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ブラックロックのファンド:ムーディーズが不適格級に格下げ−WSJ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aYTjUb7ND7eU&refer=jp_top_world_news
12月26日(ブルームバーグ):米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)は
26日、米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが米資産運用会社ブラックロック
の「ブラックロック・キャッシュ・ストラテジーズ・ファンド」の格付けを投資不適格(ジャンク)
級に引き下げたと報じた。同ファンドは一部の償還を停止しており、同紙はこれを短期債市場逼迫
(ひっぱく)の影響の兆候と指摘した。
同ファンドは、多様な短期金融資産への投資を行い高リターンを追及するエンハンスト・キャッシュ
・ファンドの1種だという。
大手銀行の業績悪化も、高収益のビジネスモデル混乱−米WSJ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=ahti6Qe3eTJc&refer=jp_top_world_news
12月26日(ブルームバーグ):米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)は
26日、シティグループやバンク・オブ・アメリカ(BOA)、JPモルガン・チェースなど大手
銀行の向こう数年間の収益性が悪化する可能性があると報じた。
掲示板より、ID:6PobnzSI様による情報と翻訳
http://online.wsj.com/article/SB119862576458749597.html?mod=hps_us_whats_news
Credit Downturn Hits the Malls Centro Properties' Woes Underscore the State
Of Commercial Market By KEMBA J. DUNHAM and JENNIFER S. FORSYTH
December 26, 2007; Page C1
(WSJ)クレディット危機が商用不動産の市場に影響、ショッピング・モール運用大手のセントロ・プロパティの経営を悪化させ、CMBS市場に陰り。
住宅用不動産市場のサブプライム問題に端を発したクレディット危機が商業用不動産の市場に影響を及ぼし始めている。全米5位の規模を持つショッピングモール運用企業であるセントロ・プロパティはNew Plan Excelの吸収合併に伴う$6.2Bの費用をまかなう短期の負債のリファイナンス(ブリッジ・ローン)に苦慮しており、株価が2日で90%下落した。月曜日の同社(オーストラリアが本社)の株価はA$1.13で、年初来の下落率は88%に達している。
セントロ・プロパティは商用不動産の担保付債券(CMBS、Commercial mortgage-backed securities)の市場でブリッジ・ローンを支払うべく長期債券を売ることを計画していたが購入者の不在で苦慮している。これまでCMBS市場ではディフォールトの問題などは発生していない。
別のケースでニューヨークに基盤を置くデベロッパー、Harry Macklowe$7.1Bの短期負債のリファイナンスに苦慮している。同社は今年、マンハッタンの7個の建物を購入し、その負債の処理に悩んでいる。商用不動産市場はこの数ヶ月で状況が悪化しファイナンシングが枯渇してきている。大型不動産の売却は半減し、低迷した状態が続くことが危惧されている。CMBS市場は過去数年の商用不動産のブームを支えてきたもので、銀行がそれを利用してバランスシートに及ぶリスクを回避する事を可能にし、プライベート・エクイティグループが大型の商用不動産を取得することを可能にしてきた。
2002年から2007年の間にCMBS市場は$52Bから$225Bに急成長しいている。銀行は大型の買収案件のコストをブリッジ・ローンで購入者に供給し、購入者がその後に売却するという仕組みが出来ていた。しかし今では銀行がバランスシートに多量のCMBSを抱えこむ事が起こっている。リーマン・ブラザーズとクレディ・スイス、およびワコビアなどがその例でリーマン・ブラザーズは$79Bのモーゲージ債券の半分がCMBS関連といっている。
商業用浮動産市場の価格は住宅用不動産のような明瞭な下落は現れていない。しかし多くの関係者は価値が低下すると見ている。商用不動産では購入者と売却者が価格で一致しない時は取引が行なわれないので市場価格は明確ではない場合がある。(後略)
#これは予想されていた事態ではあるけれど・・
ttp://online.wsj.com/article/SB119867779499850669.html?mod=hps_us_whats_news
Home Prices Fell 6.7% in October As Market Remains 'Grim' Miami Metro Area Leads Declines By KATHY SHWIFF December 26, 2007 10:39 a.m.
(WSJ)S&P/ケース・シラー指標で10大都市の住宅価格は6.7%下落、マイアミは12.4%下落
S&P/ケース・シラーの発表した、シングルファミリーの既存住宅価格の指標は10大都市で 前年比6.7%の下落、マイアミで12.4%、タンパでは11.8%、デトロイトが11.2%、サンディエゴで11.1%となった。シャーロットとシアトル、ポートランドは前年比価格が増加した。
今後アメリカの住宅価格は更に値下がりすることも予想され、2桁の値下がりがありえるという。
"Given conditions relating to mortgage financing, and the number of unsold homes that is piling up, all regions are likely to continue on a negative trend in the months ahead, and those with the greatest oversupply (at the bottom of the pack at the moment) will continue to fall by the most," wrote Mr. Shapiro in a research note.
予想されていた事態といえますが、不動産価格の下落の影響がCMBS商用不動産債権に波及してきました。
以前、紹介したブルームバーグの記事にもありましたが、サブプライムのみならず上位債や関連債全般に不動産価格下落の影響は波及しているといってよいでしょう。
サブプライムの現実:宝物まで失った哀れな女の子の泣き声が聞こえる
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003003&sid=amV8NcfqBtBo&refer=jp_stocks
>ウォール街の「G5」会議の主催者だったドイツ銀行は最近、今度はサブプライムではなく 信用力の水準が1つ上の「Alt−A」住宅ローンの証券で新しい指数を作ろうと、会議を始めた。Alt−Aローンのデフォルトに賭けて、また大きな利益が狙えるかもしれない。
複雑化する金融の中で、貸し手である銀行が直接リスクをとる形態から債権化によりリスクが拡散する仕組みが生まれました。
自己資本以上の貸し込みができる体制が生まれたといえるのでしょうが、その分負の影響は大きくなりました。
完全に負の連鎖に入っている状態であり、世界経済はリセッションを避けられない状態であると思います。
クリスマス明けで取引が少ないおかげかどうか、それとも膨大な資金供給によるものか負の情報がもたらされても株価は反応しない状況です。
しかし、資金供給によるドルの希薄化予測により、石油などの資源は買いが進み原油の値上がりが進んでいます。
物価の上昇はこれ以上の利下げを不可能にして、金融危機を促進することになると思います。
さてどうなるか?まだ打つ手は残っているのだろうか?
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