き下げで、業績リスクが懸念された電力株が下落。トヨタ自動車の続落で輸送用機器株も安く、情報・通信や保険、石油株も売りに押された。
半面、国際素材市況の先行きに対する楽観的な見方から、非鉄金属や商社株は上昇。電機や機械など輸出関連株の一角も堅調で、日経平均株価は5日ぶりに小反発した。
TOPIXの終値は前日比0.95ポイント(0.1%)安の1149.49。日経平均株価は43銭高の1万4300円12銭。
■アジア・太平洋株式サマリー:香港、中国株上昇−印株は最高値
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N3TCET6S973601.html
【香港・中国株式市況】
香港株式相場と上海株式相場は共に上昇。証券株を中心に値上がりした。中国は香港と上海両株式市場の相互乗り入れで、1日当たり計235億元 (約3850億円)の取引を認めると表明した。
香港市場のハンセン指数は前日比343.79ポイント(1.5%)高の23186.96で終了。ハンセン中国企業株(H株 )指数は0.4%高の10421.31。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数 は前日比29.06ポイント(1.4%)高の2134.30。上海、深?両証取のA株に連動するCSI300指数 は1.6%高の2273.76。
■4月10日の海外株式・債券・為替・商品市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N3U18G6VDKI301.html
◎NY外為:ドル指数下落、5カ月ぶり低水準−円は上昇
ニューヨークの外国為替市場ではドルが下落。主要国通貨バスケットに対するドル指数は約5カ月ぶりの水準に下げた。週間新規失業保険申請件数が減少したものの、利上げの前倒しをもたらすには不十分との見方が広がった。
ニューヨーク時間午後3時26分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下して1005.01。一時は1004.01と、昨年10月30日以来の低水準をつけた。
円は対ドルで0.6%高の1ドル=101円43銭。一時は101円33銭と、3月19日以来の高値となった。円は対ユーロで0.3%上昇して1ユーロ=140円84銭。ドルは対ユーロで0.2%下げて1ユーロ=1.3886ドル。
◎米国株:反落、ナスダックは2011年以来の大幅安−ハイテク売り再開
米株式相場は反落。ナスダック総合指数は2011年以来の大幅安となった。決算シーズンが始まり、バリュエーション(株価評価)が高過ぎるとの懸念からハイテク株に再び売りが広がった。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、ナスダック総合指数 は前日比3.1%安と、11年11月以来で最大の下げ。S&P500種株価指数は2.1%安の1838.09で終了。ダウ工業株30種平均は266.96ドル(1.6%)下げて16170.22ドルで終えた。小型株で構成するラッセル2000指数は2.8%安。
◎欧州株:下落、デンマークのトリグ安い−予想外の中国輸入減を懸念
10日の欧州株式 相場は下落。3月の中国輸入が予想に反して減少したことが嫌気された。
ストックス欧州600指数は前日比0.5%安の333.41で終了。一時は0.6%上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)が9日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で、利上げ時期をめぐる懸念が和らいだことが手掛かり。同指数は6年ぶり高値を付けた4日以来では1.7% 下げている。
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「今日のチャート」シリーズ。
http://www.imf.org/External/Pubs/FT/GFSR/2014/01/pdf/text.pdf
IMF の Global Financial Stability Report の page 7から page 8にあるFigure 1.2.1 Japanese Financial System がオススメ。特に page 8の最初のチャートである5. Japanese Banks: Excess Reserves and Domestic Lending (excess reserves as a percent of bank assets; year-over-year percent changes in loans)
日銀が異次元の量的緩和をしても、民間の銀行から企業への貸し出しはあまり増えず、銀行が保有する日銀当座預金の超過準備が急増するばかり。個人的意見ですが、その背景は、これ。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N3G7G56TZ01U01.html
2014/4/11(金) 午後 4:50 [ equus ]
上から続く。
Bloomberg の記事によると、4月4日の時点で、36の金融機関のエコノミストの内、農林中金さん以外は、超過準備の現在の付利水準が今後2年間維持されると予想しているそうな。リスクをとって企業に貸さなくても、日銀に貸しておけば0.1%「も」利息が付くんだもの。美味しいわなぁ。私は、農林中金さんが予想しているように、超過準備の付利水準を下げたほうが良いと思います。
2014/4/11(金) 午後 5:10 [ equus ]
>ダークプール問題も大きくクローズアップ
SECも動き始めたみたい。つまり、「もう十分儲けただろう」ということ?
http://mobile.reuters.com/article/idUSBREA3A0CP20140411
米国では、現状、40%が off-exchange ですから。
2014/4/11(金) 午後 5:35 [ equus ]
今日の「ほのぼのニュース」。
http://si.wsj.net/public/resources/images/AI-CH895A_CPOLL_G_20140410082440.jpg
まぁ、北京の大気汚染問題は、もう今更ニュースではないんですけど、panda hugger の多い米国の新聞がこれを流しているのがニュースかも。支那系米国人の大使が逃げ出すくらいですから、もう隠せない?
リアルタイムには、こちら。
https://mobile.twitter.com/BeijingAir
二日前に beyond index がありました。4月9日の午後8時、メーター振り切り状態。
2014/4/11(金) 午後 6:11 [ equus ]
戸締役様、皆様こんばんわ〜〜
集団自衛権の問題で、何気に公明党が追い込まれているような気が…
んま、それはともかく…
>>支那系米国人の大使が逃げ出すくらいですから、もう隠せない?
…日本では四日市ぜんそくに代表される凄惨な大気汚染被害を経験して、それで世界に冠たる環境技術を生み出すに至った、その歴史を知っていれば、誰も今の中国に行きたいとは思わないんじゃないだろうか?
>>SECも動き始めたみたい。つまり、「もう十分儲けただろう」ということ?
…要するに、不良債権の最終処理へ向けて、誰を生贄にするか、ということが決まったとみていい??
>>それは取引所の外でやりとりされる取引の増大だ
…で、その取引の損益が帳簿に載っているかどうか?もし簿外だったらなお大きな問題になるのでは。
さて?
2014/4/11(金) 午後 8:24 [ やまちゃん ]
インドの中央銀行総裁、先進国が一方的にやってきた量的緩和とtapering を、新興国への影響を考慮していないとして批判。
http://rbidocs.rbi.org.in/rdocs/Speeches/PDFs/SPBOOKING10042014.pdf
特に page 3 の spillovers のところから。
インドの国益から見れば、先進国に対して新興国側との金融政策のコーディネートを求めるのは理解できますが、先進国側がそれに応じるのは難しいんじゃないかと。
2014/4/12(土) 午前 1:47 [ equus ]
Ukraineに関するRussia の言い分。
http://eng.kremlin.ru/news/7002
去年の12月に $3bn をRussia が Ukraine に貸したんですよね。あれがなかったら経済破綻していたというのは、IMF の Lagaede もPBS のインタビューで認めていました。
Putin 曰く、
What about the European partners? Instead of offering Ukraine real support, there is talk about a declaration of intent. There are only promises that are not backed up by any real actions.
.....
次に続く。
2014/4/12(土) 午前 2:04 [ equus ]
上から続く。
Putinが続けて言うには、
To a large extent, the crisis in Ukraine’s economy has been precipitated by the unbalanced trade with the EU member states, and this, in turn has had a sharply negative impact on Ukraine’s fulfillment of its contractual obligations to pay for deliveries of natural gas supplied by Russia.
2014/4/12(土) 午前 2:10 [ equus ]
ギリシャが今週売った EUR 3bn の5年物新発国債、ハゲが3分の1も買ったそうな。
http://www.ekathimerini.com/4dcgi/_w_articles_wsite2_1_11/04/2014_538920
http://mobile.bloomberg.com/news/2014-04-10/greece-readies-bond-sale-as-athens-car-bomb-reminds-of-upheaval.html
「借金で首が回らなくなったのに、借金増やして何しとるんじゃ?」と思う人もいるでしょうが、「妥当な金利で借金出来るほどまで信用が回復した」とも言えるわけで、政権担当者の株が上がる仕組み。EUR 2.5bn 借りようとしたら EUR 20bn の申し込みがあって、買った人の90%は非居住者。
2014/4/12(土) 午前 2:48 [ equus ]
惨め指数の国際比較。
http://online.wsj.com/media/miseryindex.jpg
デフレを脱却していない日本にとっては、あまり意味は無いと思います。
2014/4/12(土) 午前 3:18 [ equus ]
上で紹介したインドの中央銀行総裁の批判に、当事者だった Bernanke が反論しています。(ビデオ)
http://www.nbcnews.com/video/cnbc/54919943#54919943
2014/4/13(日) 午後 0:41 [ equus ]