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銀行がヘッジファンドに求める証拠金、大幅上昇―レバレッジは1/10に低下
http://www.hf-klug.jp/hfnews/hfinfo/hfinfo001560.html
銀行の融資引き締めの影響で、ヘッジファンドのレバレッジが低下傾向にある。銀行側は、レバレッジの資金を融資する際に求める証拠金を、昨年夏より徐々に引き上げていると、フィナンシャル・ニュースは報じている。
ヘッジファンドに資金を融資するプライム・ブローカーは通常、ファンドが評価損を出した際の損失を軽減するために、ヘッジファンドに対して証拠金の差し入れを求める。
昨年夏にベア・スターンズのヘッジファンド2本が破綻したのを受けて、いくつかの仕組み債をトレードする場合のレバレッジ融資で、証拠金が上昇した。しかし、今ではほぼすべての資産でレバレッジ融資の証拠金が増額されているという。
シティグループのデータによると、AA格の社債をレバレッジで買う際にプライムブローカーが求める証拠金の平均は、2007年3月の段階で3%以下だったが、今年に入り8〜12%に上昇している。この影響で、レバレッジの上限は昨年は30倍を超えていたが、今月は8.3倍近くに下がっている。
市場のボラタイルな動きが依然続いていることから、銀行側は損失を避けるために、一段と高い証拠金を求める可能性がある。一方、その場合はヘッジファンドの買い余力が弱まるため、ヘッジファンドが銀行の保有資産を買いつけるのも難しくなることが想定される。
Carlyle Capital Hit With Margin Calls And Default Notice
http://globaleconomicanalysis.blogspot.com/2008/03/carlyle-capital-hit-with-margin-calls.html
カーライルキャピタルは32倍のリバレッジをかけて運用していたが、これに追証が掛かったと、、、
Banks face "systemic margin call," $325 billion hit: JPM
http://www.reuters.com/article/businessNews/idUSN0832645120080308
昨日の記事の日本語版
米金融機関、システミックな追加担保差し入れ要求に直面=JPモルガン
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJS811864020080310
[ニューヨーク 8日 ロイター] JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)は7日遅くリポートの中で、米金融機関は「システミックな追加担保差し入れ要求」に直面しており、米サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)市場の悪化により、3250億ドルの資本が損なわれる可能性があるとの見通しを示した。
JPモルガンは、米住宅ローン会社ソーンバーグ・モーゲージ(TMA.N: 株価, 企業情報, レポート)が、2800万ドルの追加担保差し入れ要求に応じなかったことを受けて同社に債務不履行の通知を送っており、債務不履行の通知や追加担保差し入れ要求は今後、増える可能性があると指摘している。
米プライベートエクイティ、カーライル・グループ[CYL.UL]の住宅ローンファンドも3700万ドルの追加担保差し入れ要求に応じられなかった。
JPモルガンのアナリスト、クリストファー・フラナガン氏は、共同執筆したリポートの中で「主に、サブプライムモーゲージに関連した銀行の評価損計上によりシステミックな信用収縮が進行中だ。この状況は、システミックな追加担保差し入れ要求と見なせるだろう」と述べた。
となると、今回、市場の資金はどの程度縮小するのか?
10−12月期の世界デリバティブ取引、21%減の539兆ドル−BIS
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a_fJ_fw5XppU
昨年は4Qだけで 7京円あったものが 1京4643兆円の縮小
完全なクレジットクランチ(信用収縮)が再び発生していると考えてよいでしょうね。
UPDATE1: ベアー・スターンズCDSが流動性懸念で急拡大、幹部はうわさ否定
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT811971620080310
[ニューヨーク 10日 ロイター] 米投資銀行ベアー・スターンズ(BSC.N: 株価, 企業情報, レポート)のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドが10日、大幅に拡大した。市場関係者によると、ベアー・スターンズが流動性の問題に直面しつつあるとのうわさが背景。
しかし、グリーンバーグ取締役会執行委員長は、うわさは「完全にばかげている」として否定した。
フェニックス・パートナーズ・グループによれば、ベアー・スターンズのCDSスプレッド(5年物)は一時650bpまで上昇し、その後は605ベーシスポイントとなった。7日時点では465bpだった。
1年物CDSのスプレッドは1050bp、2年物は900bpへそれぞれ上昇。短期的に流動性問題が発生する可能性があるとの懸念を示す格好となった。
CDSスプレッド1bpは、債務1000万ドルに対する保証料1000ドルに相当する。
また、ベアー・スターンズ株やプットオプションも活発に取引されたほか、社債の利回りはジャンク級の水準へ上昇した。
ベアー・スターンズの社債は大幅安となった。マーケットアクセスによると、表面利回り6.4%、償還期限2017年の同社債は額面1ドルあたり0.808ドルと、約0.03ドル安。利回りスプレッドは58bp上昇し602bp。
CDSが10.5% おいおい大丈夫か?
UBS:約1兆円の追加評価損を計上も、増資も実施か−ゾンターク紙
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=a6FIlkA9hQnY&refer=jp_japan
米リーマン・ブラザーズ、5%の人員削減実施=関係筋
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT811968220080310
米投資銀行の第1四半期評価損、計90億ドルの見込み=シティ
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT811968020080310
シティが甘い見通しを出してきました。
UBSだけで1兆円といわれているのにそんな金額で済むんでしょうか?
FRBが緊急利下げする可能性は否定できず=ゴールドマン
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT811953420080310
まぁ、いつ利下げしてもおかしくはないですが、市場操作にあたりませんか?
さて、昨日はベアスターンズの流動性危機の噂でずるずると下げる弱い展開
ベアスターンズ以外のヘッジファンドも、追証の発生で流動性危機が報じられ始めると思われます。
LBO市場なども買い手不足で完全に凍りついた状態、流動性が完全に失われている。
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