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昨日のNYは、複数の金融セクターの損失拡大予測や格下げなどを受けて弱めの展開
結果的にダウは0.93%の下落で終了した。
英銀バークレイズ、さらに90億ポンド増資必要にも−シティグループ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aDyR3RaLQTGE&refer=jp_japan
6月27日(ブルームバーグ):シティグループは27日、英銀バークレイズは信用商品関連の評価損を吸収し、自己資本比率を他の英銀と同水準程度まで引き上げるためにさらに90億ポンド(約1兆9100億円)の増資が必要となる可能性があるとの見方を示した。
バークレイズは今週、45億ポンドの増資について発表した。シティのロンドン在勤アナリスト、トム・レイナー氏は27日付のリポートで、バークレイズの自己資本の基本的項目(Tier1)比率はこれにより5.8%と、5%弱から上昇したと試算。5.8%は英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)を下回るとともに、欧州の銀行の中で9番目に低い水準だと指摘した。レイナー氏はバークレイズ株の投資判断を「セル」としている。
同氏はリポートで、「世界的に信用市場の環境悪化が続くなかで、大規模な追加評価損が出るのは単に時間の問題だと思われる」と記している。 バークレイズの広報担当者のコメントは得られていない。
英RBSを格下げ、顧客のデフォルトリスクなどが理由−ムーディーズ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003003&sid=a5xqDUtHJ.V4&refer=jp_stocks
6月27日(ブルームバーグ):米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは27日、英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の信用格付けを引き下げた。証券部門のボラティリティ(変動率)上昇に加え、英国部門で顧客のデフォルト(債務不履行)リスクが上昇していることが理由。 ムーディーズの発表によると、同社はRBSの財務力格付けを「Bプラス」から「B」へ、優先債を「Aa1」から「Aa2」に格下げした。
やはり、禿鷹するには早すぎるという私の見方は正しかったようだ。増資を発表した翌々日に、このようなレポートが出るということは中身は相当厳しいのではないだろうか? さらに内容を見ると増資をしてもRBSよりも財務評価が下だという。増資に応じた三井住友は財務内容を評価したのであろうか?
米シティとメリルのプットオプション購入を勧める−ゴールドマン
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=abNvcwFts2U4&refer=jp_top_world_news
米シティとメリル:アナリストが業績予想引き下げ−追加評価損を予想
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aM0arcCv9TXg&refer=jp_japan
米メリルの4−6月期は赤字の公算、評価損50億ドルか−CNBC
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a8qOlCPrvlbk
米メリル4−6月期、1株損益2.78ドルの赤字に下方修正−リーマン
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aRZhhzVf3PFI
米モルガンS:Aa3企業の水準満たさず、格下げも-ムーディーズ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003002&sid=atNdxFHaG_0Q&refer=jp_bonds
フォルティスの長期債務格付けを「Aa3」に引き下げ=ムーディーズ
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT819821420080627
ドイツ銀株は下落の公算−増資の必要性高まるとの見方−米シティ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=arONagvRGnaQ
金融機関の損失は、米国から欧州、そして銀行からモノラインそして一般の保険会社に波及している。英国の不動産バブル崩壊は決定的となっており、今後、欧州と新興国部分の損失がこれに加わるものと思われる。
ドル建て翌日物LIBOR:2.50%に大幅上昇−今月の最高水準
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=ad_L.eCTGkJ8
金融機関のリスク増大に伴いLIBORが上昇、金融機関の資金調達に負の影響が生まれ始めた。
NZ経済はリセッション入りの公算も−ゴールドマンのエーカブ氏
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=ac_jzWVlPUpg&refer=jp_top_world_news
米AIG:保険子会社の証券貸し出し部門の損失、最大50億ドル吸収へ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aRbCfKBhH.vo&refer=jp_japan
UBS、入札方式証券の崩壊認識しながら個人に販売−幹部メール
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=a7w08LuFxq.8&refer=jp_europe
米金融機関:投資家にはARSを販売−一方で発行体には警戒呼び掛け
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003001&sid=aleIWk70GwLw&refer=commentary
損失拡大に伴い様々な金融犯罪や不正が表面化、金融機関への不信を増大させている。
米MBIA、ムーディーズの格下げで「綱渡り状態」に直面‐フィッチ
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003002&sid=aTzJ68rQbWXk&refer=jp_bonds
FRB議事録:ベアーS「リスク資産」引き受けでJPモルガンと合意
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=abB5qyS3Fs5Y
金融当局は様々な方法を持って金融機関の救済を試みているが、その損失拡大のスピード早く手立てが追いつかない状況である。すでに先延ばしという手法は限界に達しつつあると見て良いと思われる。
被害を限定的とするためにも、公的資金の注入や国有化を含む強権手段を採る段階にあると考える。
早期に損失を切り離さなければ、より一層世界経済を蝕んでゆくことになりかねない。
メルシュ氏:ECBはインフレ抑制に必要なあらゆる措置を取る
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003011&sid=akqPfF1aMRv4&refer=jp_asia
1−3月の英GDP確定値:0.3%増に下方修正−3年ぶり低成長
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aFZG2I3v5JRY&refer=jp_top_world_news
6月の独消費者物価指数:前年同月比3.4%上昇−市場予想を上回る
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=akDX9FflLvVM&refer=jp_top_world_news
NY金(27日):続伸、原油最高値でインフレヘッジ需要−931.30ドル
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=a2cn3pSeriNY&refer=jp_top_world_news
資源インフレの進行は加速度を付ける形となっており、バブルの末期状態が始まっているものと思われる。これがどの程度継続するかが鍵となるが、もし長期化した場合、世界経済は非常に危険な状況に追い込まれることとなる。
現在、欧州は利上げの意思を表明しユーロは買い込まれる展開となっているが、利上げ=引き締め政策であるため、欧州のバブル崩壊も大きく懸念されるものである。情報は少ないが一番の懸念先であるスペインの状況も厳しいものとなり始めたといわれている。
米GM、フォードとの合併検討したが却下=ビジネス・ウィーク
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32466120080627
昨日、特集した自動車関連に関する続報が入ってきた。負け組の合従連衡では限界があるだろう。
さらにお互いの財布の中身を見て、ともに嫌気がさしたのではないだろうか?
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