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昨日のアジア市場は米国の利下げ観測を受けた上げからリレーを受けて、全般的に回復する展開、それを継ぐ形の欧州は米国の米耐久財新規受注の改善などを受けて続伸
NYも同様に指数改善を受けて、リセッションの可能性が後退して最終的には上げる展開
昨日は、指数悪化で利下げ観測から上げ、今日は指数改善で上げる展開
指数改善は利下げ幅減少要因なんですが、なんだか矛盾しているような?
市場は都合の良いポジティブな情報のみを織り込んでいるように思われます。
これもバブルの特徴でしょうかね?
米カントリーワイドの第4四半期は4.2億ドルの赤字、延滞が増加
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT811149720080129
米住宅差し押さえ急増 07年、128万件
http://www.gci-klug.jp/fxnews/08/01/29/07128.php
米民間調査会社リアルティトラックは29日、2007年に米国で住宅ローン債務不履行により差し押さえ対象となった住宅の件数は、全世帯の1%以上に当たる前年比79%増の約128万6000件と発表した。
これらの住宅に対する差し押さえ通告の延べ件数(同一物件への重複含む)は前年
比で約75%増の約220万件に達し、統計を取り始めた05年の約2.5倍となった。
07年12月は前年同月比97%増の約21万6000件とほぼ倍増した。
同社は「政府と金融機関が借り手の救済策を強力に推進しない限り、08年も多くの
世帯が差し押さえを受けることになる」と警告した。
(共同通信)
これだけ差し押さえが増加している訳ですから、実際の不動産市場の混乱はかなりのものではないでしょうか?
また、昨日はJPモルガンのデリバティフ損失の噂が市場を駆け巡り、一時市場は混乱に
米JPモルガンのデリバティブ関連損失のうわさ、事実ではない=関係筋
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnJT811153120080129
#噂が否定されたことで、株価は上昇に向かいましたが、金融セクターへの市場の不信感はかなりの物といってよいでしょう。
米モノライン救済計画は「手遅れ」=調査会社
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT811152720080129
[ニューヨーク 29日 ロイター] 調査会社クレジットサイツは29日、米ニューヨーク州保険当局による金融保証会社(モノライン)救済の試みについて、格下げを回避するには「手遅れ」との見方を示した。当局による多角的かつ一段と広範な対応が必要とも指摘した。
関係筋がは前週明らかにしたところによると、ディナロNY州保険局長は銀行各行に対し、金融保証会社への救済資金提供を要請した。
クレジットサイツは「利害対立や関係者のコミットメントの度合いを考えると、ディナロ局長の支援で適切な時間内に合意がなされる可能性は低いとみられる」と指摘。「ディナロ局長には銀行に対する監督権限がまったくない。たとえ話がまとまるとしても、格付け会社はすでに行動を起こしているだろう」と述べた。
#モノラインの損失額、破綻影響、救済に必要な金額については色々な見方が存在しており、報道によりかなりの違いが存在します。
http://www.reuters.com/article/hotStocksNews/idUSN2960730720080129
Ambac shares rise on talk of ratings affirmation Tue Jan 29, 2008 12:54pm EST
(ロイター)モノライン、Ambacの株価が上昇、格付け確約の噂で[翻訳ID:gwJ7YycL様]
Shares of Ambac Financial Group Inc (ABK.N: Quote, Profile, Research) rose as much as 27 percent on Tuesday on rumors that the bond insurer was close to having its credit ratings affirmed, portfolio managers said.
Ambacの格付けの確約が近いとの噂で株価が27%上昇した。モノラインのMBIAの株価も9%
上昇している。
"There are rumors that Ambac will be affirmed now," said Adam Compton, co-head of global financial sector research at RCM Global Investors in San Francisco, which has about $150 billion of assets.
サンフランシスコのRCM Global Investorsの共同経営者であるAdam Comptonは「Ambacの
格付けの(保持)確約がなされるとの噂がある」と述べた。
米当局、ゴールドマンとMスタンレーにサブプライム業務の情報提出を要請
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT811141720080129
当局がどこまで介入して処分を下すのか?非常に気にかかる報道です。
仏ソシエテの取締役、71億円相当の持ち株を売却−不正発覚の18日
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=agG.DtX71gYY&refer=jp_home
仏ソシエテ・ジェネラルのトレーダーが昨年6月に自殺−パリジャン紙
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aaPaYgO6Zv_c&refer=jp_home
ソジェンに関してもインサイダー疑惑が報じられました。あの膨大な損失を本当に一人で出せたのか懐疑的な見方もあり、投資家の目はかなり厳しい物になっているでしょう。
これで現体制での再生の目は絶たれたという見方もあります。
サブプライム損:三菱UFJ拡大、みずほ1.5倍の2500億円に
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=ar0goZafwZok&refer=jp_japan
1月29日(ブルームバーグ):大手邦銀グループの米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連損失が拡大しそうだ。アナリスト予想によると通期では三菱UFJがこれまでの会社予想などの2.6倍に当たる700億円に、みずほは同1.5倍に当たる2500億円に実現損が膨らむ見通し。関連証券化商品の価格下落が背景で業績の押し下げ要因になる可能性も出てきた。
アナリスト3人の下期予想の平均値を上期損失額に加えて算出した。会社側は昨秋、三菱UFJが上期40億円の処理と230億円の評価損(昨年10月末時点)が発生したと発表。みずほが通期で1700億円、三井住友は870億円の損失予想を公表した。住宅ローン担保証券(RMBS)などの下落が続く中で今週発表される2007年10−12月業績の動向に市場の関心が集まっている。
欧米では「AAA」格の商品も下落
06年夏に顕在化したサブプライム問題は米メリルリンチやシティグループ、UBSなどが巨額の損失を計上し、08年に資本増強に追い込まれた。英マークイット社によればRMBSの指標であるトリプルA格のABX指数は昨年7月を100に足元では65に近づく水準まで低下。邦銀の持つ証券化商品の損失拡大要因になっている公算が大きい。
サブプライム関連の投資残高(9月末)は、三菱UFJがトリプルA格のRMBSを中心に約2600億円。証券化商品で運用するSIVと呼ばれるファンドにも800億円を投融資している。みずほはサブプライム関連が1060億円、RMBS全体では8000億円に上る。4−6月にRMBSなど3500億円分を売却した三井住友でも950億円分を抱える。
SIV投融資でも損失拡大
モルガン・スタンレー証券の鮫島豊喜アナリストは「メリルリンチも高格付けの商品をそれなりに減損処理した」と指摘。三菱UFJでは下期に860億円の減損処理を迫られるとみている。リーマン・ブラザーズ証券の瀬之口潤輔シニアアナリストはSIVへの投融資部分を中心に下期に700億円の処理損が生じると試算する。
上期に700億円の関連損失を計上したみずほでは下期に傘下のみずほ証券で1000億円の損失を見込む。クレディ・スイス証券の伊奈伸一リサーチ・アナリストは時価評価の厳格化で損失は2500億円に拡大すると想定。「サブプライムに関係なくクレジットマーケットが混乱し価格が相当落ちるものがある」という。残高圧縮を急いだ三井住友の損失悪化を見込むアナリストは少ない。
「資本直撃のダメージはない」
金融庁の佐藤隆文長官は28日の記者会見で「10月以降サブプライム関連の証券化商品の価格が相当下落しており、評価損の拡大が推測される」と述べた。これに先立つ16日、三菱UFJの畔柳信雄社長は「影響はSIVや一般証券化商品に広がっている」と指摘したが、「資本を直撃するダメージはない」として赤字に陥るような損失にはならないと強調した。
メガバンクの株価はサブプライム損失拡大を織り込み済みとの見方が多い。三菱UFJの株価純資産倍率(PBR)はグループ発足以来最低水準の1倍付近に低下、「損失が拡大してもあまり株価に影響は与えない」(リーマンの瀬之口氏)とみる。野村証券の守山啓輔シニアアナリストも「今期でサブプライム問題が終わりだと示せれば、短期的な株価の戻りは期待できる」という。
一方、世界の金融市場ではモノラインと呼ばれる米金融保証会社の格下げの影響が懸念されている。UBS証券の大槻奈那クレジットアナリストは邦銀がモノラインの保証を受けている債権や直接の融資額は「米金融機関に比べて圧倒的に少なく、決算に与える影響は極めて限定的」と指摘。ただ、実際に格下げが広がればモノライン向け融資などの不良化が進む可能性もある。 (以下省略)
#全体的な折込が甘いようにも思いますが、さて、どうなることでしょう?
今日もFOMCの利下げや銀行損失などめぐり、色々な噂と観測で株価は動かされることでしょう。
私にはこれが正常な姿とは思えないし、FOMC後の市場の姿が見えてこない、、、
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