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FOMC開催中の昨夜のNYですが、利下げの幅をめぐり思惑が錯綜しているようですね。
米FRB、25bp利下げと据え置きの双方を検討=WSJ紙
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200710300042.html
基軸通貨ドルのFF利下げ=資金供給=通貨増加による資源インフレリスクですから
これ以上のインフレを望まない見方も強いということでしょう。
結果的には、インフレとクレジットクランチ(信用収縮)による経済の悪化を天秤にかけて、どちらを選択するのかということになると思います。
ABCP(MBS担保付CP)の価格は、相変わらず急落中です。
言い換えれば、一向に歯止めが化からない状況であるといえるでしょう。
利下げによるドルの希薄化が、為替による先安感のあるドル債権の人気を落としている事も下落を大きくする原因であると思います。
米国以外では通貨差損まで入れると下落幅はさらに増大する結果になると思います。
これは、サブプライムだけでなく、今後の不動産融資に対する厳しい見方を反映させた物であるでしょう。
売り物件の増加で、不動産価格が下落して上位ローンまで波及し始めたと思います。
http://www.markit.com/information/products/abx.html
また、これまで債権を買っていた資金が行き場を求め資源に集中をしているのでしょう。
さて、気になる記事のご紹介です。
サブプライムCDO、最高格付けもデフォルトへ−フィッチが予想
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aPoW3bKLF5to&refer=jp_top_world_news
フィッチは29日、最高格付け「AAA」のCDO約240億ドル(約2兆7500 億円)
相当を格下げ方向で見直すと発表した。フィッチのマネジングディレクター、
ジョン・シアベッタ氏は電話会議で「最もシニア、またはスーパーシニアの
トランシェ(部分)にもデフォルトが出るだろう」と述べた。
フィッチは29日にCDO150件、368億ドル相当を格下げする可能性を示唆した。
フィッチによると、160億ドル相当のメザニン・サブプライムCDOは「AAA」から、
最低でジャンク級(投機的格付け)の上から3番目の「BB−」まで引き下げられる
可能性がある。
まぁ、悪い意味で予測どおり ですね。
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