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今日の株式の途中結果です。2007/7/31(火)のグラフと比べると明確な違いがわかると思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/daitojimari/15047888.html
とりあえず、まず週明けの市場動向から
月曜の市場は、FRBやECB、日銀などの介入により一応の安定を取り戻しました。
しかし、根本的な解決に至ってはいない為に非常に弱気の展開であったといえるでしょう。
さて、本題の本日の動向です。
2007/08/14-13:42 日銀、一転して資金吸収=短期金融市場から1兆6000億円−金利急低下に対応
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&k=2007081400288
本日、日銀は市場に放出した資金を過剰流動性を理由に引き上げました。
クレジットクランチによる円キャリトレードの巻き戻しにより、日本の市場資金は充足していると判断したようです。
世界市場の昨日から明確に現れた現象として、市場により株価波形が明確に違ってきています。
今日に入り、その傾向が強くなってはっき現れてきていると思われます。
世界全体からの資金の回収から、新興市場やハイリスク市場から資金逃避に移ってきているのかもしれません。
現在、欧州が開き値を戻している状態ですがこの動きが継続できるかと今夜のNYが一時的な山かもしれません。
継続して特集していきます。
ロイター発の記事で面白い分析がありました。
日銀の余剰資金吸収で正常化への期待、株価の調整色払拭には時間
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-27369220070814
[東京 14日 ロイター] 14日の東京市場では、米サブプライムローン(信用度の
低い借り手向け住宅ローン)問題による信用収縮の懸念がひとまず収まりつつある
との安心感が出ている。
短期金融市場で日銀が2回にわたり資金吸収に動いたことも、市場の正常化への
第一歩と受け止められた。
ただ、サブプライムによる新たな損失表面化への警戒感が払拭されたとは言い切
れず、金融市場は全体的に方向感に欠ける取引となっている。下値を模索する東
京株式市場でも調整色の一巡には時間が必要、との見方が多い。
<混乱収拾に向かう短期市場>
日銀は午前9時20分の金融調節で6000億円の資金吸収を通告した。日銀の
金融市場局では「(誘導目標とする)翌日物金利は0.5%を下回って取引が始まり、
そこからさらにレートが低下して0.2%台まで下がっていた。前日までと違い、資金
に余剰感が出ている」と説明。そのうえで「市場のレート動向をみて(資金を)吸収し
た方が適当だと判断した。通常のオペ運営の一環だ」としている。
短期市場では、日銀の資金吸収について妥当、との声が聞かれた。東短リサーチ・
チーフエコノミストの加藤出氏は「朝方からかなりレートが低下していたので、資金
を吸収しても問題はない。前日の海外市場でも、欧州中銀(ECB)は資金供給量を
減らして事実上、資金吸収を行った。米連邦準備理事会(FRB)も20億ドルしか供
給せず、進みすぎた準備預金の進ちょくを少し抑えようとしていた。日米欧で、これ
まで供給しすぎた分を修正している」と話している。そのうえで「それだけマーケット
が落ち着いているということ。この数日間の混乱は、徐々に収束に向かっている」
と評価する。
日銀は午後零時50分にも1兆円の資金吸収を通告した。資金余剰感が強まって
いることに対応した、とみられている。
<資金吸収で利上げの思惑>
一方、円債市場では、日銀が吸収オペに踏み切ったことで「日銀は8月利上げに
対する意欲を示した」(国内金融機関)との声もあった。朝方に翌日物金利が低下し
ていたことから、債券市場でも、資金吸収オペはテクニカル的にみて予想されてい
たことだが、日銀の金融政策決定会合を来週に控えて「8月利上げの有無は、蓋を
開けるまで分からないのが正直な気持ち」(都銀)といい、神経質になっている。
ただ、市場のコンセンサスは8月利上げから9月利上げに移りつつある。「根強い
信用収縮懸念で下値を売り込めない」(国内金融機関)状況にあり、14日の円債
市場は、旧盆休みで市場参加者か限られたこともあり、限られた値動きだった。国
債先物は前日比変わらずで前引けた。朝方は株高で利益確定売りが先行する場面
もあったが、その後、株価が上値を重くしたことが相場を下支えた。
現物市場で目立っていたのが、長期・超長期ゾーンの底堅さ。10年最長期国債利
回り(長期金利)は一時1.700%と、5月25日以来、約3カ月ぶりの水準に低下し
た。前日の市場では、5年利付国債利回りが一時1.250%と「8月利上げ見送りど
ころか年内の利上げが微妙な水準」(国内金融機関)にまで低下するなど、ブル・ス
ティープニングの動きが強まった。「8月の日銀会合に向けて、一部海外勢から前日
のスティープポジションをフラットに持ち変える動きが出ていた」(国内金融機関)と
いい、前日までのスティープ化の動きに修正が入った、という。
<株式の換金売りは一服、調整は長期化か>
東京株式市場も日経平均は前日終値を挟んだ小動きとなり、方向感の定まらな
い展開となった。欧米市場の落ち着きを受けて買いが先行したものの、サブプライ
ム問題に対する懸念は根強い。
「海外勢は米系、欧州系ともフローが減少し、大口のバスケット取引がほとんど
出ていない。これまで換金売りの結果、投資家のキャッシュ比率は高まっているが、
サブプライム問題の余震を恐れて新規の株式投資を手控えている」(準大手証券
エクイティ部)という。
三菱UFJ投信運用企画部ストラテジストの石金淳氏は「サブプライムローンの延
滞率は全体で2%弱と試算しているので、米国経済へに影響自体は大きくないが、
米国住宅市場の軟化でこの問題は2010年ごろまで尾を引く可能性があるとみて
いる。今後、断続的に市場心理の重しとなるのではないか」との見方を示している。
市場では米国の利下げ観測も浮上しているが「今晩の7月PPI、あすの7月CPIで
インフレ懸念の後退が確認できなければ、FRBは利下げに踏み切りにくい。利下
げ期待後退が米株式市場のネガティブに影響する可能性もある」(米系証券)との
声もある。
いちよし証券投資情報部チーフストラテジスト、高橋正信氏は「東京市場では、サ
ブプライム問題を背景にしたヘッジファンドのポジションの手仕舞いがどの程度終
わったのかを見極める展開になっている。手仕舞いは今後もさみだれ式に出てくる
だろう。このため水準感からの打診買いは入っても、本格的な買いは入れにくい。
最終的には9月の解約動向をみながら、ヘッジファンドの生き残り度合いをみていく
ことになる」と予想する。
<外銀が大量のユーロ売り>
動きが少し見られたのが為替市場だ。前日終盤に161円前半で取引されていた
ユーロ/円は朝方、一時、160円前半まで下落した。市場では、欧州中銀の9月
利上げ観測が後退し、外銀が大量のユーロ売りに動いたもよう、との観測が出て
いた。サブプライム問題で日本人投資家が影響を受け、クロス円での円買い戻し
の動きが加わり、ドル/円も弱含みで推移している。
ある大手証券の為替担当者は「日本人投資家が、サブプライム問題で心理的影
響を大きく受け始めているのではないか。きょうの動きに関しては、円キャリー巻き
戻しの典型だ」と指摘していた。
(ロイター日本語ニュース 金融マーケットチーム 橋本 浩)
続報
住友信託、米住宅ローン関連で2億円の評価損
2007年 08月 14日 18:40 JST
同行は、米国の低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付きに関連した金融機関への影響に対する懸念の高まりを受け公表した。米住宅ローン関連の評価損は、住宅価格の値上がり分を担保としたローンを証券化した金融商品への投資で発生。残高は135億円。サブプライムローンの借り手の返済を原資とした金融商品への投資が含まれる。
また、米住宅ローン関連資産を含む資産担保証券を主要な投資手段とするファンドへの投資残高は123億円に上り、こちらは4億円の評価益となっている。投資先のファンドは、3割程度を住宅ローン関連に投資しているという。
海外クレジット投資のうち、時価のある資産の合計額は8817億円。内訳は、資産担保証券が5692億円(評価損31億円)、社債が3125億円(評価損4億円)となっている。
シティも30億ドルの損失を計上したそうです。
米シティ、サブプライムやLBOで30億ドル損失か−バーンスタイン
ttp://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=ax5Ia_lDxb9U
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