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サブプライム問題に端を発した世界同時株安とそれに伴う金融収縮(クレジットクランチ)ですが
先月のFRBによるFF(誘導金利)の利下げで、表面的には安定を取り戻しているように見えます。
しかし、その中身を見るとFRBによる連日の膨大な資金供給で維持されている状態でしょう。
WRAPUP1: 米FRB、3回のオペで282.5億ドル供給
http://jp.reuters.com/article/treasuryNews/idJPnJT803829820071018
[ニューヨーク 18日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)傘下のニューヨーク連銀は18日、3回のオペで282億5000万ドルの資金を供給した。
フェデラルファンド(FF)金利は、FRBの誘導目標と一致する4.75%で推移している。
14日物レポで60億ドル、7日物レポで190億ドル、翌日物レポで32億5000万ドルを供給した。
14日物のオペ対象は、政府機関債が5億ドル、モーゲージ担保証券(MBS)が55億ドル。応札額は870億ドルだった。
7日物のオペ対象は、米国債が37億5000万ドル、政府機関債が152億5000万ドル。応札額は986億ドルだった。
翌日物のオペ対象は、米国債が22億2600万ドル、政府機関債が10億2400万ドル。応札額は540億ドルだった。
現在、資金需要が強く、金融市場に現物を投入しないと現在の金利が維持出来ない状態が続いています。
金融収縮(クレジットクランチ)を、解消するにはこの方法しかないといえますが
その分どんどんドルの希薄化が進んで、資源や穀物など資源の上昇が続いています。
ついに、昨日石油価格(WTI先物)は、$89.5にまで上がっております。
以前からの予測どおり、金(マネー)と金(ゴールド)のバランスが完全に崩れたといってよいでしょう。
この状態が悪化した場合、ドルパニック(ドルは基軸通貨である為世界に波及)になるでしょうね。
本日のG7において、どのような解決策が導き出されるか注目の集まるところであります。
あと、気になるのはインドの動向です。
インドのSENSEX指数、暫定で5.01%安で終了
ttp://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-28412020071018
ご多分にもれず、インドもバブル状態であったといえましょう。
一昨日より、最高値と急落を繰り返す状態になってまいりました。
急速な発展により、劇的な変化を迎えているインドですが限界に近づいてきたといえると思います。
同時に、バブル状態の上海も注意が必要であると思われます。
上海の場合、中国政府の意向次第という側面もありますが、これがいつまで持つか注目が集まっています。
キャリートレードとヘッジファンドなどにより、
過度にマネーゲーム化したマネーゲームバブルが限界に近づき、世界中で悲鳴を上げてきましたね。
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