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ドル崩壊!
9月21日の日本経済新聞朝刊 よみごろBOOKナビで紹介されました
http://www.yomigoro-booknavi.com/
22日から都内ビジネス街のローソンでも販売されることになりました。
昨日の市場は、日本ではNY発の暴落を受ける形で日本市場も暴落から始まった。大和生命破綻など印象的な出来事もあり、株式のパニック売りが発生、急落を促進した。また、主要市場の中で空売り規制が甘いこともあり、空売りがこれを悪化させる結果に、アジアは日本同様に暴落した。そして、欧州もその流れを引き継ぎ続落を続けた。NYは、下落から始まったが、リーマンのCDS入札会が無事に終わるという思惑から買い戻され、最終的には反発して終えた。昨日はオプション清算のSQ日ということもあり、どの市場も寄りつきから激しい値動きとなった。為替もNYの株価に合わせる形で大きく動き、円ドルはローラーコースター状態となった。
アジア株:急落、信用危機が深刻化−銀行株やBHPビリトン安い
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aOzqhUIMWkuY
欧州株(10日):ダウ欧州株価指数、週間で過去最悪の22%下落
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aZwCYr.W9d3w
米国株(10日):8日続落、ダウ1000ドル幅で乱高下-一時8000割れ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aUhxoz9b7GPU
10月10日(ブルームバーグ):米株式相場は8日続落。朝方の暴落から引け前に急反発する荒い値動きとなり、ダウ工業株30種平均は1日の取引レンジとしては過去最大を記録した。
S&P500種株価指数は週間ベースで1933年以来最悪の値下がり。信用危機の悪化で世界経済がリセッション(景気後退)に陥るとの懸念から、金融のモルガン・スタンレーやテレビネットワークのCBS、石油のエクソンモービルが売りを浴びた。ダウ平均は一時、前日比697ドル安まで暴落していたが、引け前1時間には322ドル高まで反発した。
経営破たんしたリーマン・ブラザーズの債券1280億ドルについて、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)を決済するための競売が行われたものの、CDSの売り手には予定外の負担にはならないとの関係団体の見方が市場に買いを呼び戻した。
リッジワース・インベストメンツ(運用資金約700億ドル)のシニアストラテジスト、アラン・ゲイル氏(バージニア州リッチモンド)は、「投資家はその日その日を切り抜けることで精一杯だ」と語る。「感情や憶測が相場を動かしている」と述べた。以下略
NY金(10日):続落、株価下落で換金売り優勢-終値859ドル
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=ar0XOZlimJNA
NY原油(10日):急落、終値77.70ドル−景気悪化で需要減観測
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aZwSaizFulNg
NY外為(10日):円が週間で10年ぶり大幅高、キャリー取引が解消
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aPXqm4ejmnRY
大和生命:更生特例法の適用申請、金融混乱で−生保破たん7年ぶり
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aaLs_ufcW6Ak
10月10日(ブルームバーグ):中堅生保の大和生命保険は10日、同日付で東京地裁に更生特例法を申請したと発表した。世界の金融市場の混乱を背景とした保有有価証券の価格下落による損失が主因。負債総額は2695億円。生保の破たんは2001年3月の東京生命保険(現・T&Dフィナンシャル生命保険)以来約7年半ぶり、戦後8社目となる。契約の大半は保護される見通し。
大和生命は保有契約高約1兆円、契約件数18万件で業界30位程度。従業員は約1000人。米サブプライムローン関連損失などで08年3月期決算では 112億円の含み損を抱えていたが、その後の株価急落もあり9月末に債務超過に陥った。世界の金融混乱の影響を受けて日本の金融機関が破たんに至ったのは初めて。ただ、金融庁は他の生損保などは同様の状況にないとしている。
大和生命の中園武雄社長は記者会見で、「リスク管理は適切に行っていたが、サブプライム問題で世界的に有価証券の価値が下落し想定を超えた」と述べた。9月末のソルベンシー・マージン比率(保険金支払い余力)は26.9%。健全性のめどは200%程度とされる。114億円の債務超過を見込んでいるという。同社長ら6人の取締役は更生代理人に辞表を提出した。
同法が適用されれば保険金支払い原資となる責任準備金の原則9割は補償されるが、貯蓄性の高い商品などでは一定割合で削減される可能性もある。中川昭一金融相は10日午前、大和生命について「高コストの保険事業を高利回りの有価証券運用で補てんするという特異な収益構造」が破たんの主因とし、「他の保険会社と状況が異なるものと認識している」との声明を出した。
日本格付研究所の(JCR)水口啓子チーフアナリストは「大和は収益性の低い貯蓄性保険の比率が高いにもかかわらず、運用では投信やREITなどリスクの高い商品に傾斜していた」と分析。一方、格付投資情報センター(R&I)の植村信保チーフアナリストは保険業界全体について「9月期決算以降の株価下落が支払い余力を圧迫しており、注視していく」という。以下略
今回のサブプライム問題で、日本においても保険会社の破綻が発生した。日本でも都内中心部を中心に不動産バブルが発生していた。それを主導していたのは、外資やREITなど不動産証券化商品であり、投資者の減少がこれを崩壊させた形になった。同様の損失が、他のREITや外資系投資ファンドにも発生している可能性が高く、今後の動静に注意が必要となる。
株価指数先物、サーキットブレーカー発動で取引一時中断−大証と東証
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aaB5Lqtho2iw
SQ日という特殊要因から、株価下落とオプション清算による動きが重なったことが主要因、不幸にもそれがパニック売りを呼び込むという負のスパイラルに陥ってしまった。
信用不安再燃、CDS最高に−クレジット市場で価格機能停止の指摘も
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aVU_eLq3JOOg
10月10日(ブルームバーグ):社債などの国内発行市場では、米国発の金融危機の影響が一段と深刻化している。企業の倒産リスクを取引するCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)指数は235bp程度と、過去最高だった3月の米大手証券ベアー・スターンズ破たん時を上回る水準まで上昇、国内のクレジット市場は混乱状態に陥っている。
国内発行市場では、発行条件を適切に設定することが難しくなっており、「価格機能が停止状態に陥っている」(ドイツ証券の村田昭仁クレジットアナリスト)との指摘もある。東京都は9日、「起債環境の悪化局面で投資家が要求する条件の目線が定まりにくい状況が続いている」(主幹事の発表資料)として都債発行をいったん見送った。
米欧の金融機関の経営危機が続く中、外国企業が日本市場で発行する円建て外債(サムライ債)の発行は全面的に停止状態にあり、国内社債市場でも、格付けが「AA」格以上の電力会社やNTTなど信用力が高い発行体しか起債に踏み切れない状況だ。 以下略
3カ月物ドルLIBOR:4.82%に上昇-主要中銀の取り組みも効かず
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aFgdTGxEIDZ8
10月10日(ブルームバーグ):10日のロンドン銀行間市場で、3カ月物ドル建て金利が上昇した。世界の主要中央銀行10行による資金注入や利下げなどの取り組みも信用市場凍結の緩和につながっていない。この影響で、今週の株式相場はこのままいけば過去30年で最悪の下げとなりそうだ。 以下略
TEDスプレッド:435bp、1984年以来で最大−LIBOR4.82%
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a0TC.ZDtx8ec
株価下落などを受けて、3ヶ月物のドル建て銀行間貸し手金利が上昇した。これは金融機関への不信の増大を表す物であり、信用市場が悪化している事を差し示す。主要中央銀行による資金供給により、翌日物など超短期物市場は回復傾向にあるが、期間の長い貸し出しに関しては、一層の悪化を示している。
米国債の保証コストが過去最高、10年債CDSスプレッド40bp-CMA
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aynPmGZuy9E0
米国:金融危機対応で財政収支が急速に悪化へ−企業救済策が響く
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aeW27UnYy_PE
サブプライム問題の悪化により、米国の信頼性が失われている現状を表す物であろう。銀行救済などによる税制負担が米国の財務内容を悪化させている。また、中央銀行であるFRBの財務内容の毀損が問題視されており、これが米国債の信頼性を失わせている要因である。
米銀の09年利益予想26%下げ、商工ローンの貸し倒れ増予想−UBS
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=abqxKWrouBV4
リーマンショックが実体経済に明確な影響を与え始めている。企業の破綻リスク増大が、銀行の損失拡大を呼び込み、銀行の破綻リスクを引き上げる。金融不安が実体経済を巻き込んだ完全な負の連鎖に入っている。来週から、銀行の3Qの決算発表が始まる。これが投資家の心理に強い圧迫を与えている。
G7関連の報道に関しては、共同声明確認後掲載いたします。
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