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地政学という学問があります。
私は専門家ではありませんし、地政学についてあまり詳しくはありませんが
日本という国家を見た場合、非常に面白い考察が存在します。
当然、日本は島国であり海洋国家です。
それに対し、欧州やロシア中国などは大陸国家であるといえます。
ここにはどのような違いが存在するのでしょうか?
日本は日本海という荒海と太平洋に守られた島国である為、国境という概念がしっかりしています。
それに対し、大陸にある国家は陸つながりである為に国境がはっきりしません。
また、その国境というものも時代により何度も引きなおされ変化を続けています。
同時に日本の場合、4つの大陸プレートの狭間にあり、古代より地震や噴火が絶えない地域でありました。
また、台風の通り道になっており、数多くの風水害に悩まされてきたことは間違いありません。
今のような船舶や飛行機などの移動手段が出来る前はある意味閉鎖社会であったといえましょう。
また、江戸時代の鎖国というものがそれを象徴しているともいえます。
島国であり、その中で自立して生活する為には、自給自足が原則であったともいえます。
また、災害に備えての貯蓄という文化が発展してきたのには多くの天災が作用しているように思います。
そして、土地が限られているために移動することが難しかったとも考えられます。
ですから、天災にあっても同じ土地の上で貯蓄を使い復興する文化が生まれたかもしれません。
それに対し、国境線のない大陸国家においては、貯蓄は多くの弊害をもたらします。
なぜなら、貯蓄を持つことは侵略や略奪の対象となることを意味するからです。
大陸は広大な為に、居住地が破壊されたり汚染された場合住民は移動することが出来ました。
また、移動することで過去との決別が容易に出来る部分も大きかったといえましょう。
このあたりに、日本と中国などの文化的な大きな違いが隠されているのではないかと考えています。
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