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権利義務関係と信義則
権利と義務は裏返しのものであり、同一のものであるでしょう。
それを明文化し、契約という概念で捉えたものが法律ということになりますね。
非常に簡単な言葉で言えば、【約束】ということになるのだと思います。
この約束の前提には【信義則】信義誠実の原則というものが存在します。
簡単な言葉で言えば、【信頼関係】【信用】ということになるのでしょうか?
誰もが、信用出来ない人間と約束などできません。
国家間、国家と国民の間においてもこの関係は存在します。
【信じてもらえない人間を、信じることは出来ない】どちらも同じ鏡の関係ですね
権利と義務も同様の関係であるといえるでしょうね。
義務を果たさなければ権利は得られない、権利を得るには義務を果たさなくてはならない。
この最前提には、信義則が存在する訳であります。
難しい話をすると信義則には、派生するいくつかの原則が存在します。
禁反言の法則(エストッペル)
自己の行為に矛盾した態度をとることは許されない。
クリーンハンズの原則 (きれいな手)
自ら不法に関与した者には裁判所の救済を与えない。
事情変更の法則
社会的事情に変化があれば契約の内容はそれに応じて変更されなければならない。
権利失効の原則
権利者が信義に反して権利を長い間行使しないでいると、権利の行使が阻止されるという原則。
どれも信頼関係を築く上で、非常に大切な原則です。
これを簡単に言えば、道徳やしつけの問題ということになるのでしょうが
嘘をつかない、出来ないことは約束しない、周囲の状況に合わせる、自分の意見をちゃんとその場で伝える
あたりになるのでしょうか?
人間不信や政治不信、国家不信の撒き散らしをしているマスコミに信義則はあるのでしょうか?
近いうちに必ずこの裏返しに悩まされることになるでしょうね、
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