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本日も情報が多いため、3編に別れております。
第341回 AIGは救われるのか? リーマン問題で市場は恐慌状態に(上)
http://blogs.yahoo.co.jp/daitojimari/43895829.html
ますは、こちらからお読みください。
もう一つの破綻懸念先であるワシントンミニューチュアルに関しても、買収報道が報じられた。
米JPモルガン:ワシントンMと買収交渉、1株8ドル−英紙
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=asjZQM4UnGQ0
9月16日(ブルームバーグ):米銀JPモルガン・チェースはS&L(貯蓄・貸付組合)最大手のワシントン・ミューチュアル買収に向け「高レベルの協議」を実施している。英デーリー・メール紙が情報源を明かさずに報じた。
同紙によれば、JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)はワシントン・ミューチュアルのアラン・フィッシュマンCEOに1株当たり8ドル相当の株式交換方式での買収を提示した。これについても情報源は示されていない。
ワシントン・ミューチュアルの広報担当者、ブラッド・ラッセル氏はコメントを避け、JPモルガンの広報担当者、トーマス・ケリー氏からはコメントを得られていない。
ワシントン・ミューチュアル株はニューヨーク時間午前10時41分現在、前日比57セント(29%)高の2.57ドル。15日には27%下げた。
こちらも噂段階であり、まだ決定項ではない。ワシントンミニューチュアルも190億ドル程度の資本増強を必要としており、買収が失敗に終わった場合、破綻リスクは拡大することになる。
昨日、FOMCが開かれ、FF金利が決定した。
FOMC:政策金利2%に維持、成長・インフレとも「重大リスク」
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aFhKnVABidco
9月16日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)は16日、連邦公開市場委員会(FOMC)の定例会合を開き、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2%に維持することを決めた。決定は全会一致。
声明は「経済成長の下振れリスクとインフレの加速リスクはいずれも重大な懸念事項」と指摘。その上で、「委員会は経済と金融市場動向を注意深く監視し、持続的経済成長と物価安定を促進するため、必要に応じて行動する」と表明した。
今回の声明は情勢判断の冒頭で、「金融市場での緊張は著しく高まっており、労働市場も一段と弱まった」と指摘。金融市場、経済成長の両面で想定以上に悪化が進んだとの認識を示した。
FOMCは前回8月5日の会合で、「次の行動は金融引き締めとの点で一致」(議事録)しており、今回の会合でもメンバーは市場参加者がほぼ100%織り込んでいた利下げを見送った。FOMCメンバーは引き続き現行2%の政策金利でなお対応可能と判断した。
前回会合で利上げを主張して金利据え置きに反対していたフィッシャー・ダラス連銀総裁もこの日の会合で、金融市場の混乱や景気の悪化、さらにインフレリスクの軽減を踏まえてバーナンキ議長が提示した金利据え置き案に支持を表明した。
米金利先物が10月利下げを約70%織り込む、FOMC金利据え置き受け
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT826042320080916
FOMCこうみる:FRBの決定は無責任=モルガンAM
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT826046120080916
為替が大きく動いた理由には、AIGに対する救済報道の影響もあるが、市場は、一部で利下げを織り込んでおり、FF金利が維持されたことで、大きくドル高に動いた側面もある。
リーマン破たん、「連鎖反応」ならリスク最大はUBS−サンフォード
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=alW3eipMEtWc
9月16日(ブルームバーグ):サンフォードCバーンスティーンは16日、米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破たんが連鎖反応を引き起こした場合、スイスの銀行最大手UBSが最も高いリスクにさらされていると指摘した。
サンフォードのアナリスト、ディルク・ホフマンベッキング氏は16日付のリポートで、連鎖反応が発生すれば、「まずもう1社のブローカーに影響が及び、そこから主な市場参加者の大半に広がっていくだろう」と書いている。
リーマンのデフォルト(債務不履行)の直接的影響のみに限って分析すると、UBSのリスクが最も大きく、次いでドイツ銀行、クレディ・スイス・グループの順だという。
サンフォードのアナリストらはリーマンのデフォルトは「同社のみの限定的な現象」となる可能性が高いと付け加えている。
アメリカばかりがクローズアップされがちであるが、欧州の金融セクターも非常に厳しい状況に追い込まれている。以前より懸念されていたUBSやドイツ銀行、クレディスイスなどの動向にも注意が必要である。
すでに、スイス当局はUBSやクレディに対する監視を強めており、高レバレッジ取引やハイリスク取引の解消を求めている。
8月の英インフレ率:4.7%に加速、過去最大の伸び−利下げ難しく
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aBqx7Txmupck
8月ユーロ圏消費者物価改定値、3.8%上昇−4カ月ぶりインフレ鈍化
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=avdoMrmTp6zY
8月米CPI:0.1%低下、約2年ぶりマイナス−コア0.2%上昇
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aoP6ev4CNjfQ
資源価格の下落によりインフレ圧力は低下を始めた。厳しいニュースが多い中で、非常に好感できる出来事である。インフレ圧力が低下することで利下げ余地も出てくるものと思われ、景気悪化に悩む欧米の金融政策の幅を拡げることになる。
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