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第1四半期に190億ドルの評価損計上、120億スイスフランの赤字に=UBS
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK814979720080401
[チューリヒ 1日 ロイター] スイスの金融大手UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は1日、第1・四半期に190億ドルの評価損を計上し、その結果、同期の最終損益が120億スイスフラン(120億3000万ドル)の赤字になるとの見通しを示した。
また150億スイスフランの株主割当増資を検討していることを明らかにした。
声明によると、マルセル・オスペル会長は再任を求めない意向。
UBSはこのほか、第1・四半期にモーゲージ関連ポジションが一段と悪化したことを受け、劣化した資産を管理する新たな部門を設立する計画も発表した。
UBSは同部門を設立することで、クレジット問題を別の部門に移し替え、経営陣は収益力のある事業に集中できるようになる、としている。
UBSは、劣化した債券へのエクスポージャーをやや削減できたものの、他の潜在的リスクが高まり、米国のモーゲージに対する全般的なポジションはさらに悪化した、と明らかにした。
評価損の額は予想の上限で、昨年計上した184億ドルからさらに積み増す形となった。
アナリストは、2008年にUBSが追加計上する評価損は100―200億フランになると予想していた。
オスペル会長の後任には、同社の顧問を務めているピーター・クレル氏が就任する予定。
UBS、昨年末以来サブプライムエクスポージャーを45%・オルトAを40%削減=CEO
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK814993320080401
[チューリヒ 1日 ロイター] スイスの金融大手UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)のマルセル・ローナー最高経営責任者(CEO)は1日、同社は昨年末以来、サブプライムのエクスポージャーを45%・オルトAのエクスポージャーを40%削減したと明らかにした。記者団とのコンファレンスコールで述べた。
また、金融業界を取り巻く困難な環境を背景に、リストラを実施してさらに人員を削減する、との考えを示した。
同CEOは「明らかに、業界は非常に困難な環境にあり、われわれはこの環境下でのキャパシティーを見直す必要がある」と述べ、今後数週間以内に具体策をまとめる考えを示した。
UBSはこの日、第1・四半期に190億ドルの追加評価損を計上し、最終損益が120億スイスフランの赤字になるとの見通しを示していた。
UBS債の保証コストが低下、増資計画を好感−CDSスプレッド縮小
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=ajb92G1w6T8E&refer=jp_news_index
UBSの1Q決算の損失見通しが予想の範囲内に終わり、増資計画の発表とともに市場に一応の安心感が生まれたように思われる。
また、1Qの決算を終えて市場の資金需要は一段落、LIBOR(銀行間金利)も低下した。
ドル・ユーロ・ポンドの翌日物LIBORが低下
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT815045320080401
しかし、損失の増大でUBSの格付けは引き下げられ、中長期的信用不安は拡大の要素を見せている。
スイスのUBSの信用格付けを1ノッチ引き下げ=S&P
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT815047120080401
第1四半期に約25億ユーロの評価損を計上する見通し=ドイツ銀行
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK814995920080401
金融セクターの大幅な損失拡大を予測し、すでにこれを織り込んできた株式市場は短期の買戻しなどで大きく反発、為替を巻き込み急激な円安ドル高に動く結果に
シティの業績予想下げ、CDO評価損120億ドル見込む−ゴールドマン
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=axHeHI8l8r.E&refer=jp_japan
4月1日(ブルームバーグ):ゴールドマン・サックス・グループは1日、米メリルリンチとシティグループの2008年1−3月(第1四半期)業績予想を下方修正した。両社が債務担保証券(CDO)関連で合わせて140億ドル(約1兆4000億円)の評価損を計上するとの見積もりを示した。
ゴールドマンのアナリスト、ウィリアム・タノナ氏は1日付のリポートで、シティが資産担保証券(ABS)関連CDOで120億ドルの評価損を出し、第1四半期は1株当たり1.55ドルの赤字となると予想した。従来は同1ドルの赤字を見込んでいた。
メリルについては20億ドルの評価損と1株当たり2.45ドルの赤字を予想。従来予想の45セントの黒字から下方修正した。
米リーマン・ブラザーズ、40億ドルの転換優先株を売り出し
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT815057320080401
リーマンは当初30億ドルとされてきた規模を上回る40億ドルの転換優先株を売り出した。
流動性に対する懐疑的な見方が台頭する中で転換優先株の発行をできたことでこちらにも一応の安心感が
しかし、このような資金調達をいぶかる声もあり、不安の解消にまでは至らない。
欧州勢に比べて、損失の拡大幅が大きいと見られている米国の金融セクターの動向には注意が必要でしょう。
3月米ISM製造業景気指数は50割れも予想上回る、価格指数は上昇
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT815062520080401
3月米自動車販売:GM19%減、フォード14%減-トヨタ10%減(2)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003011&sid=alHnzzWQlO6c&refer=jp_asia
金融セクターの好調と不動産価格の上昇による消費に支えられてきた米国の実体経済ですが、
サブプライム問題悪化による可処分所得の減少とともに減退の様相を強く見せていると思われます。
実体の悪化は雇用などにも悪影響を及ぼし、中長期的なデフォルトリスクを拡大させます。
不動産価格もそうですが実体経済の改善がない限り、信用危機はどんどん拡大することになるでしょう。
短期の資金動向以上に、非常に気にかかる要素であるといえますね。
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