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★お金は血液であり、金融(銀行)は心臓、財政は基礎体力、経済は生活習慣。当然、急性期と慢性期は対応が違う。急性期には、輸血(量的緩和)や救命処置。慢性期には、長期療法と生活習慣の改善、また、周囲(世界)の環境に合わせた対応が必要
現在の世界の状況で言えば、米国は急性期をすでに乗り越え、完全に慢性期に入っている状況、欧州は急性期であり、輸血や手術を必要とする段階と見ることができる。しかし、欧州はその利害関係の対立もあり、十分な輸血も手術もできない状況に陥っているといえるのではないだろうか続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■欧州の銀行、資本増強の状況を3日公表-バーゼル3で31.5兆円
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MBAL6X6K50YH01.html
欧州連合(EU)の銀行監督当局である欧州銀行監督機構(EBA)は3日、1147億ユーロ(約11兆5800億円)相当の資本不足をEUから指摘された欧州の銀行がどの程度新たに資本を調達したかについて、詳細な達成状況を示す数字を公表する。EUは新たな国際資本基準を適切に対応していないと批判を受けている。
資本調達額は、バーゼル銀行監督委員会の新たな資本基準「バーゼル3」が昨年末に実施されていた場合にEUの大手銀行が必要とする資本額の3分の1程度にとどまる。EBAは先週、EUの上位44行について、システミックリスクに対応する上乗せ分を考慮した場合、3120億ユーロ(約31兆5400億円)相当の中核的自己資本の増強が必要になるとの推計を示した。
■欧州銀の資本計2000億ユーロ増、伊モンテ・パスキは目標未達
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MBBYMG6TTDUH01.html
イタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナやキプロス、スロベニアの銀行は、資本増強額が欧州連合(EU)の目標に届かなかった。欧州の銀行は投資家の信認を高めるため、計2000億ユーロ(約20兆2700億円)余りの資本増強を実施した。
ギリシャやスペイン、イタリアなどがソブリン債危機に直面した昨年、EUの銀行システムに対する投資家の信認は急落。EBAは昨年12月、欧州の銀行には1147億ユーロ規模の資本を新たに調達する必要があると指摘した。EBAは欧州の銀行に対し、狭義の中核的自己資本(コアTier1)比率を9%に維持、ユーロ参加国の国債価格下落に備えたソブリンバッファー(緩衝材)として追加準備金を保持するなどの対策を要請していた。
●ユーロ圏:9月総合景気指数46.1−8カ月連続の経済活動縮小
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MBB58U6S972E01.html
ユーロ圏のサービス業と製造業を総合した9月の経済活動は当初の見込みほど悪化しなかったものの、8カ月連続で縮小した。リセッション(景気後退)入りした恐れのある域内経済は年内いっぱい低迷する可能性がある。
マークイット・エコノミクスが3日発表した9月のユーロ圏総合景気指数(改定値)は46.1と、8月の46.3を下回った。9月20日発表の速報値は45.9だった。同指数は50を下回ると活動縮小を示す。
★昨日の市況★
■今日の国内市況(10月3日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MAY2B76K50Y101.html
●日本株4日続落、業績懸念の紙パ、素材売り−東エレクなど半導体も
東京株式相場は4日続落。一部報道をきっかけに、上期営業減益への懸念が広がった日本製紙グループ本社などパルプ・紙株が売られ、ガラス・土石製品や鉄鋼など素材関連株も下げた。一部アナリストによる目標株価引き下げを受け、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体製造装置株も安い。
TOPIXの終値は前日比3.80ポイント(0.5%)安の727.39、日経平均株価は39円18銭(0.5%)安の8746円87銭。両指数とも午前は前日終値近辺で推移したが、午後に下落基調が鮮明になった。
●ユーロ下落、スペイン支援要請不透明で前日の上げ解消−豪ドルも安
東京外国為替市場では、ユーロが下落した。スペインの早期支援要請に関する動きが依然として不透明感が残る中、ユーロは対ドルで前日の上げ幅をほぼすべて解消する展開となった。
ユーロ・ドル相場は取引が進むにつれて下落幅を拡大。朝方の水準1ユーロ=1.29ドル前半を日中の高値付近として一時1.2878ドルまでユーロ安が進行した。2日の海外市場では1週間ぶり高値となる1.2968ドルまでユーロ高が進む場面が見られていた。
■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MBBEJJ0D9L3501.html
【香港株式市況】
連休明けの香港株式市場で、ハンセン指数は上昇。中国の9月の非製造業購買担当者指数(PMI)が低下したことで、中国当局が景気刺激策を拡充するとの観測が強まった。香港の住宅販売が伸びるとの見通しも材料となった。
ハンセン指数は前営業日比47.90ポイント(0.2%)高の20888.28。ハンセン中国企業株(H株)指数は同3.40ポイント安の9828.22で引けた。
【中国株式市況】
中国株式市場は中秋節と国慶節(建国記念日)の連休のため5日まで休場。取引は8日に再開される。
■10月2日の海外株式・債券・為替・商品市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MBAAW40UQVI901.html
◎NY外為:ユーロは対ドルで続伸、スペイン救済要請の観測根強く
ニューヨーク外国為替市場では、ユーロがドルに対して続伸した。スペインのラホイ首相は救済要請は差し迫っていないと言明したものの、同国がいずれ救済を要請するとの観測は依然として根強い。
円は主要取引通貨の大半に対して下落。日本の当局が円高抑制の措置に動く可能性が警戒された。ユーロは主要通貨のほとんどに対して上昇。欧州中央銀行(ECB)の政策会合を4日に控え、スペイン債が値上がりした。一方オーストラリア・ドルは米ドルに対し3週間ぶり安値に下げた。オーストラリア準備銀行(中央銀行)が予想に反して政策金利を引き下げたことが手掛かり。
ニューヨーク時間午後4時現在、ユーロは対ドルで前日比0.2%上昇の1ユーロ=1.2918ドル。一時は0.6%高と、9月21日以来の大幅上昇となった。ユーロは円に対し0.4%上げて1ユーロ=100円92銭。円は対ドルで0.2%安の1ドル=78円12銭となっている。
◎米国株:S&P500種小幅高、下げから反転−アップルが持ち直す
米株式市場ではS&P500種株価指数が小幅高。取引終盤に下げを埋める展開となった。スペインのラホイ首相が国家救済の要請は差し迫っていないとの考えを示したことで失望感が広がったものの、アップルが持ち直したことが寄与した。
アップルは一時の1.3%安から反転した。シティグループも上昇。KBWによる投資判断引き上げが好感された。メトロPCSコミュニケーションズは大幅高。ドイツテレコムが米国の携帯電話事業の統合に向けて両社は協議していると発表したことに反応した。一方、チポトレ・メキシカン・グリルは下落。ヘッジファンドマネジャーのデービッド・アインホーン氏が同社株の空売りを勧めたことが嫌気された。
S&P500種株価指数は0.1%高の1445.75。一時0.4%安となった。ダウ工業株30種平均は32.75ドル(0.2%)安の13482.36ドル。米証券取引所全体の売買高は58億株。
■欧州株:反落、株式発行でアルストムは急落−エルステも安い
2日の欧州株式相場は下落。フランスのアルストムの株式発行や、オーストリアのエルステ・グループ・バンクの筆頭株主による持ち株の一部売却が手掛かり。前日は約3週間ぶりの大幅高となっていた。
エンジニアリング会社アルストムは4.9%安。私募形式での3億5000万ユーロ相当の増資が嫌気された。エルステ・グループは2.8%下落。筆頭株主が2億3500万ユーロ相当の株式を売却した。オランダの郵便サービス、ポストNLは4.4%上昇。来年の値上げ発表が買いを誘った。
ストックス欧州600指数は前日比0.3%安の271.62で終了。一時は0.4%上げたが、0.7%下げる場面もあった。6月4日に付けた年初来安値からは16%上昇している。
◎欧州債:スペイン債は続伸、救済めぐる観測で−ドイツ債下げ消す
2日の欧州債市場で、スペイン10年債相場が4営業日続伸し、ここ3週間で最長の上げとなった。同国が救済を近く要請し、欧州中央銀行(ECB)がスペイン債の購入に動くとの観測が手掛かり。
ECBの購入計画についてスペインが分析を続けているとのデギンドス経済・競争力相の前日の発言を受け、スペイン2年債利回りは1週間ぶり低水準を付けた。ただ、ラホイ首相はこの日、救済要請は差し迫っていないと言明し、ドイツ10年債は下げを解消した。
ダンスケ銀行のアナリスト、アンダース・モーラールムホルツ氏(コペンハーゲン在勤)は「市場はスペインの救済要請が時間の問題だとみている」と述べた。「国債相場にはプラス材料で、向こう数週間以内に要請があるとわれわれは予想している」と続けた。 ロンドン時間午後4時43分現在、スペイン10年債利回りは前日比13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の5.75%。一時は5.72%まで下げ、先月25日以来の最低となった。同国債(表面利率5.85%、2022年1月償還)価格は0.93上げ100.685。2年債利回りは14bp低下し3.17%。9月25日以来の低水準となる3.15%まで下げる場面もあった。 ドイツ10年債利回りは1.46%で前日からほぼ変わらず。一時は1.49%に達した。2年債利回りは0.04%。
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