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★★欧州の銀行損失が表面化を始めている。ギリシャへの関与が高く、PIIGSなどに多くの債権を持つフランスの銀行は、昨年来、資金調達の不全が伝えられてきた。ここに来て、その問題が大きくなり始めている。
リーマン・ショックで大きなダメージを受けて、事実上国有化され、更に今回の欧州危機で負度目の救済を受けたデクシアが、3度めの危機に瀕している。前回のデクシア救済では続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■フランスのこっそり銀行救済、6.2兆円−デクシアの次はPSA
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCFBLH6S972U01.html
■ノワイエ氏:デクシアは1月までに解決策決定なければ深刻な状況に
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCFDYM6S972I01.html
欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、フランス銀行(中央銀行)のノワイエ総裁は、経営が行き詰まり事業解体に追い込まれた仏・ベルギー系金融機関デクシアについて、両国政府は来年1月よりも前に解決策を決定する必要があると語った。
■スペインのバッドバンク:不良資産大きく、与信問題が制約に
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCFBZD6S972Y01.html
■サンタンデール銀:7〜9月は94%減益−不動産処理響く
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCFT0K6KLVRA01.html
■石原知事:辞任表明、新党つくり国政復帰へ-橋下市長と連携も
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCFQ986S972B01.html
★昨日の市況★
■今日の国内市況(10月25日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCFUH06JIJYS01.html
●日本株反発、決算評価のKDDIや鉄鋼買い−日銀期待で午後一段高
東京株式相場は反発。決算を受けた選別色が強まる中、足元の業況堅調などが好感されたKDDIが急伸。医薬品、陸運などディフェンシブ業種は終日高く、前日下げた鉄鋼株も見直された。日本銀行の追加金融緩和観測から午後の為替市場で円安が進み、自動車株などに買いが広がると指数は一段高となった。
TOPIXの終値は前日比8.15ポイント(1.1%)高の751.42、日経平均株価は同100円90銭(1.1%)高の9055円20銭。
●円全面安、対ドルで4カ月ぶり安値−日銀追加緩和への期待根強い
東京外国為替市場では、円が午後の取引で下げ幅を拡大し、対ドルでは4カ月ぶりの安値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が24日の連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策を据え置いた一方、来週30日に会合を控えている日本銀行に対して追加緩和への期待が根強く、円売り圧力がかかった。
ドル・円相場は朝方に1ドル=79円77銭を付けた後、午前は79円台後半での推移が継続。午後に入ると円がじりじりと水準を切り下げ、一時は80円19銭と、6月25日以来の水準まで円安が進んだ。
■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCG5B10UQVI901.html
【香港株式市況】
香港株式 市場で指標のハンセン指数は10営業日続伸と、2006年2月以来最長の上昇局面となった。銀河娯楽や中国海洋石油(CNOOC)などの業績が改善したことが好感された。
ハンセン指数 は前日比46.45ポイント(0.2%)高の21810.23で終了。ハンセン中国企業株(H株 )指数は同0.2%安の10616.43で引けた。
【中国株式市況】
中国株式 相場は下落。上海総合指数が約1週間ぶりの安値となった。9月の中国景気先行指数の伸びが鈍化したことが嫌気された。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数 は、前日比14.41ポイント(0.7%)安の2101.58と、今月16日以来の安値で終了。上海、深?両証取のA株に連動するCSI300指数 は同0.7%安の2291.24。
■10月25日の海外株式・債券・為替・商品市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCGVSB0UQVI901.html
◎NY外為:円が対ドルで4カ月ぶり安値、日銀の追加緩和観測で
ニューヨーク外国為替市場では、円がドルに対して4カ月ぶり安値に下げた。日本銀行が来週の政策決定会合で一段の緩和拡大に踏み切るとの観測が強まった。
ドルは主要通貨に対する下げを埋める展開。予想を下回る経済指標が発表されたほか、格付け会社フィッチ・レーティングスが米国の格付けを引き下げるとの観測が広がった。これを受けて安全通貨としてのドルが買われた。アフリカ・ランドは上昇。同国政府が今後3年間の歳出目標を据え置いたことが手掛かり。英ポンドは対ユーロで大幅に上昇した。英国経済が7−9月に市場予想を上回るプラス成長となり、リセッション(景気後退)から脱却したことが好感された。
ニューヨーク時間午後3時26分現在、円はドルに対して前日比0.6%安の1ドル=80円32銭。一時、80円34銭と6月25日以来の安値を付けた。ユーロに対しては0.4%安の1ユーロ=103円99銭。ユーロは対ドルで0.2%下げて1ユーロ=1.2946ドル。一時は0.4%高となる場面も見られた。
◎米国株:3日ぶり反発、予想上回る決算を好感−ダウ平均26ドル高
米株式相場は3日ぶり反発。S&P500種株価指数は7週間ぶり安値から上げに転じた。予想を上回る企業決算が好感された。
消費財最大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が高い。決算で利益がアナリスト予想を上回った。S&Pの住宅建設株指数は低下。9月の米中古住宅販売成約指数が市場予想より小幅な伸びにとどまったことを受けた。鉄鉱石生産で米最大手のクリフス・ナチュラル・リソーシズは大幅安。7−9月(第3四半期)決算で利益がアナリスト予想に届かなかった。
S&P500種 株価指数は前日比0.3%高の1412.97。ダウ工業株30種平均は26.34ドル(0.2%)上げて13103.68ドル。米証券取引所全体の売買高は62億株と、3カ月平均を2.9%上回った。
◎欧州株:続伸、ユニリーバやサノフィ高い−業績が予想上回る
25日の欧州株式 相場は続伸。ユニリーバやサノフィなどの業績が市場予想よりも芳しい内容となり、支援材料となった。
英・オランダ系消費財メーカーのユニリーバは2.6%上げ、約3カ月ぶりの大幅高となった。7−9月期の売上高の伸びがアナリスト予想を上回った。フランスの製薬会社サノフィはアナリスト予想よりも小幅な減益にとどまり、1.4%上昇。ドイツの高級車メーカー、ダイムラーは2.7%安。2013年の利益率目標を撤回したことが売り材料。
ストックス欧州600指数 は前日比0.3%高の270.23で引けた。英国が7−9月にリセッション(景気後退)を脱却したことが国内総生産(GDP)統計で示されたことも手掛かりとなった。指数は、6月4日に付けた年初来安値から16%上げている。
この日の西欧市場では、18カ国中10カ国で主要株価指数が低下した。英国のFTSE100指数は変わらず。フランスのCAC40指数は0.4%下げ、ドイツのDAX指数は0.1%高となった。
◎欧州債:独10年債下落、5週ぶり高利回り−ギリシャ融資観測で
25日の欧州債市場ではドイツ国債が下落し、10年債利回りは5週間ぶり高水準を付けた。ギリシャが追加の資金融資を獲得するとの観測が広がり、域内で最も安全とされるドイツ国債の需要が後退した。
ロンドン時間午後5時現在、ドイツ10年債 利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.58%。18日には1.66%と、先月19日以来の高水準に達した。同国債(表面利率1.5%、2022年9月償還)価格はこの日、0.24下げ99.25となった。
独紙ハンデルスブラットはギリシャが第2次救済を補完する最大200億ユーロの追加融資を得る見込みだと報じた。
スペイン10年債利回りは前日比5bp上昇し5.62%。
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