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4月米鉱工業生産指数:0.7%低下-設備稼働率79.7%は05年来最低
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003007&sid=awF23Nx0Xv10&refer=jp_economies
5月15日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)が15日に発表した4月の米鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値、2002年=100)は前月比0.7%低下と、前月の0.2%上昇(速報値 0.3%上昇)からマイナスに転じた。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.3%の低下だった。
4月の鉱工業設備稼働率は79.7%(前月80.4%)と、2005年9月以来の低い水準だった。
鉱工業生産の8割を占める製造業は前月比0.8%低下と、2005年9月以来で最大の下落率だった。
公益事業は0.3%上昇と、前月の0.7%上昇から鈍化した。鉱業は0.8%低下(前月1%上昇)した。
自動車・同部品は8.2%低下と、前月の4.3%低下から下げ幅が拡大した。消費財も0.8%低下した。コンピューター・周辺機器は0.5%上昇した。
JPモルガン・チェースのエコノミスト、マイケル・フェロリ氏は、「製造業は明らかに減速している。景気は引き続き軟調に推移するだろう。しかし崩壊とまではいかない」と語った。
5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:マイナス15.6、縮小続く
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aEUppjrlCyKY&refer=jp_top_world_news
5月15日(ブルームバーグ):米フィラデルフィア連銀が15日に発表した5月の同地区の製造業景況指数はマイナス15.6と、6カ月連続でマイナスとなった。新規受注指数がマイナス3.7(前月マイナス18.8)と縮小が続いたことが響いた。ブルームバーグ・ニュースが実施したエコノミスト調査の予想中央値はマイナス19.0だった。前月はマイナス24.9。同指数のゼロは景況感の拡大と縮小の境目を示す。
アクション・エコノミクスのチーフエコノミスト、マイケル・イングランド氏は「景況指数は引き続き弱いが、リセッション(景気後退)を示唆するほど悪くはない。景気が急速に失速していることは確かだ」と述べた。
フィラデルフィア連銀景況指数は項目別の指数を合わせて算出する方法をとっていない。出荷は2.2(前月マイナス8)とプラスに転じた。
仕入価格は53.8(前月51.6)に上昇。販売価格も31.6(前月30.9)に上昇した。
6カ月先の見通しを示す予想指数は28.2(前月13.7)に改善した。
米週間失業保険申請:37万1000件‐継続受給者306万人に増加
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003007&sid=aOwp7SH8jSTc&refer=jp_economies
5月15日(ブルームバーグ):米労働省が15日に発表した10日に終わった1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比6000件増の37万 1000件。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の予想中央値は37万件だった。前週は36万5000件だった。
4週間移動平均は10日までの1週間で36万5750件(前週36万6750件)に減少した。
また失業保険継続受給者総数(季節調整済み)は3日までの1週間で前週比2万8000件増の306万だった。前週は303万2000人と、速報値の302万人から修正された。
ハイ・フリクエンシー・エコノミクスのチーフ米国エコノミスト、イアン・シェファードソン氏は、「失業保険申請件数は依然として増加傾向にある」と語った。
5月米NAHB住宅指数:19に低下-戸建て販売の現在指数は過去最低
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003002&sid=aQ6VYJEPnukM&refer=jp_bonds
5月15日(ブルームバーグ):全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが15日発表した5月の米住宅市場指数は19と前月の20 から低下した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は20だった。同指数で50を下回る数値は住宅建設業者の多くが現況を「悪い」とみていることを示す。
米住宅市場指数は昨年12月に、1985年1月の指数発表開始以来で最低の18を記録した。
購買見込み客足指数は17と前月の19から低下。一戸建て販売の現在指数は17と、過去最低を記録した。向こう6カ月間の一戸建て住宅販売見通し指数は27と、前月の30から落ち込んだ。
米鉱工業生産指数は全面的に悪化の様相、特に製造業の景気減速感は強く、資源インフレによる原材料価格の上昇の影響が大きいものと思われる。
実体経済の悪化は新規の失業者を生み出し、ローン返済や消費などにも影響を与える。
同時に債権全般の保有リスクを引き上げ、評価損やデフォルトによる実損を発生させる。
関係者はリセッションを認めようとはしないが、明確なリセッションと判断できるのではないか?
米国のエネルギー効率は日本の約3倍悪い。
これは、資源インフレが進む限り、製造業等の国際競争力は奪われてゆくことを意味します。
主要国のエネルギー自給率とエネルギー効率
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4060.html
中長期的に見て、資源インフレが続く限り、製造業の業績は悪化を続けると判断できると思われます。
米FRB議長、銀行に資本増強を「強く要請」-融資拡大は景気支援に
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aFqUWbS1AU2o&refer=jp_news_index
5月15日(ブルームバーグ):バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は15日、銀行融資の拡大は景気支援につながるとして、市中銀行に資本増強を継続するよう訴えた。
同議長はシカゴ連銀が主催した会議で講演。講演テキストによると、「金融機関には資本増強について引き続き積極的に行動するよう強く求める」として、「これは景気を後押しするばかりでなく、金融市場と景気の状態改善に伴い金融機関が新たな収益機会をつかむのに役立つ」と指摘した。
バーナンキ議長は、FRBがリスク管理について指導の強化を検討していることを明らかにし、銀行の幹部はリスク管理で指導的役割を演じる必要があると述べた。
同議長は「大小を問わず多くの金融機関が最近示した資本増強の能力を高く評価する」とした上で、資本増強により融資拡大が可能になり、「景気拡大を支える」と語った。
バーナンキ議長はまた、当局による銀行監督の方法についても見直しているとして、「金融機関がリスク管理方法を改善するのを助けるため、監督当局者は一層の努力が必要だ」と述べた。
同議長は金利の方向と景気の見通しには触れなかった。
バーナンキ議長は、信用危機は引き続き景気に悪影響を及ぼしているとの認識を示し、「事態は進展中だ」と述べた。
グリーンスパン氏やバーナンキ氏が進めてきた利下げによる流動性拡大による景気対策は、すでに限界に達してきているのではないだろうか?
利上げ等によって資源インフレに対する対応をしない限り、実体経済は悪化を続け、米国の体力は奪われるだけではないだろうか?
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