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昨夜のNYは、金融機関の決算に対する否定的な報道が続く中、大幅な利下げ観測の後押しなのか?
すでに織り込み済みと見るべきか?よくわからない展開ですね。
とりあえず、決算発表待ちということでしょうね。
米シティ:最大2万4000人を削減、決算発表時に公表か−CNBC
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=a8hrqfZ4DvVE&refer=jp_home
1月14日(ブルームバーグ):米金融情報局CNBCが14日報じたところによるとシティグループは、15日の2007年10−12月期決算発表で 240億ドル(約2兆5941億円)に上る評価損計上の一環として1万7000−2万4000人を削減していることを明らかにする。
CNBCのオンエアエディター、チャールズ・ガスパリーノ氏は番組で、解雇と自然減を含む人員削減は債券部門に集中しており、今後1年間でその範囲は拡大するだろうと述べた。
米メリル、40億ドルの追加資本注入でクウェート投資庁と交渉か=英紙
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJS809941720080114?feedType=RSS&feedName=marketsNews
米シティの国家開発銀への株売却、中国政府が反対の可能性 WSJ
http://www.gci-klug.jp/fxnews/08/01/15/wsj.php
WSJ記事原文 ID:QU7nmc2m様翻訳、記事紹介
http://online.wsj.com/article/SB120030610310488191.html?mod=hps_us_whats_news
China Balks at Pumping Fresh Capital to Citigroup By RICK CAREW, JASON DEAN and DAVID ENRICH January 14, 2008 11:41 a.m.
(WSJ)中国政府首脳はシティグループへの出資を拒否
The Chinese government's apparent rejection of a planned multi-billion-dollar investment in Citigroup Inc. by state-owned China Development Bank(ry
中国政府は(銀行当事者間で)計画されてきた数十億ドル規模の、国営中国開発銀行のシティグループへの出資を拒否した。この事実から中国政府がバランスシートに問題を抱えた欧米の銀行の求める出資に対する姿勢に、拠出の制限のあることが推定される。
事情に詳しい関係者によれば中国政権首脳部がシティへの出資を拒否したという。中国は暫く前にそのSWFのモーガン・スタンレーに対する$5Bの出資を行なっている。シティグループは中国開発銀行(CDB)に対して$2B相当の新株発行で資金を調達しようとしていた。
関係者によれば中国の出資は拒否されたもののシティグループは依然$10B近くの資金調達が可能で「出資申し込みに事欠かない」という。
中国のシティグループへの出資拒否の理由は明きらかにされていない。中国側がそのSWFが目立ちすぎることを嫌ったのかもしれないし、中国側が経験の少ない国際金融面で先行き不透明ななかでの巨額投資の継続を避けたいのかもしれない。中国のSWFの行なったブラックストーン・グループへの投資やバークレィズ銀行への投資は現状では大きな損失を出している。中国開発銀行の所有するしティック証券はさきごろベア・スターンズに$1Bの出資をしている。
しかしながら、これらの中国の欧米金融機関への出資は政権首脳部の進めている政策ではない可能性があり、首脳部は背後にいて拒否権を保持していると言う事なのかもしれない。
他国のSWFに比べて中国は今回のような巨額の金融機関への投資の経験が無く、またさまざまの政治的考察があるのかも知れない。アメリカは中国の国営石油会社CNOOCの米国石油会社ユノカルへの投資を2005年に拒否したことがある。昨年の中国によるブラックストーンへの投資は現在その価値が31%減少している。中国開発銀行はシンガポールのSWFとともにバークレイズ銀行に投資したが、その後でバークレイズの株価は三分の一近く下落している。(後略)
中東オイルマネーや中国シンガポールなどの新興国資金の出資で乗り切れると思われてきた米国金融セクターですが、出資に対して否定的な見方が出だした様です。
決算発表を前に、出資資金集めに必死であるように思われますが、今後の展開が気にかかるところです。
NY外為(14日):ドルが対ユーロで過去最安値に接近-米利下げ見通しで
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=a7Snl08bxNKE&refer=jp_top_world_news
ユーロ圏当局者、ユーロ高に懸念表明−現レートでは生き残れない
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=aIbdTHfZ0gjU&refer=jp_europe
米国の利下げ予測で、ドルの希薄化懸念と金利逆転現象が起こることでユーロが買い進められているようです。
また、スイスフラン、円という低金利通貨の価格も急上昇、キャリートレードのまき戻しが懸念されます。
アジア市場の動向次第ということになりますが、キャリートレードまき戻しによる新興国の動向に注意が必要ですね。
さて、当面は今夜のシティの決算発表待ちということになるでしょうね。
【情報更新】シティグループの決算発表
2007年第4四半期、純損益は98.3億ドルの赤字
第4四半期、1株当たり損失は1.99ドル
第4四半期、税引き前で181億ドルの評価損計上
第4四半期、信用コストが41億ドル増加
私募の優先転換社債を通じて125億ドルを調達
第4四半期、収入は70%減の72億ドル
2007年度、通年の収入は817億ドルで純利益は36.2億ドル
ttp://fx.himawari-group.co.jp/report/marketnews.html
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