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★スペインのストレステスト 必要額が予想範囲内に収まったことで一応の安定を見せている。しかし、昨日も述べたように、ストレステストの前提条件としてバッドバンク創設などがあるため、その動向と今後の銀行同盟の創設の流れ次第となる。
スペインによる救済申請 噂が出ては消え、出ては消えるという状況になっている。世界的なリスクがあがると金利が上がる。そうなると、ハイリスクの国は資金調達が難しくなる。その結果として、金利が上昇し、継続可能な金利水準を超過する。ここで救済申請に関する噂が生まれる。
この段階で、欧州連合やECBなどが危機国救済のための方策や方針を打ち出す、続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■スペイン債上昇,銀行資本増強は格付けにプラスとムーディーズ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MB7C196KLVR601.html
■レーン欧州委員:銀行同盟、最終的権限は共通監督当局が保有へ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MB6MWC6JIJUO01.html
・銀行同盟について、「規制の重要な部分は各国当局が担う。共通の監 督当局が最終的な権限を持ち、必要に応じて介入する責任を持つ」・欧州の債務共有、共同債は「適切に実施されれば、全ての国に大きな 利益をもたらすかもしれない」・フィンランドは危機を長引かせないよう注意すべきだ。同国は「多く の危機問題で強硬姿勢」を取っている・夏の初め時点に比べ「悲観論が後退」している
■仏アグリコル、ギリシャ部門を1ユーロでアルファ銀に売却へ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MB7BL26KLVRD01.html
フランス3位の銀行クレディ・アグリコルは1日、不採算のギリシャ部門、エンポリキ銀行の売却について、ギリシャのアルファ銀行と独占交渉していることを明らかにした。アルファはエンポリキの代金として形式的に1ユーロを支払うという。
発表によると、アグリコルはエンポリキにさらに5億5000万ユーロ(約550億円)を注入する。エンポリキへの注入額は計28億5000万ユーロになる。アグリコルはアルファ発行の1億5000万ユーロ相当の転換社債も買い取る。
★昨日の市況★
■今日の国内市況(10月1日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MAY2B76K50Y101.html
●日本株続落、米中統計の低調や日銀短観悪化を嫌気−素材、輸出売り
東京株式相場は続落。米国、中国の経済統計の低調、日本銀行の企業短期経済観測調査(短観)の悪化を受け、世界的な景気の先行き不安が広がった。繊維製品や鉄鋼、ガラス・土石製品など素材関連、ゴム製品や輸送用機器など輸出関連を中心に景気敏感業種の下げが目立った。
TOPIXの終値は前週末比5.07ポイント(0.7%)安の732.35、日経平均株価は73円65銭(0.8%)安の8796円51銭。日経平均は終値で9月6日以来の安値。
●ドルと円が上昇、世界的な景気減速懸念でリスク回避の動き
東京外国為替市場ではドルと 円が上昇。米国や中国などの経済指標が事前予想を下回り、世界的な景気減速が意識される中、リスク回避の動きから円やドルに対する買いが先行した。ただ、欧州市場に向けてはスペインの製造業購買部担当者指数(PMI)が予想を上回ったことなどを手掛かりに、ドルや円を売り戻す動きが優勢となった。
ユーロ・円相場は1ユーロ=100円台を割り込み、一時99円79銭までユーロ安・円高が進行。また、ユーロ・ドル相場 も1ユーロ=1.28ドル半ばから一時1.2804ドルと9月11日以来の水準までドル高が進んだ。ただ、午後の取引後半にかけてはユーロの買い戻しが入り、早朝の水準を少し上回っての展開となった。午後4時38分現在、ユーロ・円相場は100円24銭、ユーロ・ドル相場は1.2864ドルで推移した。
■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MB7PK70UQVI901.html
【香港株式市況】
香港株式市場は、1日は中秋節の振り替え休日、2日は国慶節(建国記念日)の振り替え休日のため休場となる。取引は3日に再開される。
【中国株式市況】
1−5日の中国株式市場は、中秋節と国慶節(建国記念日)の連休のため休場。取引は8日に再開される。
■9月28日の海外株式・債券・為替・商品市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MB2YVD0UQVI801.html
◎NY外為:ユーロが対ドルで下落−リスク需要が後退
ニューヨーク外国為替市場では、ユーロがドルに対して下落。製造業景況指数や消費者マインド指数が市場予想を下回ったことで、高リスク資産の需要が低下した。
ただスペインが救済を要請するとの観測が広がる中、同国が実施した銀行ストレステストで資本不足額が計593億ユーロと当初予想よりも小幅にとどまったことに反応し、ユーロは下げを縮めた。ドルは主要16通貨の大半に対して上昇。米シカゴ購買部協会が発表した9月の製造業景況指数は、活動の拡大と縮小の境目を示す50を3年ぶりに下回った。中国人民元は対ドルで1993年以来の高値に上昇した。
ニューヨーク時間午後3時57分現在、ユーロは対ドルで前日比0.5%安の1ユーロ=1.2851ドル。一時0.4%高となる場面もあった。対円では0.1%上げて100円30銭。ドルは円に対して0.6%上昇し1ドル=78円05銭。
◎米国株:下落、S&P500は週間ベースで6月以来の大幅安
28日の米国株式相場は下落。S&P500種株価指数は週間ベースで6月以来最大の下げを記録した。経済統計の内容が投資家の失望を誘った。
スペインが実施した銀行のストレステストで資本不足額は計593億ユーロと、前回の結果を下回ったことが好感され、米国株は下げ渋った。外食産業最大手のマクドナルドは下落。ジャニー・モンゴメリー・スコットが同社株の投資判断を引き下げたのが手掛かりだった。スポーツ用品最大手のナイキも安い。今年9月から来年1月分の受注が予想を下回ったことが嫌気された。
S&P500種株価指数は0.5%安の1440.67。一時は0.8%安まで下げた。週間ベースでは1.3%下落した。ダウ工業株30種平均は48.84ドル(0.4%)下げて13437.13ドルだった。
◎欧州株:3週ぶり安値−スペイン銀行健全性審査の発表を控え
28日の欧州株式相場は3週間ぶり安値を付けた。取引終了後に発表されるスペインの銀行ストレステスト(健全性審査)の結果を控え、売りが優勢となった。指標のストックス欧州600指数は四半期ベースではプラスを維持した。
ストックス欧州600指数は前日比1.2%安の268.48で終了。終値としては5日以来の最低。週間ベースでは2.7%下げた。ただ、世界各国の中央銀行が追加刺激策を講じたことを背景に、7−9月(第3四半期)は前期比6.9%高となった。
◎欧州債:スペイン債ほぼ変わらず、救済申請の観測−英独債堅調
28日の欧州債市場では、スペイン国債が一時下げたものの、その後持ち直して結局ほぼ変わらずとなった。スペインが救済を要請し、欧州中央銀行(ECB)が同国債を購入するようになるとの観測が広がった。
スペインの銀行ストレステスト(健全性審査)の結果発表を控え、同国の10年債利回りは3日連続で一時6%を上回った。ただ、月間ベースでは昨年12月以来で最も低下した。ドイツ国債は堅調で、四半期ベースでは1998年以降最長の上昇局面となった。9月のユーロ圏インフレ率が予想に反して上昇したものの、相場には影響しなかった。フランス国債は週間ベースで8月以来の上げとなった。同国政府はこの日、2013年予算案を発表した。 ロンドン時間午後4時40分現在、スペイン10年債利回りは5.95%で、前日からほぼ変わらず。一時は12bp上げ6.06%に達した。同国債(表面利率5.85%、2022年1月償還)価格は99.29。月間では91bp低下。2年債利回りは13bp上げた後、6bp上昇の3.43%となった。
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