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この特集も2007/7/27(金)に初めてから今日で35回目に突入しました。
世界同時株安といいながら、本日も株高のお話です。
今日、日経は17000台を回復いたしました。
このことについて考えてみたいとおもいます。
9月19日のFRBのFFの利下げにより、金利誘導の為に連日のドル供給オペを繰り返しています。
市場に十分なドルが溢れることでクレジットクランチは収まりましたか、現在強いインフレ懸念が生まれいます。
また、価値基準となる機軸通貨であるドルの増加は、資源と貨幣の価値のバランスを狂わすでしょう。
物の絶対量が決まっているのに対し、紙幣が増えるわけでありますので当然でしょう。
また、現状為替に於いても、この傾向は強く現れており資源国通貨が上昇しております。
しかし、円ドル間はそれほど動いておりません。今日はこの理由について考えてみたいと思います。
第一に、日本が低資源国であることが上げられるでしょう。
穀物や石油など資源を必要量輸入しなくてはならない。
資源単価の上昇は、同量の輸入に際し多くの紙幣を必要とします。
資源の多くは、ドル建てであるためにドルの需要が高まりやすいと考えられます。
第二に、日銀の利上げ観測が遠のいたことによるキャリートレードの継続です。
キャリートレードについては、何度も説明していますので過去のトピックを参照ください。
第三に、外国ファンドに対する投資意欲が減退していないこともあげられるとおもいます。
日本の場合、団塊世代の大量の退職金がファンドへ流入しており
その傾向がより強くなっていることにあるとおもいます。
第四に、気がつかない形での海外へのキャリートレードが増えていることもあるでしょう。
先日の株価暴落の主要な要因は、投資銀行やヘッジファンドの手仕舞いによるものでした。
このような短期的な投機資金については、あるていど清算済みであるとおもいます。
それに対し、外資の保険など長期的資金の流出が増大している状態です。
保険の場合、大量の給付請求がこない限り、その資金は返還義務がありません。
また、国内の保険会社と違い、株式会社形態をとるものが多い為、配当はほとんどありません。
【国内保険に多い合資会社形態の場合、余剰利益は配当で還元されます。】
さて、市場は一時的な安定を取り戻しているように見えますが、本当はどうなんでしょうね?
資源価格の値上がり率からすると、相対的に上げているといえるのでしょうか?
資源(金価格)をベースにした場合、下げているように見えなくもないですが、、、、
根拠がない噂話ですが、10月12日、15日の相場が気にかかります。(911と同じく今回の何もないでしょうけど)
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