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おかげさまで一昨日7万アクセスを突破しました。ありがとうございます。
ブログを始めた時、このような形で金融危機の特集を続けることになるとは思いませんでした。
おかげで、金融に対する知識もずいぶん増えたように思います。
さて、はじめましょう。
米MBIA、金融保証部門の財務格付け撤回をフィッチに要請
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT813927320080307
[ニューヨーク 7日 ロイター] 米金融保証会社(モノライン)のMBIA(MBI.N: 株価, 企業情報, レポート)は7日、フィッチ・レーティングスに対し、金融保証部門のMBIA・インシュアランスを含む複数の部門を、財務格付けの対象から外すよう求めたことを明らかにした。
MBIAとMBIAインシュアランスが発行する11億ドル超の無担保債については、今後も格付けを受ける意向を示した。
MBIAのフィッチへの要請について理由は明らかになっていない。広報担当者のコメントは今のところ得られていない。
都合が悪い部分の格付けは格付け対象外にしろ ですか、、、
米ワシントン・ミューチュアル格下げ、バンカメとシティも見直し=フィッチ
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT813931720080308
[ニューヨーク 7日 ロイター] 格付け会社のフィッチ・レーティングスは7日、米大手貯蓄金融機関ワシントン・ミューチュアル(WM.N: 株価, 企業情報, レポート)の格付けを引き下げるとともに、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)とシティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)も格下げ方向で見直すことを明らかにした。
ワシントン・ミューチュアルは「Aマイナス」から「BBB」に2段階引き下げた。バンカメとシティの「AA」格付けは引き下げ方向で見直すという。
フィッチは声明で「格付けを付与している銀行のここ数週間の兆候は、ホームエクイティの延滞率が、大半の銀行やアナリストの弱気な2008年見通しで示されている水準をはるかに上回るペースで上昇していることを示している」と指摘。
そのうえで、銀行は2008年第1・四半期のホームエクイティ融資への貸倒引当金を大幅に増加させると予想している、との見方を示した。
フィッチは、モノラインや金融機関に対して、比較的迅速で厳しい格付けをしているように思います。
まぁ、これでもまだ甘いとも思いますが、少なくとも大手2社よりはましですね。
格下げで金融機関の資金調達のコストが大幅に増加することになると思います。
これは財務状況をより一層悪化させ、デフォルトリスクを高めることになるでしょう。
シティのチャート
http://finance.yahoo.com/q/ta?s=C&t=6m&l=on&z=m&q=c&p=m5,m50,m20,m100&a=m26-12-9,r14,ss&c=
50ドル半ばで推移していたものがいつの間にか20ドル台に突入しましたね。
市場の厳しい見方を反映したものといえると思います。
米社債コストが上昇−CDS市場はFRBの利下げ効果を反映せず
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003001&sid=aIlKj6Q.HXTk&refer=jp_commentary
3月6日(ブルームバーグ):バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利下げを進めたにもかかわらず、企業の借り入れコストは増大しており、クレジット・デフォルトスワップ(CDS)市場は社債保証料の値上がりを示している。
米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とムーディーズ・インベスターズ・サービスの2社がいずれも最上級の格付け「AAA」を付与している米企業は5社にすぎず、複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)はそのうちの1社だ。
だがGEによる先週の5年債、22億5000万ユーロ(約3570億円)の起債では、年間の利払いが9カ月前の社債発行に比べ1700万ドル(約18億円)増えた。多くの企業が同様の苦境に直面している。メリルリンチがまとめた総額5兆1200億ドル相当の社債に基づくデータによれば、米国債に対する利回り上乗せ幅は平均2.05ポイントと、少なくとも1997年以後で最大となっている。
米サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)危機の中で、米ウォール街の金融機関が用いるいわゆる相関モデルは利下げ効果を反映せず、変調を示している。ドイツ最大のセメントメーカー、ハイデルベルクセメントの財務を担当するヘンネル・ベトヒャー氏は、「CDS市場は完全に現実をねじ曲げている」と言う。
サブプライム関連の不履行が増え、債務担保証券(CDO)取引を投資家が敬遠するようになった昨年後半から問題が生じた。小売り最大手のウォルマート・ストアーズやメディア・娯楽大手のウォルト・ディズニーなど125社のCDSに基づくマークイットCDX北米投資適格級指数のCDSスプレッドは3月4日、過去最大の171ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に達した。
バーナンキFRB議長は昨年9月以後、合計2.25ポイントの利下げを実施し、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を3%に引き下げた。だが、1兆5000億ドル規模のCDS市場は、こうした借り入れコスト引き下げの試みに反する動きとなっている。
利下げ=ドル希薄化が予想されるので、ドル建て債に資本が流入しない。
信用不安とドル回避で買い手がいないので、CDSは上昇を続ける。
結果的に、誘導金利を下げても実質金利が下がらない。これにより実体経済にお金が廻らない。
完全な負のスパイラルですね。
そんな中で銀行の破綻が報じられ始めました。
米銀破綻、今年2件目・ミズーリの小規模地銀
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080308AT2M0800T08032008.html
【ワシントン支局】米連邦預金保険公社(FDIC)は7日、米ミズーリ州の地方銀行であるヒューム・バンクが破綻したと発表した。米景気の減速と不十分なリスク管理が原因とみられる。米銀の破綻は昨年3件あったが、今年は早くも2件目。1月にも同州の地銀、ダグラス・ナショナル・バンクが破綻した。
ヒュームは総資産が2007年12月末時点で1870万ドルの小規模銀行。受け入れ預金1360万ドルのうち、預金保険による保護対象となる1250万ドルは同州の地銀であるセキュリティー・バンクが引き継ぐ。
ミズーリ州の銀行監督局は同行の資産のリスク管理が不適切であったことが体力の弱体化を招いたと指摘。同州の決済システムに打撃を与えることはないとしている。景気減速による貸し出しの減少と不良債権の増加も破綻の引き金となったもよう。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の直接の影響は小さかったとみられる。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は2月末、「中小銀行の多少の破綻を予測している」と発言していた。 (12:41)
米連邦預金保険公社(FDIC)が、OBを召集して20人以上を雇用したという話がありましたから,このような銀行破綻に備えた処置であったのでしょう。
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