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本日も二本立てです。
第248回 リーマンの決算と通貨防衛
http://blogs.yahoo.co.jp/daitojimari/39993669.html からどうぞ
FRBの通貨防衛宣言により、市場はテクニカル取引が支配しファンダメンタルを正常に反映しない異常な市場が形成されている。金融セクターにおいても業績よりもキャッシュフローが重視され、金融危機を象徴するものになっている。
09年の英経済成長率、92年以来最低の1.3%となる見通し=英産業連盟
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK818100020080616
英バークレイズ:海外投資家と既存株主に新株売却検討−株価上昇
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003003&sid=aZyA1qABkbJM&refer=jp_stocks
英バークレイズ、増資に向けテマセク [TEM.UL] に打診=関係筋
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT818176820080616
英国の経済を支えていた金融セクターの損失が拡大、英国不動産バブルの崩壊とともに厳しい状況に
しかし、この影響に対する織り込みは進んでおらず非常に危険な状況にあるものと思われる。
米AIGのサリバンCEOが辞任、後任にウィルムスタッド会長
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK818140020080616
米AIG、9月までに再建計画作成へ=新CEO
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK818140020080616
国内メディアでは一切報道されないが、大人の事情なのだろうか?
AIGの混乱も非常に厳しい状況といえよう。信用を失った保険会社への投資家の反応は非常に冷たい。
保有資産の中身がハイリターンを狙ったハイリスク投資が大きいと見られており、会計基準の緩和?で乗り切っている状況である。AIGは早期に資産評価を見直す必要があるだろう。
6月のNY連銀製造業景況指数:マイナス8.7に低下(2)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003005&sid=aZpAjRbYZhSQ&refer=jp_currency
6月16日(ブル−ムバ−グ):ニューヨーク連銀が16日に発表した6月の同地区の製造業景況指数はマイナス8.7と、前月のマイナス3.2からさらに落ち込んだ。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値はマイナス2だった。同指数ではゼロが景況の拡大と縮小の境目を示す。
新規受注指数はマイナス5.5(前月0.5)に低下。出荷もマイナス6.5と前月のマイナス4.6から一段と落ち込んだ。受注残はマイナス10.5(前月マイナス 4.4)。
在庫はマイナス2.3(前月マイナス6.5)。仕入れ価格指数は66.3(前月 69.6)と高い水準にとどまった。販売価格指数は26.7と前月の15.2から上昇した。
インサイト・エコノミクスのスティーブン・ウッド社長は「残念ながら今後数カ月間にわたり指数はさらに悪化するだろう。輸出が堅調とはいえ内需が停滞している」と語った。
ただ6カ月後の見通しを示す期待指数では32.2(前月23.9)と、年初来で最高だった。
FRBはこれでもリセッションを否定するのであろうか? 市場の反応も限定的であった。
6月の米NAHB住宅指数:18に低下、過去最低に並ぶ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003002&sid=ad24f2nFB1PE&refer=jp_bonds
6月16日(ブルームバーグ):全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが16日発表した6月の米住宅市場指数は18と前月の19 から低下。過去最低に並んだ。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は19だった。同指数で50を下回る数値は住宅建設業者の多くが現況を「悪い」とみていることを示す。
米住宅市場指数は昨年12月に、1985年1月の指数発表開始以来で最低の18を記録した。
一戸建て販売の現在指数は前月と同じ過去最低の17となった。向こう6カ月間の一戸建て住宅販売見通し指数も前月と同じ28。購買見込み客足指数は 17と、前月の18から低下した。
地域別の住宅市場指数は4地域のうち、北東部と西部で低下した。
欧米金融機関の資本不足、全て手当て済みとは言えず=金融庁長官
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK014429820080616
[東京 16日 ロイター] 金融庁の佐藤隆文長官は16日午後の定例会見で、世界的な金融市場の動向について「サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)を発端とするグローバルな市場混乱は続いている」との見方を示した。さらに証券化商品市場の流動性が回復していないなどの問題があることから、欧米の大手金融機関について「資本不足が完全に解消されたかどうか、全てが手当て済みとは言えない」と述べた。
ただ、佐藤長官は、欧米の金融機関について「決算ごとに損失を認識して公表し、資本不足に陥れば、増強する動きがみられている。資本の出し手も、ソブリン・ウェルス・ファンド(SWF)をはじめとして存在している。こうしたメカニズムが定着して来ている」と指摘。その上で「突然、欧米の大手金融機関がおかしくなって、グローバルなシステミックリスクの顕在化につながるがい然性は少なくなってきている」とも述べた。
一方で、米国の住宅価格が低迷し、住宅ローンの貸し倒れが引き続き高い水準にあることなどが「ネガティブだ」と述べた。特にグローバル市場での証券化商品の動向は「流動性が回復せずに緊張感が残っている。これについてはまだ出口が見えていない」と指摘した。
さらに米国の金融機関の貸し出し姿勢の慎重化が米国経済に影響を及ぼす可能性のほか、原油・穀物などの商品市況の高騰によるインフレ懸念も指摘されていることから「金融庁は引き続き、これらが金融市場に与える影響を注意深くフォローしていく」と述べた。
アナリスト、米投資銀行の3─5月期決算は減益・赤字と予想
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJS818161420080616
[バンガロール 16日 ロイター] 米アナリストによると、今週発表されるゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)とモルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)の第2・四半期(3─5月)決算は大幅な減益となる見通し。また、リーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)は四半期として初めて赤字に転落すると予想されている。
厳しい営業環境が続くなか、3行は主にヘッジに関連した損失が膨らむ見通しで、ゴールドマンの1株利益は3.03─3.70ドル、モルガン・スタンレーは0.75─1.08ドルと予想されている。
リーマンは前週、3─5月期決算は主にトレーディングやヘッジ関連の損失が響き、約28億ドル(1株当たり5.14ドル)の赤字になるとの見通しを表明。アナリストが予想していた損失規模を10倍超上回る数字となった。
ラーデンブルク・タルマンのアナリスト、リチャード・ボーブ氏は「ブローカーは当四半期もリスク判断が不適切だったようだ」と述べ、「ヘッジが機能していない」と指摘した。
フォックス・ピット・ケルトンのアナリスト、デービッド・トローン氏によると、3行は3─5月期に、リスク資産に関連して総額90億ドルの評価損を計上する見通し。
トルコ中銀、政策金利を50bp引き上げ16.25%に
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT818200820080616
利上げはタイ経済成長を損なわず=タリサ中銀総裁
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK818149420080616
外的資金の流入が観測されてきた新興国は、資金引き留めと資源インフレによる負のスパイラルにより強い利上げ圧力にさらされている。これ以上に金利の上昇はデフォルトリスクの上昇につながるものといえよう。
中国人民元:ペッグ制廃止後の最高値付近−中国高官の訪米控え
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003011&sid=atpH2jQrXjUw&refer=jp_asia
6月16日(ブルームバーグ):中国の外国為替取引で人民元は2005年7月のドル・ペッグ(連動)制廃止後の最高値付近で推移した。、中国当局者の今週の訪米では、米側から人民元上昇加速への要請が繰り返される公算が高い。
ポールソン米財務長官と中国側の高官は17、18両日にメリーランド州アナポリスで会談する予定だ。4回目の米中戦略経済対話となる。米財務省の中国問題責任者アラン・ホーマー氏は週末に、米国は中国が引き続き人民元の上昇を容認することを望んでいると語っていた。
ステート・ストリート・グローバル・マーケッツの為替ストラテジスト、ドワイフォー・エバンズ氏(香港在勤)は「今回の戦略経済対話でも米国は人民元上昇を求めるだろう」し、「最近の貿易統計やインフレ懸念を背景に中国側も人民元上昇を受け入れやすくなっているのではないか」と話した。
中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午後5時30分(日本時間同6時30分)現在1ドル=6.9004元。前週末は6.9018 元だった。過去3カ月の上昇率は2.7%。
中国はインフレと国際世論により、非常に強い通貨切り上げ圧力にさらされている。
今年に入り、通貨切り上げを見越したホットマネーが流入しており、切り上げ実施でキャピタルフライトが発生する見る動きも強い。中国政府はどのような対応をするのであろう?
危機的状況をすべて見越した上で切り上げ圧力をかけるとは、さすがアメリカであるw
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