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FRB:最大2000億ドルの米国債貸与‐住宅ローン証券を担保に
米金融当局、リセッション回避で非伝統的措置講じる公算も-WSJ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=avKcaYWwFD4I&refer=jp_europe
3月11日(ブルームバーグ):米金融当局はリセッション(景気後退)回避を目指し、住宅ローン担保証券(MBS)の買い取りや、銀行以外の金融機関への融資といった新たな政策を検討する公算がある。
米紙ウォールストリート?ジャーナル(WSJ)が11日までに、JPモルガン?チェースのエコノミスト、マイケル?フェローリ氏の発言を基に、WSJのデービッド?ウェッセル?ワシントン支局長がまとめたリポートとして伝えた。それによると、金融当局が銀行以外の金融機関に直接資金を貸し出すことと、ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の発行するMBSを直接買い取るという2つの選択肢が、米金融街で支持を広げつつあるという。
フェローリ氏は「信用市場の混乱が深刻化するなかで、金融当局が慣例にとらわれない政策に打って出る可能性について、関心が高まってきている」と語った。
RBSグリニッチ?キャピタルの米国債戦略責任者、デービッド?アダー氏は、直接買い取りはより現実的で、現行問題に対し「正面から、迅速に」対処していくことになるだろうと指摘。市場は住宅ローン問題に端を発し広がりを見せている混乱状態に対する解決策を、他の場所に求めようとしているとの見方を示した。
FRBが緊急利下げする可能性は否定できず=ゴールドマン
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT811953420080310
結局こうなったと
FRB:最大2000億ドルの米国債貸与‐住宅ローン証券を担保に
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003002&sid=a8D9veyZeQDM&refer=jp_bonds
3月11日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)は11日、新たな信用市場の混乱緩和を目指し、最大2000億ドル(約20兆6000億円)相当の米国債を入札方式により貸与する措置を発表した。同措置は金融市場の混乱是正に向けたG10諸国中央銀行による協調行動の一環。
FRBが発表した新たな措置、ターム物証券貸与ファシリティー(TSLF)はプライマリーディラー(政府証券公認ディラー)に最大2000億ドルの米国債を貸与する。連銀は国債貸与の担保として、ファニーメイ(米連邦住宅抵当金庫)やフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)といった連邦機関債および連邦政府支援機関の保証付き住宅ローン証券(MBS)、その他AAA/Aaa格付けのMBSを受け入れる。国債の貸与期間は現行の1日から28日に延長される。入札は今月27日から実施される。
ノムラ?セキュリティーズ?インターナショナルのチーフエコノミスト、デービッド?レスラー氏は、「これまでの連邦準備制度の措置では今回が最も重要だ。これで金融市場での圧力が幾分解消される」と語った。
前夜の電話会議
米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーは10日夜、90分間にわたる電話会議を開き、米国債貸与措置およびスワップ枠拡大を決めた。FRBのミシェル?スミス広報官によると9対0の全員一致での賛成だった。ミシュキンFRB理事は旅行中で欠席した。
FRB高官は今回の措置について、ディーラーが流動性の低い債券と取引しやすい米国債を交換できると指摘した。ゴールドマン?サックス?グループやベアー?スターンズ、メリルリンチといったプライマリーディーラーは入札で取得した米国債を他の金融機関に貸し出し、資金を調達するとみられている。
FOMCは同時に、G10協調行動に基づき欧州中央銀行(ECB)、スイス国立銀行とのスワップ枠をそれぞれ300億ドルと60億ドルまで拡大することを承認した。スワップ枠の有効期限は9月30日まで。
各国の対策
ECBは最大150億ドルの資金を市場に供給すると発表した。28日物資金への入札は25日まで受け付け、27日に融資を実施する。
スイス国立銀行(SNB)は最大60億ドルの資金を金融システムに供給すると発表、イングランド銀は今月18日に、100億ポンド(約2兆750億円)規模の3カ月物の入札を実施し、4月15日にも追加実施する。
カナダ銀行(中央銀行)は28日物レポ(売り戻し条件付き買いオペ)を通じて40億カナダ?ドル(約4140億円)を金融システムに供給すると発表した。
金利先物市場動向によると、3月18日のFOMC会合までにフェデラルファンド(FF)金利誘導目標が1ポイント引き下げられるとの見方が後退。 0.75ポイントの利下げ確率は76%となっている。
事実上、ファニーメイ債やフレディマック債と財務省債権の一時的交換を認めたことになる。
これを他の主要な中央銀行が承認したことでこれは非常に重要な意味をもった。
擬似的な国債スワップ
さすがによく考えた方策ですね。
投資家の米債券に対する楽観的な見方弱まる=JPモルガン週間調査
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT812127420080311
米投資銀行のCDSが縮小、FRBの追加流動性対策受け
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT812113620080311
これで一時的とはいえ、RMBS(住宅公社債)の流動性は確保できたことになるのではないだろうか?
しかし、不動産価格が下落を続けており、実体は不動産の返却やデフォルトが多発している。
これだけでは乖離が進むばかりで、本質的な債権価格の安定にはつながらない。
FRBの利下げと資金供給で再び不動産価格が上向くかどうかにかかっている。
ですけど、、、、不動産価格上昇=バブル再燃
ですよね。
事実上、投資家や銀行などの過剰融資を追認したことになるとも考えられますね。
緊急処置とはいえ、評価が20%-50%しかないものを担保に100%のものを貸し出し、、、いいのかなぁ?
ムーディーズとS&P、「AAA」サブプライム関連証券格下げに遅れ?
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=arheznShSUJM&refer=jp_top_world_news
3月11日(ブルームバーグ):米スタンダード?アンド?プアーズ(S&P)とムーディーズ?インベスターズ?サービスは、サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連証券ほぼ1万件の格付け引き下げ後、市場に最も意味のある証券の格下げは実施していない。これらは金融機関や保険会社の主要な投資先であるトリプルA格付けの証券だ。
ブルームバーグのデータによれば、サブプライム関連証券動向を示すABX指数を構成する同格付けの証券80本中、S&Pが2月に厳格化する以前の基準を満たしているのは1本もない。ドイツ銀行が2006年5月に発行した証券の格付けは、裏付けとなる住宅ローンの43%が焦げ付いているにもかかわらず、S&Pとムーディーズから最高格付けを付与されている。
基準に厳密に従えば、少なくとも1200億ドル(約12兆2460億円)相当の証券がトリプルA格付けを失い、金融機関の巨額評価損計上につながった住宅ローン危機の痛みはさらに広がることになる。クレディ・スイス・グループによれば、住宅差し押さえが過去最悪を記録後、トリプルAの証券は額面1ドル当たり 61セントにまで値下がりした。「AA」へ格下げとなれば、さらに26セントまで下がる可能性があるという。
テキサス州ダラスのヘッジファンド、ヘイマン?キャピタル?パートナーズのカイル?バス最高経営責任者(CEO)は、、ムーディーズとS&Pが「格付けを据え置いている事実はこっけいだ」と指摘。「『AAA』や『AA』格付け証券の格下げは近く、その規模は大きいだろう」との見通しを示した。同氏はABX指数を構成するトリプルAのサブプライム証券の多くが向こう6週間で平均6−7段階引き下げられるとみている。
ABX指数20本はサブプライムローン関連証券の価格を公に示す唯一の指標となっている。ドイツ銀行によれば、約6500億ドル相当の同証券がなお市場に出回っている。発行時に約75%はトリプルAの格付けを得ていた。
S&Pとムーディーズは、トリプルA格付け証券の引き下げ本数で同業のフィッチ・レーティングスを下回っている。ブルームバーグのデータによれば、昨年7月以来の引き下げ件数は前者が計112件に対し、フィッチは390件。
とりあえずこれを受けて、NY株式市場はしばらくぶりに高騰しています。
NY株式11日(NY時間16:25)
ダウ平均 12156.81(+416.66 +3.45%)
S&P500 1320.65(+47.28 +3.61%)
ナスダック 2255.76(+86.42 +3.87%)
CME日経平均先物 13005(大証終比:+385 +3.03%)
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