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米JPモルガン、1株2ドルでベアー・スターンズ買収
米FRBが公定歩合引き下げと新貸出制度の創設発表、金融危機の広がり回避
本来は一日一回の更新ですが、今日は大きく動いたので追加更新します。
米JPモルガン、1株2ドルでベアー・スターンズ買収
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK813983520080317
[ニューヨーク 16日 ロイター] 米JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)は16日、経営難に陥っているベアー・スターンズ(BSC.N: 株価, 企業情報, レポート)を1株約2ドルで買収すると発表した。買収は株式交換方式で行い、買収総額は約2億3600万ドルになる。
買収合意に伴い、米連邦準備理事会(FRB)はベアー・スターンズに対し、最大300億ドルの特別融資を実施することで合意した。
JPモルガンの声明によると、買収はベアー・スターンズ1株につき、JPモルガン株を0.05473ドルを割り当てる。JPモルガンは、ベアー・スターンズ本体や傘下部門が約定した取引義務をすべて保証するとしている。
ベアー・スターンズは顧客離れなどにより、資金繰りが悪化し、14日にはニューヨーク連銀からJPモルガンを通じた緊急融資受け入れを発表していた。
ベアー・スターンズのシュワルツ最高経営責任者(CEO)は声明で、JPモルガンによる買収について「現在の環境では、わが社の顧客すべてにとって最良の結果」と述べた。
JPモルガンのダイモンCEOは「ベアー・スターンズの顧客と取引相手はJPモルガンがベアー・スターンズのカウンターパーティーリスクを保証するので、安心感を持つことができるだろう」と述べた。
JPモルガンによると、買収は第2・四半期末までに完了する見込みで、JPモルガンの通期決算に寄与するとしている。
いくつかの外信によると、300億ドルの特別融資は*ノンリコースであり、担保として投資適格級の債権は何でも使用できるということ。 これは事実上の債権買い上げ処置と見られている。
カウンターパーティーリスクを保証→貸出先リスクのこと、債権の発行主体であるベアスターンズを失うことで債権の保有者のリスクが拡大することを防止する処置
*ノンリコースとは、債務者が担保の所有権を放棄することで債務を逃れることができる融資形態
この為、事実上、FRBによる債権買取にあたる。
米FRBが公定歩合引き下げと新貸出制度の創設発表、金融危機の広がり回避
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK813995920080317
米JPモルガン、1株2ドルでベアー・スターンズ買収
米FRBが公定歩合引き下げと新貸出制度の創設発表、金融危機の広がり回避
本来は一日一回の更新ですが、今日は大きく動いたので追加更新します。
米JPモルガン、1株2ドルでベアー・スターンズ買収
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK813983520080317
[ニューヨーク 16日 ロイター] 米JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)は16日、経営難に陥っているベアー・スターンズ(BSC.N: 株価, 企業情報, レポート)を1株約2ドルで買収すると発表した。買収は株式交換方式で行い、買収総額は約2億3600万ドルになる。
買収合意に伴い、米連邦準備理事会(FRB)はベアー・スターンズに対し、最大300億ドルの特別融資を実施することで合意した。
JPモルガンの声明によると、買収はベアー・スターンズ1株につき、JPモルガン株を0.05473ドルを割り当てる。JPモルガンは、ベアー・スターンズ本体や傘下部門が約定した取引義務をすべて保証するとしている。
ベアー・スターンズは顧客離れなどにより、資金繰りが悪化し、14日にはニューヨーク連銀からJPモルガンを通じた緊急融資受け入れを発表していた。
ベアー・スターンズのシュワルツ最高経営責任者(CEO)は声明で、JPモルガンによる買収について「現在の環境では、わが社の顧客すべてにとって最良の結果」と述べた。
JPモルガンのダイモンCEOは「ベアー・スターンズの顧客と取引相手はJPモルガンがベアー・スターンズのカウンターパーティーリスクを保証するので、安心感を持つことができるだろう」と述べた。
JPモルガンによると、買収は第2・四半期末までに完了する見込みで、JPモルガンの通期決算に寄与するとしている。
いくつかの外信によると、300億ドルの特別融資は*ノンリコースであり、担保として投資適格級の債権は何でも使用できるということ。 これは事実上の債権買い上げ処置と見られている。
カウンターパーティーリスクを保証→貸出先リスクのこと、債権の発行主体であるベアスターンズを失うことで債権の保有者のリスクが拡大することを防止する処置
*ノンリコースとは、債務者が担保の所有権を放棄することで債務を逃れることができる融資形態
この為、事実上、FRBによる債権買取にあたる。
米FRBが公定歩合引き下げと新貸出制度の創設発表、金融危機の広がり回避
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK813995920080317
この記事の内容のまとめ
1、公定歩合を3.50%から3.25%に引き下げ、即日実施
2、*プライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)が公定歩合でニューヨーク連銀から
資金を借りられる新たな貸出制度を創設
3、貸し出しは投資適格等級の幅広い証券を担保として使うことができる。
4、公定歩合での貸し出し(連銀窓口貸し出し)期間を30日から90日に延長
*
┳【中央銀行】
┃ └BOJ(日銀)やFRB(連邦準備銀)など通貨発行と金融政策を行う
┗【市中銀行】
┃ └いわゆる普通銀行
┗┳【商業銀行】
┃ └短期預金により資金調達し、短期融資により利益を確保する
┗【投資銀行】
┃ └證券引受けや企業買収業務を行い利益を確保する
┗┳【リテール】
┃ └中小企業、個人など小口顧客を対象とする(*)
┗【ホールセール】
┃ └大企業、機関投資家、政府・公共団体など大口顧客のみを対象とする
┗┳【プライマリ業務】
┃ └證券引受け、企業買収などの業務
┗【セカンダリ業務】
└證券決済、仲介、資産管理、ディーリングなどの業務
(*)通常、投資銀行はリテール業務は執り行わない。
本来、中央銀行による窓口貸し出しは市中銀行までであり、投資銀行などは含まれなかった。
今回、債券市場の混乱を理由に、これを投資銀行まで拡大させることに
しかし、市場の見方は非常に厳しいものがあり、緊急処置により金融不安を再認識させ、ドルは下落、リスクプレミアは拡大、金融株を中心に売られる結果に。
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