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4月25日 日露首脳会談の為にロシアに向かう政府特別機(羽田空港にて)
<資源国ロシアの復権>
第二次大戦後、アメリカと並び世界の極を担ってきたソビエト
スパイ映画などでヒールとして大活躍するKGB
日本からとても遠い国のように感じる日本人が多いが、実はそれほど遠くない。
資源高騰とプーチンによる強固な政治体制により、世界的復活を果たそうとするロシア
今後の世界の流れを見る上で、非常に重要な位置づけとなる可能性が高い。
アメリカとロシアの関係を見てみると対立の歴史ではあるが、冷戦構造の中で協調してきたようにも見えてくる。逆に現在の中国を見ると全く逆である。
表面的な協調関係、裏にある対立関係 実に面白い。
ソビエト崩壊、米ロ冷戦構造の終焉で世界のパワーバランスは大きく変わった。
アメリカには敵がいなくなり、欧州は一つの国家を模索し、中国は自由社会の仲間入り
反共という名の下に纏まっていた勢力が力を失ってしまったのである。
アメリカにとって敵のいない状況は、軍事大国アメリカの弱体化を意味する。
しかし、それは長くは続かなかった。次に生まれたのは宗教という対立軸である。
911事件により、イスラムVS反イスラム という、新たな対立軸が生まれてゆく
アメリカは、宗教対立に世界の警察としての存在価値を見出したことになる。
しかし、同時にこれはアメリカと中東との複雑な関係を悪化させることになる。
中東の王族たちの多くは、英国やアメリカで教育を受け同じ価値観を共有している。
そして、彼等は重要なアメリカのスポンサーでもあった。
アメリカは彼等とのこれ以上の関係悪化を望まない。また、彼等も同様であろう。
そして、反共というパワーバランスの崩壊により、新たな勢力が台頭することになる。
それは共産体制から解き離れた中国などの新興国である。
新興国は、安価な人件費を武器に世界の経済の表舞台に躍り上がった。
しかし、それは世界に絶対的資源不足という新たな問題を提起することになる。
これにより、再び注目を浴びたのが、資源大国ロシアである。
ロシアは天然ガス、レアメタルなどの宝庫であり、何と言っても人口が少ない。
人口が少ないことこそ、ロシアの最大の武器であり他の新興国にない強みである。
ロシアは資源を生み出すが、人口の少なさ故、食料や資源を浪費しない。
これが、中国などとの最大の違いであり、更なる発展のポイントとなるだろう。
さて、GW特集 レポート紹介2本目は
日本銀行国際局が国際金融情報センターに依頼したレポート
湾岸協力会議(GCC)諸国の通貨統合に向けた取り組み状況
http://www.boj.or.jp/type/release/adhoc/itaku0804b.pdf です。
非常に中身の充実したレポートです。
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