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大恐慌情報の虚(ウソ)と実(マコト)http://tinyurl.com/6mb2lq の予想通り、欧州の実体経済の悪化が本格化し始めた。金融危機による銀行の貸し剥がし貸し渋りと緊縮財政による公的支出の減少、これでは経済が悪化するのは当然であり、欧州のPIIGS諸国は債務返済能力が大きく低下し始めたといえる。
■米財務次官:まず欧州が危機対応を−G20のIMF追加拠出はその後
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZTWKJ6TTDSA01.html
ブレイナード米財務次官(国際金融担当)は22日、主要20カ国・地域(G20)が国際通貨基金(IMF)への追加拠出について話し合うのは、欧州の域内債務危機への対応が決まった後にする必要があるとの認識を示した。
■G20、IMFへの追加拠出は合意に程遠いーカナダ当局者
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZUSPJ6S972F01.html
IMFへの追加拠出をめぐる話し合いについて、欧州がギリシャ危機の波及阻止に向けたファイアーウォール(防火壁)の規模を拡大させ、有効性を高めた後でのみ行われることになると述べた。この当局者は、今週メキシコ市で開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議を控え、匿名を条件に記者団に語った。
■ユーロ圏:12年マイナス成長へ、イタリアとスペイン縮小で−欧州委
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZUCYU6K50XS01.html
■イタリアの12年成長率予想引き下げ、マイナス1.3%に−欧州委
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZUE946K50YK01.html
■スペインは2012年にリセッションへ、追加緊縮に警告−欧州委
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZUDT36K50ZD01.html
■ギリシャ経済:今年は4.4%縮小へ、インフレ率はマイナスに−欧州委
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZUHUJ0UQVI901.html
●ドイツ:2月のIfo景況感、予想上回る上昇で7カ月ぶり高水準
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZU98Z6K50YH01.html
■LCH:スペインとイタリア、ベルギー債の担保価額割引率引き上げへ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZUS8M6JTSE901.html
★昨日の市況★
■今日の国内市況:株式は続伸、債券先物反発−円は80円台前半
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZU44Q0UQVI901.html
東京株式相場は続伸。日本株の上昇や売買の回復傾向を受けた収益改善期待で、証券株が連日高。1ドル=80円台に乗せた為替の円安基調が好感され、キヤノンや日産自動車など輸出関連株の一角も堅調だった。
TOPIXの終値は前日比3.95ポイント(0.5%)高の829.35、日経平均株価は同41円57銭(0.4%)高の9595円57銭。日経平均は午前の取引で一時40円安まで下げる場面もあったが、その後はじり高となった。
きょうの東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=80円台前半、ユーロ・円相場は1ユーロ=106円台前半と直近の円安水準で安定推移。自動車や電機など時価総額上位の輸出関連業種が堅調さを見せると、朝方は安かったTOPIX、日経平均とも午前終盤からプラスに転じ、銀行株の反転も加わった午後は徐々に上げ幅を広げた。
東証1部33業種では、証券・商品先物取引が上昇率1位。東証1部の売買代金が前日まで17営業日連続で1兆円を上回るなど、相場上昇に連動し売買エネルギーが回復しており、野村証券など証券株には昨日に続き買いが入った。
一方、マツダが売買を伴い急落し、東証1部の売買高で2位。同社は22日、公募増資などにより最大1628億円を調達すると発表。発行済み株式数は現在の約17億8000万株から最大約30億株へ増えるとしており、1株価値の希薄化、将来的な売り圧力の増大を嫌気する売りが膨らんだ。
東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=80円台前半と、約7カ月ぶりの円安値圏で推移した。米経済指標で景気の底堅さが確認される一方で、日本はデフレ脱却に向けて緩和策が長期化するとの見方から、引き続きドル買い・円売り方向に圧力がかかった。 ドル・円相場は前日の海外市場で一時80円40銭と、昨年7月11日以来の水準までドル高・円安が進行。ドル・円相場の相対力指数(RSI、14日間)は77台後半と、円の売られ過ぎを示す70を大きく上回り、この日の東京市場では、朝方に付けた80円35銭を下値に円が下げ渋り。一時は80円07銭まで値を戻したが、円の上値も限定的で、午後4時2分現在は80円17銭付近で取引されている。
■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZULIZ0UQVI901.html
香港株式相場は下落。ハンセン指数が3日ぶり反落となった。米中古住宅販売件数が予想を下回ったほか、中国の温家宝首相が今年の経済成長率目標を8%を下回る水準にするとの観測が広がった。
北米を最大市場と位置づける電動工具メーカーのテクトロニック・インダストリーズ(創科実業、669 HK)は1.7%安。ノキアなどを顧客に持つ携帯電話メーカーの富士康国際(2038 HK)は2.2%下落。
上海市政府が住宅購入規制を維持する方針を示したことで、碧桂園(カントリー・ガーデン・ホールディングス、2007 HK)を中心に中国本土の不動産株が値を下げた。遠洋地産(3377 HK)は1.1%安。
一方、売り上げの大半を欧州で稼ぐ衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)は25%高だった。営業利益率が目標以上だったことを好感した。
ハンセン指数は前日比168.29ポイント(0.8%)安の21380.99。22日は6カ月ぶりの高値を付けていた。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比0.9%安の11714.29。
中国株式相場は5営業日続伸。中国で不動産規制緩和に乗り出す地方政府が増えるとの観測から、関連銘柄が上昇。原油安を手掛かりに自動車や海運関連株も買われた。
金地集団(600383 CH)が不動産株指数の上昇をけん引。浙江省象山で今年から住宅購入規制が解除されたとの毎日経済新聞の報道が好感され、同指数は昨年9月以来の高値水準に達した。
ニューヨーク原油相場の値下がりを好感し、貨物海運で中国2位の中海集裝箱運輸(601866 CH)が2.8%上昇。上海汽車集団(SAICモーター、600104 CH)も買われた。海南航空(600221 CH)も高い。
一方、中国建設銀行(601939 CH)を中心に一部の銀行株は値下がり。21世紀経済報道は、中国の4大銀行の預金純増が鈍化したと伝えた。
■2月23日の欧州マーケットサマリー:株が3日続落、成長縮小予測で
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZUY8C0J1I3U01.html
23日の欧州株式相場は3営業日続落。欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会はこの日、ユーロ圏が今年マイナス成長になるとの見通しを示した。イタリアとスペインの景気縮小が足かせになるとしている。
ドイツのコメルツ銀行が安い。同行は2011年の配当を中止したほか、保有するハイブリッド証券を新株に交換するよう一部投資家に求める方針を示した。イタリアのフィアットを中心に自動車株も下げた。一方、世界2位の再保険会社、スイス再保険は高い。株主向けに特別配当を実施する可能性が好感された。
ストックス欧州600指数は前日比0.2%安の264.08で終了。この日は0.4%高から0.7%安のレンジで推移し、方向感が定まらなかった。年初来では8%上昇。ユーロ圏の債務危機封じ込め策や予想を上回る米経済指標が支えとなっている。
マーケット・セキュリティーズの欧州チーフストラテジスト、ステファーヌ・エコロ氏は「欧州委の指摘で、ユーロ圏の状況が全然良くないことをあらためて認識させられた」と指摘。域内の2社に1社が市場予想を下回る決算を発表し、これが市場のセンチメントに影響しているとも説明し、「全体的に決算期は芳しくない」と付け加えた。
23日の欧州債市場ではスペイン国債が6営業日続伸。欧州中央銀行(ECB)が来週実施する3年物オペで債務危機が緩和されるとの楽観から、高利回り国債の需要が高まった。 ドイツ10年債利回りは一時、1週間ぶり低水準となった。欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会がこの日、ユーロ圏経済が今年はマイナス成長となるとの見通しを示したことが手掛かり。
ギリシャとポルトガル、オーストリア、フランスの10年債はいずれも、ドイツ国債を上回るパフォーマンスとなった。ECBが昨年12月21日の3年物オペで4890億ユーロの資金を域内の銀行に供給して以来、スペイン国債は上昇局面にある。ECBは28日に2回目の長期リファイナンシングオペ(LTRO)を行う。
ラボバンク・インターナショナルのシニア債券ストラテジスト、リチャード・マグワイア氏(ロンドン在勤)は、「来週のLTROを控え、スペイン国債の需要は高まっている」と述べ、「次回のLTROの規模が大きくなると確信しているならば、周辺国の短期債利回りの一段の低下を見込むことができる」と続けた。
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