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ドル崩壊!
9月21日の日本経済新聞朝刊 よみごろBOOKナビで紹介されました。
http://www.yomigoro-booknavi.com/
一部書店ではネットで在庫検索が可能です。是非、ご利用ください。
http://tech.openvista.jp/stock/
昨日、第3刷の印刷が決定しました。地方でも入手しやすくなると思います。
昨日の市場は、先週末の金融安定化法案成立後のNYの下落を受けると同時に、欧州の金融危機対応の不調を受ける形で始まった。アジアは寄りつきこそ小幅な下落であったが、金融不安の悪化から大きく売られる展開、本命の欧州は、寄りつきから大きく下落しそのまま暴落、その後一時反発する物のNYの下落を受ける形で引きづられ大きく下げたまま終わった。NYはダウが10000を割り込み、それが金融不安を悪化させる結果に、終値に掛けて戻した物の10000の大台を取り戻すことが出来なかった。為替も金融不安の悪化と欧米に協調利下げの観測が生まれたことで円が大きく上げ、円キャリートレードの清算と共に一時は100円台を割り込む直前まで急騰した。
日本株(終了)TOPIXが1000割れに、世界景気懸念−03年12月来
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aRDrp8xlvK7o
アジア株が下落、欧米の株価指数先物も安い−信用危機拡大を嫌気
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a2RZaATKB_Ak
欧州株:急落、ダウ指数は1987年来で最大の下げ−銀行・資源株安い
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=afO2WsO0hnME
NY外為:ユーロが対円で過去最大の下落−欧州の信用危機が深刻化
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a_CsD8WY.X.A
NY原油(6日):急落、バレル当たり87.81ドル−需要減懸念が続く
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=ad1nBNw0vi6w
NY金:4%急伸、欧州金融危機の深刻化で安全投資の需要高まる
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=adSF5L8a7wy8
元来、サブプライム損失の約45%は欧州圏の銀行の物であった。しかし、その損失はユーロバブルなどにより問題が覆い被され表面化しない状況が続いていた。今回のリーマンショックによるドル枯渇により、それが一気に表面化し、金融システムを揺るがす物となってしまった。地方自治体などへの融資を得意とするヒポ、デクシアの実質破綻により、地方自治体の破綻も現実化し、アイスランドを中心とした北欧圏の金融危機と共にリスクが見直され、ユーロにも金融収縮が発生し、金融機関の連鎖倒産の危機に瀕している。そして、国家の集合体であることから一元化した金融政策がとれない現実に直面し、これが危機を促進する結果となってしまった。ユーロ圏は昨年8月のサブプライム問題と2月のモノラインショックが同時に発生している様な状況に陥っている。
欧州の金融危機、深刻化−首脳会合翌日に独などで救済劇が続出
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=au8PcvcOmLNs 抜粋
4日の欧州首脳会合で、フランス、ドイツ、英国、イタリアの4大国は、第2次大戦以降、最悪の金融危機に対処するため、米国の7000億ドル規模の金融安定化策に類似する計画を打ち出すには至らなかった。ドイツのメルケル首相は首脳会合後の共同記者会見で、「各国は政府レベルで責任を取る必要がある」と述べた。首脳会合は結局、経済低迷に歯止めをかけることや会計基準の緩和、金融監督の厳格化などで協力していくことで合意するにとどまった。
今週末には、
ワシントンで主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が開催される。
金融危機の対応、市場の注目は米から欧州当局に−不協和音に警戒感も
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a6g_REz89CG0 抜粋
10月6日(ブルームバーグ):市場が注目する金融危機の対応が米国を越えて欧州に移りつつある。外国為替市場のユーロ相場は対ドルと対円で軒並み年初来安値を更新。欧州経済の代表国であるドイツの株式時価総額は1年前と比べると3割以上も減っている。欧州各国首脳は4日、パリで開催した緊急会合で、自国の銀行を救済していくことに合意したが、域内規模の救済の取り組みでは合意に至っていない。市場では、欧州各国の不協和音を警戒する声も聞かれる。
「欧州迷走で一層強まる協調利下げ観測」――。みずほ証券チーフマーケットエコノミストの上野泰也氏は6日のリポートで、欧州の国ごとでバラバラな金融行政の弊害が露呈したと指摘した。米国の景気後退、欧州の経済・金融システムの動揺、ひいては日本の景気後退が深いものになるリスクが増大しているという。
ドイツ政府と同国の銀行・保険業界は、資金難に陥った商業用不動産金融ドイツ2位のヒポ・レアルエステート・ホールディングを対象にした500億ユーロ(約7兆 2000億円)規模の救済措置で合意した。1週間前にまとまった350億ユーロ規模の救済措置が4日に暗礁に乗り上げたのを受けての判断だ。
また、オランダ政府は3日、同国などベネルクス3カ国が救済に動いたベルギー・オランダ系金融サービス、フォルティスのオランダ事業の大半を168億ユーロ(約2兆4400億円)で買収することで合意。ベルギーのルテルム首相は5日、フランスの銀行最大手BNPパリバが、フォルティスのベルギー部門の経営権を取得することを明らかにした。
バークレイズ銀行チーフFXストラテジストの梅本徹氏は、「ユーロ圏では各国の状況が異なり、米国のように短期的に断固とした行動が取れるのかという点も含めて、ユーロそのもののシステムの頑強さを試しに行く動きになっている」と指摘する。
協調利下げの可能性
市場関係者の間では、欧米の金融安定化を巡って日米欧の中央銀行がどのような金融政策に踏み切るかに注目が集まっている。上野氏は同日のリポートで、早ければ今晩に米連邦準備制度理事会(FRB)の緊急利下げがあるとの見方を示した上で、英国が9日に利下げを実施することは確実とした。また、ECBは利下げを前倒しで実施する公算があるともいう。
半面、日米欧の中央銀行が協調利下げを実施することについては懐疑的な見方が多い。東短リサーチの加藤出チーフエコノミストは同日のリポートで、日本銀行による米欧との協調利下げについて、「ドル暴落など国際金融システムの動揺が収拾つかなくなるときはそうも言っていられなくなるが、現時点では早期の日銀の利下げを予想していない。米欧金融システムの混乱は先が長そうで、日銀が利下げという限られたカードを今切っても、効果は期待しにくそうだ」と述べている。
元財務官の内海孚日本格付研究所社長は、3日のブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、日銀を含めた3中央銀行による協調利下げの可能性について「各国がそれぞれの判断で動いている」と指摘。特に日本については「利下げは問題外だ。2%を超えるインフレになっており、実質金利はマイナスだ。実際に預金は目減りしており、これを放置してよいのか」と語った。
欧州委報道官:各国の銀行預金保護は「適切な政策となり得る」
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a6l0YDPvLUWI
10月6日(ブルームバーグ):欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のジョナサン・トッド報道官は6日、欧州の各国政府による銀行預金の保証は銀行システムの「不安に対応する適切な政策となり得る」との見方を示した。
ドイツ政府は5日、個人の預金口座を全額保証すると表明。デンマークとアイルランド、ギリシャも預金を全額保護する計画を既に明らかにしている。以下略
英財務相:銀行システム安定へ、必要な措置すべて講じる−議会で表明
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aEeLV45.KkMY
独ヒポ・レアルエステートの政府主導救済、500億ユーロに規模拡大
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aaRhVFgqlZxU
ドイツ連銀:ヒポ・レアルエステートにつなぎ融資350億ユーロ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aOqyZ7cPDwhA
BNP、フォルティスのベルギーとルクセンブルク事業取得-2兆円
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a3.qo8VMGcYI
欧州の金融危機は、これで終わるわけではない。
単なる始まりであり、これからが本番である。
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