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昨日のNYは、悪材料が重なり、特にFRBの成長見通しの下方修正とインフレ見通しの引き上げでスタグフレーション懸念が生じて、二日連続の下落となった。

米CIFG傘下の金融保証会社をジャンク級に格下げ=ムーディーズ
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJS818597920080520
[ニューヨーク 20日 ロイター] 米格付け会社ムーディーズ?インベスターズ?サービスは20日、CIFGホールディング傘下の金融保証会社の格付けをジャンク(投機的)等級に引き下げた。資本基盤をめぐる懸念を理由に挙げた。
 ムーディーズは、CIFGギャランティ、CIFGヨーロッパ、CIFGアシュアランス?ノース?アメリカを投資適格等級から2段階下の「Ba2」とした。これまでの格付けは5番目に高い「A1」だった。格付けは引き続き、方向未定で見直される。
 ムーディーズは、格下げについて、実質的な進展がない限り、サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)へのエクスポージャーなどに関連した損失により、CIFGが、規制上の最低限の資本基準を満たせなくなる可能性が高いことを反映したとしている。

モノラインであるCIFGの投資不的確級への格下げにより、モノライン保証を受けている債権の格下げが必要となるであろう。すでにある程度織り込み済みの部分ではあるが、新規の格下げが発生するものと思われる。また、一部債権は投資不適格まで下落する恐れがあり、この場合新型証券融資の担保の差し替えが発生し、金融セクターに重大な負担となる恐れがある。
MBIAやアムバックに比べ、取扱額が少ないために影響は限定的とは思われるが注意が必要。


利下げはぎりぎりの判断、インフレ懸念しリスク一段と均衡化=4月FOMC議事録
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT818745320080521
[ワシントン 21日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が21日公表した4月29―30日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録では、早期に追加利下げを実施する可能性が低いことが示された。同時に発表された経済見通しでは、2008年の成長率見通しを下方修正したほか、高水準のインフレと失業予想を示した。
 議事録によると、4月のFOMCでは、複数の委員が、経済の一段の減速あるいは短期的に若干のマイナス成長を示す情報にに応じて、政策を緩和することは適切ではない可能性が高いとの認識を示していた。
 議事録とともに発表された経済見通しでは、2008年の成長率の予想中間レンジを0.3―1.2%に下方修正した。前回は1.3―2%だった。
 インフレが「高止まり(elevated)」し、失業が「大幅に(significantly)」増加するとの見通しを示した。
 4月のFOMCでの0.25%ポイント利下げについて「ぎりぎりの判断( close call)」と指摘。当局者はFOMC当時、成長減速リスクとインフレ上昇リスクが一段と均衡化したとの判断を示していた。
 議事録は「メンバーは、原油と商品価格の継続的な上昇と、インフレ期待が過去数カ月間で上昇した事実を踏まえ、インフレ見通しへの上向きリスクを懸念している」と指摘した。

80年代型のスタグフレーション懸念が強まっている。失業者増加と必需品価格の高騰で可処分所得減少により企業などの業績悪化と不況長期化を想像させる内容。
また、クレジット債や社債などの保有リスクは高まり、これが銀行などの金融セクターの損失拡大を呼び込むこととなるだろう。不動産関連債中心に下落を続けてきたが、今後不動産関連債以外の部分での損失拡大が発生することとなるだろう。


米ムーディーズ:CPDO格付けミス問題で調査、株価急落
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=aoCz6patrECU&refer=jp_europe
 5月21日(ブルームバーグ):米格付け会社ムーディーズ?インベスターズ?サービスは、CPDO(定率債務証券)の不適正な格付けの問題について、「徹底的な調査」を実行していることを明らかにした。これを受けて同社の株価は21日のニューヨーク株式市場で一時、9年ぶりの大幅安を記録した。
 同社は最上級の「Aaa」格付けが付与された後に価値が下落したCPDOについて、格付けはコンピューターエラーによって誤って付与されたものかどうかを調べている。
 FTがムーディーズの社内文書を引用して報じたところによると、同社の一部の上級社員は2007年初めの段階で、前年に「Aaa」が付与されたCPDOの中に最大4段階の格下げが必要な証券があると認識していた。
 ムーディーズの株価は午前11時20分現在、38.92ドル。一時は1999年8月 20日以来の大幅安となる6.07ドル(13.8%)下げて37.83ドルまで売り込まれる場面もあった。
 ムーディーズは電子メールを通じて文書を発表し、「当社の格付けおよび格付け方法が完全であることは極めて重要だ。欧州のCPDOに懸念が持ち上がったことを当社は深刻に受け止めている。従ってこの件に関して徹底的な調査を実施している」と述べた。
 サブプライム(信用力の低い借り手向け)ローン問題が起きてから、UBSやABNアムロ?ホールディングといった銀行はCPDO手じまったため、投資家らは最大で90%の損失を被った。
 CPDOはABNアムロが2006年に販売を開始、これにリーマン?ブラザーズ?ホールディングスやメリルリンチなどが続いた。

投資家の不信感が募っている状況でムーディーズがこのような事件を起こしたことで、格付けそのものへの疑惑の目は強まることとなるであろう。また、今後格付け機関への訴訟などが相次ぐものと思われ格付け機関は窮地に追いやられることとなるだろう。
しかし、これに変わる指標というものはなく、投資家の責任のみが拡大する状況に追いやられている。
これが、資源など実体のあるものへの投資に資本が集中する要因の一つでもあろう。


米MBA住宅ローン申請指数:7.8%低下の621.6−金利上昇が響く
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aMERxNi4F7qo&refer=jp_top_world_news
 5月21日(ブルームバーグ):全米抵当貸付銀行協会(MBA)が21日発表した16日までの1週間の住宅ローン申請指数(季節調整済み)は、前週比 7.8%低下の621.6となった。借り入れコストの上昇が響き、購入と借り換えともに低下した。前週は2.9%上昇の674.4だった。
 MBAによれば、購入指数は6.9%低下し352.5(前週は378.5)と、ここ5年で2番目に低い水準となった。借り換え指数は8.7%低下し2210.5。前週は 2422.1。
 インサイト?エコノミクスのスティーブン?ウッド社長は「住宅価格が下落していることに加え住宅ローンの融資基準厳格化で、多くの住宅購入希望者は様子見の姿勢を取っている」と述べた。
 住宅ローン30年物固定金利は平均で5.90%と、前週の5.82%から上昇。また15年物固定金利は平均5.42%と、前週の5.38%を上回った。変動金利型住宅ローンの1年物金利は6.71%(前週は6.60%)だった。

一時的に緩和されたように見えた市況ではあるが、やはり実体経済の悪化は進んでいるものと考えてよいだろう。今後、金融株主導から実体経済株主導の下落、又は全体的な下落へと移る可能性が高い。

ソロス氏:米住宅市場の低迷「まだ中間地点の手前」、1年は続く
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=aVvP26Up2NLg&refer=jp_europe
 5月21日(ブルームバーグ):米資産家のジョージ?ソロス氏は21日、米住宅市場の低迷は「まだ中間地点に達していない」と述べ、今後さらに1年間は落ち込みが続くとの見方を示した。
 ソロス氏は訪問先ロンドンでの行事に出席し、「住宅価格の下落は依然として加速しており、同価格の上振れが行き過ぎたように、下振れも行き過ぎるだろう。住宅価格の低迷はまだ中間地点にも達していない。少なくとも今後1年間は住宅差し押さえが増加する」と述べた。

不動産価格の低迷が続く限り、それをベースにした債権の価格下落が続き、金融セクターの損失を拡大させる。また、年金や保険など金融商品を通じて、投資家以外の損失が拡大。実体経済に強い影響が出るものと推測する。

UBS:不動産ローン資産150億ドルの売却完了−額面は220億ドル
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=ahzBhwBk8Dlg&refer=jp_top_world_news
 5月21日(ブルームバーグ):スイスの銀行最大手UBSは21日、不動産ローン関連の資産150億ドル(約1兆5500億円)相当の売却を完了したと発表した。同社は額面にして220億ドル相当の証券類を米資産運用会社ブラックロックに売却した。
 UBSによると、売却した資産は主に米サブプライム(信用力の低い個人向け)とオルトA(サブプライムと優良案件の中間)の住宅ローン関連。UBSは買収代金の一部(112億5000万ドル)をブラックロックに担保付定期ローンで融資したという。

悪質な飛ばしのような手法といえよう。売却といってもそのほとんどは銀行自身の金であり、単なる帳簿からの切り離し(オフバランス化)に過ぎないのではないだろうか?

ご案内ー明日から24日まで簡易更新となります。
ご了承ください。

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