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先日、東京のマンションの管理組合の理事会があった。
理事が輪番制になっており、ついに私の順番が廻ってきた。
いくつかの議題を進める中で、ひとりの理事から管理会社と管理人の問題が提起された。
費用の問題と管理人のレベルの問題である。
半年くらいで、ころころと管理人が変わっている。また、掃除をしている姿をみることは稀である。
これには、私も日ごろから非常に強い不満を持っていた。
よくよく話を聞いてみると、実は管理会社は管理業務を下請けの清掃会社に丸投げをしているようである。
なんと、管理組合→管理会社→清掃会社と二重の委託契約になっていた。
住人が知らないうちに二重委託をしているのもひどいが、構造上【偽装請負】になっているじゃないかw
この契約は、新築時にデベロッパーからそのまま受け継いだものであった。
その場で、この契約の違法性を指摘、現状を否認して管理会社に以下のような善処を求めた。
1、管理人を直接雇用に切り替えること。
2、住民にこの事実を知らせ、住民から直接管理人に指示させないこと。
3、労働局に確認して、適正な契約形態に切り替えること。
この状況で住民が管理人に直接何かを指示した場合、明確な【偽装請負】になってしまう。
もし、住民の指示で事故が起きた場合、その責任は住民と管理組合が負わされることになる。
例えば、住民が高いところの汚れの清掃を管理人に依頼し、その過程で労災が起きたら治療費や休業補償などを依頼した住民が払わなくてはならない。死亡事故が起きた場合も同様である。
住民が管理人に直接指示できないことは、どう考えても異常な状態であると思います。
現状では、いちいち管理会社に電話をして、管理会社→清掃会社→管理人と伝達しないといけない訳です。
念のため、知人の労働局の職員に確認をしましたが、やはりこの判断は正しかったようです。
適正にすすめるには、管理会社が人材派遣の登録をして、管理組合との間で人材派遣契約を結ぶ必要があるとのことでした。
管理会社にこのことを伝え、早急に善処するように強く依頼しました。
対応出来なければ、残念ながら早速管理会社を変えなくてはならないでしょう。
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