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米国のサブプライム解決策の提示とFRBの利下げ予測で、市場は一時的な安定を取り戻しつつあるように見えます。

しかし、今回のサブプライム解決策(5年間の金利の凍結)は、対象が限られており根本的な解決にはならないという見方もあります。

この先延ばし案で時間稼ぎをしておき、次の対策対応をとることでソフトランディングを図ろうということでしょう。

市場に安心感が拡がったことで、再び円キャリートレードが始まったように思われます。

このような投機的資金の流れを抑制しない限り、本当の意味での市場の安定は望めないと思います。


SIV13社の債務格付けを引き下げ、追加格下げの公算も−米S&P
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=aOWaA3cO_i7Q&refer=jp_europe

12月7日(ブルームバーグ):米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は7日、ストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV)と呼ばれる投資専門の特別目的会社13社が発行したキャピタルノートを格下げしたと発表した。さらにSIV18社の債務格付け見通しを引き下げ方向の「ネガティブ」に置いた。これらSIVの資金調達が難しくなっていることが理由。

S&Pの資料によれば、資産運用会社アイガー・キャピタルが管理するオリオン・ファイナンスは、優先債の保有者を保護するため管財人の指名が必要な「エンフォースメントモード」入りした4番目のSIVとなった。

一部のSIVが米サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)関連証券を買い入れていることから、投資家はSIVが発行する短期債を敬遠している。別の米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは先週、純資産価値の低下を理由に、SIVの債務1050億ドル(約11兆7300億円)相当を格下げする公算があることを明らかにしていた。

ニク・カーキー氏(ニューヨーク在勤)らS&Pのアナリストはリポートで、「今後数カ月で資産価値が認識できるほど上昇することはなく、価格下落が続く可能性がある。資金調達の問題の方向性を変えるほど多くの投資家が市場に戻ることはないだろう」と指摘した。

SIVは、短期債発行で得た資金を、金融機関債や住宅ローン担保証券、債務担保証券(CDO)などより長期の証券に投資し、利益を上げる目的で設立される。

仏ソシエテ・ジェネラルのSIV、プレミア・アセット・コラテラライズド・エンティティと独ドレスナー銀行のSIV、K2が発行した劣後債の格付けは投資適格級を下回る水準に引き下げられた。米シティグループが管理するSIV3社、ファイブ・ファイナンス、セドナ・ファイナンス、ゼラ・ファイナンスのキャピタルノートも格下げされた。

S&Pによれば、格下げは「これらSIVの投資家の損失が現実のものとなる可能性が高まった」ためだという。

S&Pはまた、プレミアとオリオン、独WestLBのハリアー・ファイナンス・ファンディングが発行した優先債を格下げする公算が大きいとしている。

かねてより心配されていました【SIVの格付け問題】が現実化し始めました。

現在、SIVは投資銀行本体の決算から切り離されています。

SIVは、投資銀行が保証会社となっていますので、破綻した場合、損失額が投資銀行本体の計上され、本体の財務を圧迫することになります。

この場合、投資銀行のデフォルトリスクが高まり、投資銀行の格付けも引き下げられ、資金調達が困難になります。

こうなると負の連鎖が起こり、投資銀行が発行又は保証する各種債券のすべての価格が下落します。

G7などの各国の中央銀行はこれだけは絶対に避けたいところでしょう。

流動性を確保すると投機市場に流入しバブルを促進し、流動性が枯渇すると信用収縮で実体経済が破綻する。本当に、難しいところですね。

米自動車ローンの焦げ付きが急増、米経済の新たな問題に−WSJ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aRR1oWNgvV_o&refer=jp_home
12月6日(ブルームバーグ):米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)は6日、米証券大手リーマン・ブラザーズの自動車ローン会社調査を引用し、2006年に信用度の高い個人向けに設定された自動車ローンの約4.5%が07年9月末時点で30日以上の延滞となり、8月末の同2.9%から約8年ぶりの大幅上昇となったと報じた。また信用力の低い個人向けでは、9月末で12%が30日以上の延滞となっていたという。これは02年以来の高水準で、8月末時点では11.1%だった。
WSJは、住宅ローンに続いて、自動車ローンというもう1つの重要な消費者ローン分野でも悪影響の兆候が表れ始めていると伝えた。

10月のリボ払い除く米消費者信用残高、1992年以来の2カ月連続減=FRB
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities/idJPnJT808620120071207
 [ワシントン 7日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が7日に発表した10月の消費者信用残高によると、自動車・教育ローンなどリボ払い以外の信用残高は1992年以来初めて2カ月連続で減少した。世界的な信用収縮を受け、自動車ローンが大半を占めるこの種の融資で、与信基準が厳格化している可能性がある。

 リボ払い以外の信用残高は、16億4000万ドル(1.26%)減の1兆5610億ドル。9月は3億6300万ドル増から13億7000万ドル減に下方修正された。

破綻と信用不安がサブプライムから他のクレジット債に波及し始めたように思われます。

これにより、CDO(複合債券)を構成する一部であるクレジット債のデフォルトリスクも高まっています。

更なる債券価格の下落が懸念されるところですね。

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