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★昨年夏に始まった欧州の危機悪化は、欧州全体のリセッションを招いたとの見方が固まりつつある。金融危機が起きると、銀行間の資金の貸し借りが止まり、銀行は貸し渋り貸し剥がしをはじめる。そして、これがバブルを崩壊させ、実体経済を悪化に導く。
バブルがはじけたのを実感するのは、このような動きが発生してから、半年から一年後、バブルというのは後からはじけたことを実感することになる。今回、CEPRはこれを後から確認した形となる。。。続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■ユーロ圏リセッション、11年第3四半期に始まった−CEPR
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDJBY66K50Z701.html
ユーロ圏経済は1970年代以降で最も短い拡大局面が終了した2011年7−9月(第3四半期)からリセッション(景気後退)下にあるとの見解を、経済政策研究センター(CEPR)が示した。
■ユーロ圏は今年0.5%のマイナス成長に−ECBの専門家調査
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDIUWB6K50YC01.html
■ルービニ氏:ユーロ圏危機の影響は周辺国から中核国に波及
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDI3H16KLVRB01.html
ユーロ圏の債務危機の影響が域内最大の経済規模を持つドイツとフランスに波及しているとの見解を示した。
★昨日の市況★
■今日の国内市況(11月15日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDIOUC6S972901.html
●日本株急伸、日銀緩和思惑で輸出や金融高い−政局見据え建設も買い
東京株式相場は急伸。衆院解散・総選挙の実施で政権交代の可能性が浮上する中、日本銀行への追加緩和圧力が強まるとの思惑で円安が進み、輸送用機器や機械など輸出関連株が大きく上げた。金融や不動産株も買われ、自民党などが打ち出す防災力強化の政策を見据え、建設や鉄鋼株も高い。
TOPIXの終値は前日比15.10ポイント(2.1%)高の737.51、日経平均株価は164円99銭(1.9%)高の8829円72銭。高値引けの日経平均上昇率は10月18日以来、1カ月ぶりの大きさとなった。
●円続落、安倍総裁発言で売り加速−緩和強化観測で対ドル4月来安値
東京外国為替市場では円が続落。自民党の安倍晋三総裁の発言を受け、日本銀行に対する追加緩和圧力が強まるとの見方が強まり、円売りが加速した。来月実施の衆院選では自民党が政権を奪回する可能性が高いとみられている。
円は対ドルで一時1ドル=80円95銭まで下落し、4月27日以来の安値を記録。対ユーロでは一時1ユーロ=103円21銭と、約1週間ぶりの103円台へ下落した。ブルームバーグ・データによると、円は主要16通貨全てに対して下落している。
■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDJ5FB0YHQ0X01.html
【香港株式市況】
香港株式相場 は下落。ハンセン指数は約1カ月ぶりの安値を付けた。米予算削減をめぐる行き詰まりが世界の成長を損ねるとの懸念が広がった。中国はこの日、新たな指導部を発表した。
ハンセン指数 は前日比333.06ポイント(1.6%)安の21108.93と、10月11日以来の安値で終了。ハンセン中国企業株(H株 )指数は同2%安の10199.60。
米ウォルマート・ストアーズなどに玩具や衣料品を納入するリー・アンド・フォン(利豊 、494 HK)は3.1%安。中国最大のインターネット企業、テンセント・ホールディングス(騰訊 、700 HK)は7%安と、ハンセン指数の構成銘柄で最大の下げ。同社の7−9月(第3四半期)利益は予想を下回った。中国建設銀行(939 HK)やチャイナ・モバイル(中国移動、941 HK)も安い。
【中国株式市況】
中国株式相場 は下落。上海総合指数は7週間ぶり安値となった。中国共産党はこの日、経済運営を担う新たな指導部を発表したが、同国経済は今年、約10年ぶりの低成長が見込まれている。
中国建設銀行 (601939 CH)など銀行株が安い。銀行の不良債権残高が4四半期連続で増えたとの中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の発表が嫌気された。江西銅業(600362 CH)は1.3%安。シティグループによる投資判断引き下げが響いた。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数 は、前日比25.13ポイント(1.2%)安の2030.29で終了、9月26日以来の安値となった。上海、深?両証取のA株に連動しているCSI300指数 は同1.3%安の2193.62。
■11月15日の欧州マーケットサマリー:株が2カ月ぶり安値
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDJK270UQVI901.html
◎欧州株式市場
15日の欧州株式 相場は2カ月ぶり安値を付けた。ユーロ圏が7−9月(第3四半期)に4年で2回目のリセッション(景気後退)に陥ったことが響いた。米国での「財政の崖」回避に向けた政府・議会の攻防が注目される中、オバマ大統領が富裕層向けのブッシュ減税を延長する余裕はないと述べたことも手掛かり。
7−9月(第3四半期)利益がアナリスト予想を下回ったスイスの保険会社、チューリッヒ ・インシュアランス・グループは3.9%下落。オランダの油田サービス会社SBMオフショアと英上場ヘッジファンド運用会社マン・グループは大幅安となった。株価指数を算出する米MSCIが一部指標から両銘柄を外したことが嫌気された。スウェーデンの衣料小売り、ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)は3%安。10月売上高が一部予想を下回った。
ストックス欧州600指数 は前日比1%安の265.52で終了。この日は一時、欧州中央銀行(ECB)が救済要請国の国債を購入する計画を発表した前日である9月5日の終値を下回った。6月4日に付けた年初来安値は依然14%上回っている。
◎欧州債券市場
15日の欧州債市場ではイタリア10年債が3日続伸した。同国経済が7−9月(第3四半期)にアナリスト予想ほど悪化しなかったことが手掛かり。
イタリア国家統計局が発表した7−9月の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%減。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想では、中央値で0.5%減が見込まれていた。スペイン国債は下落し、2年債 利回りは5週間ぶり高水準に近づいた。同国のGDPは前期比0.3%減、5四半期連続で縮小した。フランス10年債は上昇。計88億ユーロ相当の国債入札で、2年債と5年債の落札利回りが過去最低を記録した。
ロンドン時間午後4時41分現在、イタリア10年債 利回りは前日比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.90%。一時は4.89%と、7日以来の低水準を付けた。同国債(表面利率5.5%、2022年11月償還)価格は0.49上げ105.165。2年債利回りは4bp下げ2.28%となった。
スペイン2年債 利回りは1bp上げ3.25%。13日には3.29%と、先月12日以来の高水準に達した。
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