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第246回 G8を終えて

昨日、世界が注目していたG8が無事に終了した。

結果として、世界は共同声明をどのように判断するかということになるだろう。

G8財務相、原油高に打つ手なく−懸念共有するも即効薬見いだせず
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003004&sid=aenWuDFXgDUE&refer=jp_commodity
6月14日(ブルームバーグ):原油高に伴う世界経済の先行き不透明感が強まる中で開催されたG8(主要8カ国)財務相会合は、インフレ懸念を共有しながらも、具体的な即効薬を見いだせないままに終了した。原油高の元凶とされる投機マネーの流れをつかむことが困難な上に、供給側の産油国や需要が高まる中国やインドなどの新興国といった「主役」なき会合の限界も示した。

原油価格は年初に一時1バレル=90ドル台を割ったものの、今月6日には終値で1バレル=138.54ドルと1年前に比べて60%近く上昇した。5月の米失業率の悪化に伴う米経済の不透明感の高まりや、7月の利上げを示唆した欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁発言後の米欧の金利差によるドル安懸念から、一気に投機マネーが原油市場に流れ込んだとの見方が強い。

しかし、G8当局者の間では、投機が悪いというのは短絡的な議論、
との慎重論が大勢だ。会合では、原油高の主因は新興国における需給の増加で、投機マネーが価格形成に与える影響の程度は分からないとの議論に終始。投機マネーと原油価格の相関関係については国際通貨基金(IMF)の分析を要請するにとどまり、「規制」をかけるには至らなかった。

共同声明では、産油国に石油の増産と生産能力拡大のための投資促進を求めたほか、消費国にはエネルギー源の多様化と石油製品への政府補助金の削減などの対策を求めた。財務省幹部は「産油国も消費国も何も対策を取らず、投機筋をスケープゴートにするのは最も愚策」と指摘。投機マネーを理由に、各国が取り組むべき問題の解決が進まないことに危ぐを示した。

両者の思惑は複雑だ。世界最大の産油国であるサウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は「原油価格の上昇はファンダメンタルズで正当化できない」と主張。原油価格の安定化に向け22日に同国ジッダで産油国と消費国の対策会議を開くが、どのような解決策を見いだせるかは未知数だ。石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議長は、同会議で増産要求に応じない考えを示している。

一方、インドや中国が石油製品の価格にかけている政府補助金について、G8各国は、人為的に価格を抑えており、これらの補助金廃止によって需要を抑制すべきだと主張している。しかし、当事国は原油価格の上昇が国民生活を直撃するだけに慎重だ。さらに韓国がトラック運転手や農家などを対象にした補助金交付を打ち出すなどアジア諸国では同様の動きが広まる気配がある。

ドイツのミロー財務次官は会合後の記者会見で「現在の原油相場高騰の原因は複雑で、供給サイドだけではなく需要サイドにもその理由をたどることができる。原油高に即効薬はない」と述べ、効果的な対策を見いだせないG8のもどかしさを吐露した。前出の財務省幹部は「原油高の解決に向けた魔法の杖はない。G8として考え得る最大のことをした」と言い切った。

私的見解
資源高の最大の要因は、新興国の需要増加である。

エネルギー効率が低く大量の人口を抱える新興国の発展は膨大な資源の浪費を拡大する。産油国が増産を図ったとしても結果的に資源の枯渇を早めるだけである。資源高騰は消費抑制に最も効果が大きいといえよう。

新興国の発展は先進国が自らのために導いた物である。

新興国が独自の発展をしてきたわけではなく、先進国による技術供与や資本投下によりもたらされた物である。元来、新興国は、安価な労働力を武器に先進国向けの産品を生産することで発展を遂げてきた。
発展とともに富の蓄積が増加し富裕層を生み出し、富の消費手段として内需が拡大することとなった。

新興国の発展は先進国側の富の配分を減少させる。

新興国の内需拡大は先進国側の富の配分を減少させる。富の量に限界がある以上これは必然である。
低いエネルギー効率、未開発な広大な国土、膨大な人口という三要素がこれを促進する。

限界に達した新興国の発展

新興国の資源消費が拡大、資源の需要と供給バランスが崩壊して価格の高騰を招いた。
これこそが問題の本質であり、投機資金の流入は表面的な事象に過ぎない。
将来的な需要の減少が見込まれる場合、市場システムはそれを織り込み価格は安定方向に進む。

新興国工業化の二律相反

新興国の工業化は地球温暖化を促進し、世界的な食料の生産環境を破壊する。
中国の例をとってみればそれは明らかであり、富裕化による食の高級化がそれを促進する。
また、貧困層の減少や医療の高度化は、人口の増加を促進し、資源消費のスピードを速める物である。

結論

環境やエネルギー問題、資源インフレを主題としたG8声明は、先進国側が新興国の発展の危険性を再確認したにすぎないのではないだろうか?

米財務長官と仏財務相、ロ財務相が強いドルを支持−G8財務相会合
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aXCsWt6cszuk&refer=jp_top_world_news
6月14日(ブルームバーグ):ドル相場がユーロに対し、週間ベースで 2005年以来最大の上昇となった後で、ポールソン米財務長官や他の主要8カ国(G8)の財務相は強いドルへの支持を表明した。

ポールソン長官は14日に大阪で開催された主要国首脳会議(洞爺湖サミット)財務相会合の終了後の会見で、「強いドルが米国の利益になる」と表明。ラガルド仏財務相も「ポールソン長官が強いドル政策は欠くことができないと言明するのを聞き、満足している」と述べた。

ラガルド財務相とロシアのクドリン財務相などは、ドル高がインフレ加速を抑制するのに役立つだろうと指摘。クドリン氏は「ドル安が石油価格の大幅上昇の主な要因の1つだ」との認識を示し、ドル上昇が商品価格を沈静化させるかとの質問には「もちろんだ」と答えた。

ポールソン長官はまた、「米国は長期的なファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)の強さを有している」と述べ、「こうしたファンダメンタルズが通貨に反映されるだろう」と指摘した。

このほか、国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は大阪でインタビューに答え、中国がインフレを抑制するため、過小評価されている人民元の上昇を容認するよう求めた。

G8各国は強いドルへの支持を表明した。
これは現在の基軸通貨(ドル)による経済支配システムを継続してゆくことを確認したに過ぎない。
強いドル=弱い新興国通貨 と考えて良いのだろう。ドルが強くなることで新興国からの投資の引き上げは進む。同時に新興国は資源の確保に限界が生じて発展が抑制されることになる。
また、対ユーロということでは、昨日リスボン条約(欧州合衆国構想)が暗礁に乗り上げたことで、ユーロの拡大は一時的に終止符を打ったと見ることが出来るであろう。

具体策がなく、資源インフレに対する決定打にかけるとされているG8声明だが、視点を変えてみることでいろいろな思惑が見えてくると感じるのは私だけなのだろうか?


米リーマン・ブラザーズを格下げ方向で見直し=ムーディーズ
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT820029720080613?feedType=RSS&feedName=marketsNews
[ニューヨーク 13日 ロイター] ムーディーズ・インベスターズ・サービスは13日、米リーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)を格下げ方向で見直すことを明らかにした。同社が12日発表した幹部人事を受けた措置という。
 リーマン・ブラザーズは前日、エリン・カラン最高財務責任者(CFO)と、ジョセフ・グレゴリー最高執行責任者(COO)の更迭を明らかにした。
 今回の見直しには、リーマンのシニア長期債務格付けも含まれる。プライム─1の短期格付けは確認した。

危機説が囁かれるリーマンにムーディーズによる格下げ報道がありました。
今回の格下げは、シニア長期債務格付けを含むと言うことで経営危機を確認する物といえるでしょう。
週明けの東京市場、市場の判断がどう出るかということになりますね。

 [大阪 14日 ロイター] 大阪で14日開催された主要8カ国(G8)財務相会合の声明要旨は以下の通り。


 1.われわれG8の財務大臣は、北海道洞爺湖でのG8首脳会合の準備のため本日大阪で会合。世界経済は長期にわたり力強い成長と低インフレの組み合わせを享受してきたが、現在は逆風に直面している。我々は、世界経済が力強い成長を続けるための条件の整備に取り組む。


 <世界経済>

 

 2.我々は、われわれの経済が長期的に強固であることを確信しており、新興市場国は力強く成長している。しかしながら、世界経済は引き続き不確実性に直面しており、下方リスクが依然存在。米国住宅価格がさらに下落したり、金融市場の緊張が高まる場合には経済見通しに悪影響を与えるおそれ。一次産品、とりわけ原油および食料の価格上昇は、世界の安定成長に重大な試練を提起し、最もぜい弱な人々に深刻な影響を与え、また、世界的にインフレ圧力を高めるおそれがある。こうした状況は、我々の政策選択をより複雑にする。われわれは今後とも警戒を怠らず、我々の経済および世界経済の安定と成長を確保するため、個別にあるいは共同して適切な行動をとっていく。

 

 3.過去数カ月、金融市場の状況はいくぶん改善した。主要中央銀行による思い切った措置が、市場の機能改善を支えた。多くの金融機関による損失開示や資本増強も、市場のセンチメント改善に寄与した。しかしながら、特に短期金融市場および信用市場において、緊張が続いている。最近の金融混乱は、過度のリスクテイクやレバレッジが金融システムにもたらすリスクを浮き彫りにした。金融イノベーションは世界の成長と発展に大きく貢献してきたが、金融の安定に対するリスクにかんがみ、金融市場の透明性とリスク感応度を高めることが不可欠。

 

 4.金融安定化フォーラム(FSF)の勧告の実施を含め、昨年10月に打ち出した金融システムの頑健性を強化するための戦略の遂行に全面的にコミット。我々は、(4月のG7から)100日以内に実施すべき優先課題に関するものを含め、ドラーギ議長からなされたアップデートを歓迎。金融機関が情報開示およびリスク管理慣行の改善、必要に応じた資本増強に向け努力を続けるよう求める。国際会計基準審議会がオフバランス関連会社および非流動的市場における金融商品の価格評価に関する会計上の問題の見直し作業を加速するよう求める。証券監督者国際機構(IOSCO)による格付会社のための行動規範の改訂、金融機関が中間決算期の情報開示を改善するよう慫慂するため各国監督当局が講じてきた措置、およびバーゼル委員会によりまもなく発表される流動性リスク管理に関するガイダンスを歓迎。金融システムの景気変動との連関を軽減するための取組に期待。金融サービス業界が、最近の出来事から学ぶべき教訓を踏まえて行動することを慫慂。早期警告の能力の強化に関する、IMFとFSFのより緊密な協力について具体的な進展を期待。

 

 5.我々は解放的な投資政策へのコミットを確認し、国際的な投資が世界の繁栄の基盤であることを認識。我々は、国内外における保護主義的な流れに対抗。我々は、開放的な投資体制のための最良慣行を策定するOECDの作業を歓迎。ソブリン・ウェルス・ファンドのような政府にコントロールされた投資家が行う経済的動機に基づく投資によりもたらされる利益を認識し、こうした投資家が、ガバナンス、リスク管理および透明性といった領域で高い基準を採用するためにIMFと協働することを慫慂。同等な証券規制枠組みの相互承認に関する議論が進行中であることを歓迎し、国際的な金融サービスの促進に関する更なる進展を期待。我々はまた、ドーハ開発ラウンドの成功裡の妥結が喫緊に必要であることを強調。

 

 <一次産品価格>

 

 6.我々は、名目・実質のいずれでも過去のピークを凌駕した原油価格の急激な上昇、およびそれが世界的なマクロ経済の安定性、人々の厚生、今後の開発に与える影響を強く懸念。高止まりする原油価格は、基本的には世界的な需要の高まりと供給制約を反映しているが、地政学上の懸念や金融的要因などその他の要素も作用している。この課題に対応するため、需要面では、全ての国のエネルギー効率をさらに改善するとともに、エネルギー源の多様化を追求すべき。このため我々は、(2006年の)サンクトペテルベルク・エネルギー安全保障行動計画を完全に実施することの重要性を認識。このことはまた、気候変動問題への対応にも資する。貧困層に対する的を絞った支援を行いつつ、たとえば補助金の削減により、価格シグナルを消費者に伝達することも重要。いくつかの新興市場国における、この方向に向けた最近の動きを評価し、この分野における更なる進展を慫慂。供給面では、産油国が増産を行うこと、および、国際的な石油会社の専門性を活かして、長期的な生産能力拡大のための投資を行うことを慫慂。我々はまた、全ての国が精製能力を高めることを促す。さらに、石油市場は、市場のデータの透明性・信頼性を高めることにより、より効率的になり得る。このようなデータには、石油データ共同イニシアティブへのより広範で時宜を得た参加が対応しえる石油備蓄データ、および石油市場に流入する資金フローの規模に関するデータが含まれる。我々は、各国の関係当局が、商品先物市場の機能を検証し、必要に応じ適切な措置を講じるよう求める。我々はまた、IMFおよび国際エネルギー機関(IEA)が、適切な各国の当局と協力して、最近の原油・一次産品価格の高騰の背景にある実需・金融両面の要因、それらの価格の変動、および世界経済への影響についてさらに分析し、次回の年次総会に報告するよう要請する。

 

 7.最近の食料価格の急騰は、低所得の食料輸入国の多くに深刻な打撃を与えている。高騰は複合的要因によるものであるが、新興市場国や途上国の成長に伴い、需要は高水準にとどまると見込まれる。国際社会は、危機が直ちにもたらす影響と、食料供給不安の背景にある要因の双方に対応する、統合的アプローチにより事態に対処すべき。短期的には、ドナーは団結して緊急援助を供与すべき。我々は、この目的のための世界食糧計画(WFP)、世界現行その他による努力を支持し、緊急のニーズに応えるための新たな12億ドルの金融資金支援ファシリティーについての世界銀行の最近の発表を歓迎。我々は、貧困削減・成長ファシリティーを通じ、また外生ショックファシリティーの見直しを通じて、対外収支上の困難に直面する食料輸入国のニーズに対応するIMFの作業を歓迎。中期的には、国連の関連団体を含む国際機関およびドナーが共同して、とりわけ生産性の向上を通じて生産の拡大を図るパートナー国の努力を支援することが重要。国際開発金融機関(MDBs)やローマに本拠を置く機関を含む様々な主体が明確に役割を分担することが特に重要。科学技術が果たす重要な役割にかんがみ、我々は、国際農業研究協議グループ(CGIAR)のような国際研究機関その他のパートナーシップを支援する必要があることで合意。供給面の制約や輸出制限を取り除き、途上国の一般的な食料補助金を貧困層のための的を絞った支援に置き換えるとともに、ドーハ開発ラウンドの成功裡の妥結を含め国際的な農業市場の効率性を改善することが不可欠。バイオ燃料は、課題と同時に機会を提供するものであり、その生産と利用を持続可能なものとすることが重要。この観点から、非食料からの次世代燃料の生産法についての研究・開発を優先課題とすべき。

 

 8.原油および食料をふくむ一次産品価格の高騰は、グローバルな課題。生産国、関係国際機関の間で、食料安全保障について、さらなるパートナーシップと対話を求める。我々は、世銀に対し、一次産品価格の上昇が今後の開発に与える影響を検証するよう要請。我々はまた、化石燃料補助金の改革についてIMFの作業を要請。次回の年次総会において、これらの論点に関する報告を期待。

 

 <気候変動>

 

 9.我々は、緊急で協調した行動が必要であると確信し、気候変動の取組において指導的役割を示すべき我々の責任を受け入れる。我々は、気候変動の問題に取り組む途上国を支援するための我々の努力を強化しており、「民間・公的金融機関の関与を強化するための気候変動G8アクションプラン」に合意。我々は、MDBsとの協力の下、既存の二国間および多国間の努力を補完する、新たな気候投資基金(CIFs)の立ち上げを歓迎し支持。これらの基金は、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)下での2013年以降の枠組みが実施されるまでの間のものである。これらの基金はクリーン・テクノロジー基金と戦略投資基金を含み、途上国が提案する緩和にかかる国家計画と整合的である必要がある。CIFsに関する我々の別の声明に記述されているように、これらの基金は相俟って、途上国におけるクリーン・テクノロジーの普及、森林減少の防止、および経済の気候変動に対する耐性力の向上のための、官民の資金をスケールアップする。


 10.我々は、低炭素活動への大規模な投資を供給するうえで、民間セクターが不可欠の役割を果たすことを議論。特に、革新的な金融商品の開発、および融資するプロジェクトにおける環境ガイドラインの採用という、民間金融機関の最近の活動を歓迎。我々は、他のマルチおよびバイの関係者との協調の下、必要な投資を増加させたり、途上国が開発戦略全般に気候変動を組み込むことを支援する上で、MDBsが主要な役割を果たすことを要請。グレンイーグルズ・サミットからの依頼に応えた、気候変動

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