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注目されるG7ですが、声明がまだ出されていませんのでとりあえずの更新です。
金融各社、1400億ドルの追加資本増強が必要の可能性=クレディ・スイス
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT816255120080411
[11日 ロイター] クレディ・スイスは、金融各社が最大で1400億ドルの追加資本増強を必要とする可能性がある、との見方を示した。
米金融問題により、全体のクレジット関連損失は最終的に6500億ドルとなる可能性があるとし、これまでに表面化しているのは40%程度にすぎないとした。
国際株式戦略リポートのなかで「投資する視点からすれば、金融株をオーバーウエートとするのは時期尚早。金融各社は1400億ドルの追加資本増強が必要となる可能性があり、経済による悪影響も受けかねない」と指摘した。
推定損失額6500億ドルのうち、貸出機関に絡む損失は3900億ドルとなる可能性があるとし、金融機関の資本増強はこれまでに約1600億ドルとした。
まぁ、これで終わるのかという疑念の方が大きいのですが、損失額と必要とされる資本増強額は増えてゆきますね。
また、このように増加する一方の損失に対し、金融セクターに投資する投資家が現れるのかというのも焦点のひとつとなりそうです。これができなければ、公的資金の導入以外ありません。
米GEの第1四半期決算は予想外の減益、通年の業績見通しを引き下げ
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT816254520080411
[ボストン 11日 ロイター] 米ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N: 株価, 企業情報, レポート)が11日発表した第1・四半期決算は予想外の減益となった。米経済の減速と信用収縮により、金融、工業、ヘルスケア部門の収益が圧迫された。
第1・四半期の利益は43億ドル(希薄化後1株当たり0.43ドル)で、前年同期の45億7000万ドル(同0.44ドル)から減少。売上高は7.8%増加した。
継続事業ベースの1株利益は0.44ドルで、ロイター・エスティメーツのアナリスト予想平均0.51ドルを下回った。
部門別では、金融部門の落ち込みが目立った。法人向け金融は20%減、個人向け金融は19%減。照明・家電などの工業部門は16%減、ヘルスケア部門も16%減だった。
同社は、継続事業ベースの通年の1株利益見通しについて、2.20―2.30ドルに引き下げた。利益の伸びとしては横ばい─5%増。これまでは最低10%の伸びを見込んでいた。
同社は規模や多様な事業から米経済の指標ともみられている。リバティ・リッジ・キャピタルのポートフォリオ・マネジャー、ジェローム・ヘッペルマン氏は「今回の決算内容で米経済がリセッションにあることが裏付けられた」と述べた。
イメルト会長兼最高経営責任者(CEO)は、アナリスト・投資家向け電話会議で、3月のベアー・スターンズ問題をきっかけに金融サービス環境が急速に悪化したと指摘。「金融サービス環境は非常に厳しく、四半期末に一段と厳しさを増した」と語った。
さらに、資産売却能力に多大な混乱が生じるなど、期末に予期しない状況が発生したとした。継続事業ベースの1株利益が市場予想を0.07ドル下回ったことについて、そのうちの0.05ドルが金融サービスによる影響とした。
金融部門の落ち込みが主要因のようですが、企業全体の収益性が悪化していますね。
今後、クレジット債やローンなどの更なるデフォルトが襲うのではないでしょうか?
今年に入って急激に悪化した実体経済の冷え込みを確認させる決算であると思われます。
米ワシントン・ミューチュアル、08年クレジット損失140億ドルの可能性=ゴールドマン
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT816276120080411
[11日 ロイター] ゴールドマン・サックスのアナリストは11日、米大手貯蓄金融機関ワシントン・ミューチュアル(WM.N: 株価, 企業情報, レポート)が2008年に、140億ドルのクレジット損失の引き当てを余儀なくされる可能性があるとして、同銘柄の空売りを推奨した。
ゴールドマンのアナリスト、ジェームズ・フォザリンガム氏はリポートで、ワシントン・ミューチュアルの08年の損失が1株当たり3.30ドルとなり、10年まで利益を計上できない状態が続く可能性があるとの見通しを示した。
これまでは08年の1株損失を1.00ドルと予想していた。
09年の見通しについては、従来の1株当たり1.10ドルの黒字予想から、損益均衡に引き下げた。投資判断は「セル」で、目標株価を12ドルから10ドルに引き下げた。
また、住宅ローン関連の損失を170─230億ドルと推定。しかし、これまでに処理した額は30億ドルにとどまっていると指摘した。
そのうえで「今年発生すると予想されるクレジット費用を踏まえれば、ワシントン・ミューチュアル株の空売りを推奨する」と述べた。
先日50億ドルの増資に成功し、一息つけたかに見えたワシントン・ミューチュアルですが、GSは厳しい見方をとっていますね。
デフォルトはサブプライムから、ALTーA プライム層に拡大しつつありますから、当然ともいえますが、
4月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は63.2、前月69.5
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT816245920080411
[11日 ロイター] ロイター/ミシガン大学の調査した米消費者調査・速報値は以下のとおり。エコノミスト予想は69.0だった。
4月速報 3月 2月 1月 12月
消費者信頼感指数 63.2 69.5 70.8 78.4 75.5
景気現況指数 78.4 84.2 83.8 94.4 91.0
消費者期待指数 53.4 60.1 62.4 68.1 65.6
1年インフレ 4.8 4.3 3.6 3.4 3.4
5年インフレ 3.1 2.9 3.0 3.0 3.1
見てのとおり、景気悪化を示す指数は月を超える度に悪化しています。
これも米国のリセッションを指し示す指標ということですね。
今後、企業などの評価損は、実損失に切り替わると思われます。
そして評価損に伴う損失拡大から、景気後退に伴う損失に被害を拡大させてゆくことになるでしょう。
先日取り上げたCLO問題ですが、具体的なソースが付きました。
証券各社が急ぐCLO組成、目的は米当局からの資金調達−モルガンS
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aIky7xHRt0iQ&refer=jp_top_world_news
↓
米リーマン、高リスク証券担保にFRBから資金調達=関係筋
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT816287120080411
[ニューヨーク 11日 ロイター] 関係筋が11日明らかにしたところによると、米大手投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホールディングス(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)は売却できていないローン28億ドルを証券化し、一部を連邦準備理事会(FRB)から資金を借り入れる際の担保として利用した。
これらのローンにはリスクの高いレバレッジド・バイアウト(LBO)ローンなどが含まれる。リーマンはこれを「フリーダム」という名称の新たな組織を通じて証券化した。約22億6000万ドル相当は投資適格級格付けを得ている。
FRBが創設したプライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)向けの短期資金貸出制度を利用する際にリーマンはこの証券を担保として充当したが、額は比較的小規模だったという。
ヘッジファンド、シークリフ・キャピタルのジェームズ・エルマン代表は「質の低い資産を受け入れることは、FRBにとって非常に危険だ」と指摘した。
サブプライム(信用度の低い借り手向け)ローンやLBOローンなどを裏付けとした高リスク証券が、FRBが受け入れた担保のどの程度を占めるかについては、現時点では明らかになっていない。
しかし、FRBのバランスシート上で質の低い担保が増え過ぎているとの見方が強まれば、ドルの下落につながる可能性がある。また、FRBの救済を当てにして銀行のリスクを取る動きが強まる可能性がある。
リーマンはフリーダムによるローンの証券化について、コメントを避けた。
やはり、流動性を失っている債権をリパッケージして、担保に利用していましたか、、、
そして、FRBはそれを黙認しているということですね。
前々からの流動性危機の噂を再確認させるものといえますね。
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