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韓国中銀と政府、ウォン安阻止に必要な措置を取る方針−外準も活用
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aH1mxiiI.MKs
7月7日(ブルームバーグ):韓国の中央銀行と政府は、ウォン相場の下落に歯止めをかけるため、外貨準備を使った為替市場安定化策などの措置を必要に応じて取る方針だ。
韓国企画財政省(旧・財政経済省)は7日、動きが速過ぎるウォン相場に対して「断固たる行動」を取る方針を表明。韓国銀行も同様の内容の発表文を出した。
ウォンの対ドル相場の騰落率は今年これまでにマイナス11.3%と、その下落率はアジア通貨で最悪のタイ・バーツに次いで大きい(ブルームバーグの集計データによる)。韓国紙、中央日報が1日報じたところによると、為替当局による5月末以降のウォン買い介入の規模は約70億ドルに達している。
韓国やインドによる為替市場への介入は不調に終わる公算−モルガンS
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=anFSF0kplaOI
7月7日(ブルームバーグ):米証券大手モルガン・スタンレーによれば、景気減速と貿易赤字拡大を受け、韓国やインド、ベトナムの金融当局による自国通貨下支えを狙った市場介入は不調に終わる公算が大きい。
モルガンの調査アナリスト、スチュワート・ニューナム氏(香港在勤)は顧客向けリポートで、これら3カ国の中央銀行が今年に入ってから自国通貨の下落を受けて、「繰り返し」為替取引を行っていると指摘。韓国ウォンとインド・ルピー、ベトナム・ドンは今年、少なくとも5%下落しており、輸入コスト上昇でインフレ加速へとつながる恐れがある。
ニューナム氏はリポートで「市場介入は最終的には失敗するだろう」とし、7日の電話インタビューでもこの分析を確認した。同氏は「当社の見方では、これら3カ国が最も期待できるのは、オペレーションを通じ秩序ある下落を演出することだ」と説明しながらも、「ベトナムはこれさえも達成できない可能性がある」と付け加えた。
ニューナム氏は「間違いなくベトナム・ドンが最も強い圧力を受けている」と記し、外貨準備高が限定的であることを理由に挙げた。
バークレイズのレッドワード氏:アジア通貨は年内、下落継続へ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aZyGw0Duq8fA
7月7日(ブルームバーグ):バークレイズ・キャピタル(シンガポール)のアジア新興市場調査部門責任者、ピーター・レッドワード氏は7日、アジア通貨について、今後半年間は下落する可能性があるとの見方を示した。経済成長が鈍化するとの懸念を背景に、韓国ウォンとインド・ルピーが下げを主導するとみている。
同氏はシンガポールで同日インタビューに応じ、「経済が持続的な成長減速期に入ったら、企業の消費者への価格転嫁能力はかなり急速に消滅するだろう」と指摘。「インドや韓国などの国々では、経済は相当急速に減速しているようだ」と述べた。
エネルギー価格の高騰がアジア全域でインフレ加速を引き起こし、個人消費や企業収益に打撃を与えているほか、米景気減速でアジアからの輸出に対する需要が損なわれている。レッドワード氏は、インフレが2009年に緩和される可能性を指摘した。
インド・ルピーは今年に入り、ドルに対し8.5%下落しており、韓国ウォンは10.5%下落。通貨下落はフィリピンや台湾でも「顕著となる可能性が高い」と同氏は指摘した。
当面はサミットでドル防衛に関する言及があるかが焦点となる。ドル防衛に関する先進国合意がなされた場合、介入の意味は無に帰することになるだろう。それでも通貨防衛をせざる得ない状況に追い込まれている現状は見ていて悲壮感すら感じるものである。
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