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第163回 決算は真実か で銀行決算について取り上げました。
http://blogs.yahoo.co.jp/daitojimari/34855540.html
それについてMish's Global Economic Trend Analysis に興味深い考察が
http://globaleconomicanalysis.blogspot.com/2008/03/how-to-beat-street-old-fashioned-way.html

問題となるのはこの記事です。
米リーマンやMスタンレーがFRB新貸出制度利用、ゴールドマンも試用へ
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT814505720080319

以前より、レベル3債権の評価が適切ではないのではないかという疑惑がありました。
決算が健全であれば、あえて借り入れする必要はないのではないでしょうか?


ロイター日本語版の記事がこれです。
UPDATE1: 米ゴールドマンの12─2月期は利益が半減、アナリスト予想は上回る
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT814315920080318
英語版には、日本語版にない一文があります。
http://www.reuters.com/article/telecomm/idUSN1816013320080319
Merrill Lynch noted Goldman did not report commercial real estate write-downs, adding "It makes you wonder and raises the question for potential marks for the second quarter."
メリルリンチは、ゴールドマンが商業不動産の評価損について報告していないことに注目
次の四半期の決算に疑問を抱かせると述べた。


そしてブルームバーグの記事がこの疑念をさらに大きくする。
Goldman Sachs Profit Falls 53%, Less Than Estimated
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=ah3QcDavWGXs
その中から一部抜粋
Goldman's so-called Level 3 assets, which are the hardest to value, rose to about 8 percent of the firm's total assets from about 7 percent in the prior quarter, Viniar told analysts. The increase was largely related to commercial real estate loans that were moved from Level 2, where assets are valued in part using market prices, to Level 3.
この記事からわかることは、GSのレベル3資産は純資産の7%から8%に上昇
その増加原因はレベル2の商業不動産ローンをレベル3に移したことで生まれた


ルール157では、指数などを使い評価することでレベル3資産(自己評価)をレベル2(市価や指数による評価)に置き換える事が出来るのであり、これを強制するものではありません。
当然、レベル3資産が大きければ大きいほど、その財務状況は不透明とされ格付けなどに悪影響を与えることになりますが、格付け機関や金融当局が黙認すれば問題になりません。


まぁ、金融セクターの実体は思いのほか厳しいといえるでしょうね。

さて、このような状況でFRBは、投資適格級の債権であれば担保として受け入れる融資を始めました。
流動性を失った損失拡大が予想される膨大な債権を担保に受け入れ、安全なドルとの貸出を進めています。
これが新型証券担保融資の実態なのでしょう。

FRBは金利市場への資金供給という形で行い、そのほとんどを市場に任せてきました。
しかし、このような窓口融資の増加はFRBの銀行に対する支配力を大きくします。

現在、ヘッジファンドなど高リバレッジの投機資金は急激な収斂を迎えています。
もともと、G7などの中央銀行は市場を不安定化させるヘッジファンドの動向に否定的でした。
窓口融資の増加は、銀行に対するFRBの支配力を上げて、資源などに対する投機資金の抑制につながるかもしれません。

実際に上昇を続けてきた資源市場は、大幅な下落に転じはじめました。
米国のリセッションの可能性増加による資源量の需要低下予測や利下げに対する下げ止まり観測も要因でしょうが、これだけではないように思われます。

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