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昨日のトピックが100回目と思っていましたが、重複していたようです。
読者の方のご指摘でわかりました。お礼と訂正させていただきます。
ということで、今日は103回目です。
国内メディアでは、まったくといってよいほど報じないモノライン問題ですが、海外の報道は非常に頻繁でトップに近い報じ方をしています。
アムバック部門の格下げは13万7504本の証券に影響−フィッチ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=agiV0kqNIBXE&refer=jp_home
アムバック保険部門財務格付け、「AAA」から2段階下げ−フィッチ(2)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a.KvzyvdnlJ4
1月18日(ブルームバーグ):米格付け会社フィッチ・レーティングスは 18日、金融保証大手アムバック・ファイナンシャル・グループの保険部門であるアムバック・アシュアランスの保険会社財務格付け(IFS格付け)を「AA」とし、最高格付けの「AAA」から2段階引き下げたと発表した。さらに引き下げる可能性があるとの見方も示した。
フィッチは格下げについて「フランチャイズとビジネスモデル、戦略的な方向性に関する強い不透明感を反映したもの」と説明した。
アムバック株は前日比4セント安の6.20ドルで終えた。同社はこの日、株価が過去2日間で70%下落したことを受け、10億ドルの増資を取りやめると発表していた。
ムーディーズ・インベスターズ・サービスとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も格下げ方向で見直している。
調査会社クレジットサイツのアナリスト、ロブ・ヘインズ氏は、アムバックが「AAA」の格付けなしでは社債を最高位で保証できなくなる、あるいは保証事業の停止を余儀なくされる、もしくは身売りを迫られる可能性があると指摘した。
ドイツ銀行のクレジットストラテジスト、ジョン・ティアニー氏は「ほかの格付け会社が追って格下げする可能性は非常に高い。新規資本に関して重大な進展がない限り、S&PとムーディーズがMBIAとアムバックの格付けを引き下げるのは時間の問題だ」と指摘した。
「AAA」の格付けを取得する金融保証会社7社は総額2兆4000億ドルの債券を保証している。ブルームバーグのデータによると、金融保証会社が最高格付けを失った場合、債務者や投資家に最大2000億ドルの損失をもたらす可能性がある。金融保証業界は全体で1000億ドルのサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン証券関連債務担保証券(CDO)を保証。プライム以外の自動車ローンを220億ドル、地方債1兆2000億ドルも保証している。
もう一度、整理します。
モノラインの格下げ → 保証する債権の格下げ
地方債の50% ABSの20%がモノラインの保証を受けています。
現状のAクラスの米国地方債などが投資不適格に変化して、年金など安定性を重視するファンドは投売り
債権発行ができずに地方自治体破綻→さらに損失拡大
まぁ、最悪のストリートしてはこうなりますね。
米国の地方債は、日本の保険会社や年金基金など政府系金融機関も保有していますから、日本のダメージも拡大することになるようです。
他がひどすぎますから、日本の直接的被害額は世界的に見れば軽微ということになるのでしょうね。
米国は当然として、欧州も大変なことになると思うのですが、、、、
バフェット氏が、資源や地方債など専門のモノラインを立ち上げたようですがどうなるのでしょう?
市場への資金供給や景気刺激策もよいですが、モノラインを救済しなくては大変なことになるでしょう。
どうなるのか? 行く末が非常に気にかかります。
さて、今日はキング牧師感謝の日ということで米国市場は休場日です。
とりあえず、アジア欧州市場は、表面化したモノライン問題をどう判断し対応するか?ということになるのでしょう。
先物動向を見る限り、寄り付きは厳しいでしょうがそのあと反発できるかが気にかかるところです。
危険を回避する資産が日本に集中するならば、後場あたりから立ち直るように思います。
さてさて、投資家はどのように判断するか?非常に気にかかるところであります。
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