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本日からの購読すると、一ヶ月リアルタイムで読めます。■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
★政治対立 ドイツの孤独
盟友サルコジに敗北により、欧州におけるメルケルの孤立が強まっている。金融危機が悪化する中で、財政再建を主張してきたドイツであるが、その結果、欧州危機はどんどん泥沼化しており、他国のドイツへの不満は強まる一方となっている。
★銀行危機
スペインのバンキア問題、フランスベルギーのデクシア問題により、欧州の銀行間市場はすでに凍結状態にある。銀行間の不信は高まり、危機に面する銀行とその国の他の銀行は銀行間市場で資金調達できない状況となっている。
※インターバンク(銀行間市場)
銀行は日々銀行間での資金決済を行なっている。そして、資金が不足した銀行は銀行間市場で他の銀行から資金を借り入れる。そして、日々この借入の決済も行われる形となる。
基本的に短期の市場では、オーバナイト(一晩)を中心に、3ヶ月までの融資と決済が行われている。この決済ができなくなると銀行は破綻する。。続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■メルケル独首相の孤立深まる−伊首相とECB総裁からも圧力
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4WBY16TTDSA01.html
イタリアのモンティ首相とECBのドラギ総裁は、欧州の救済基金が経営難銀行に資本を直接注入することへの反対をドイツが撤回するように訴えた。モンティ首相は共同債発行へのロードマップも求め、ドイツ側を逆なでした。
メルケル首相は今月、危機と闘う上で大切な盟友を失った。フランスの大統領選で現職だったニコラ・サルコジ氏が社会党のフランソワ・オランド氏に敗れたためだ。モンティ首相は30日、オバマ米大統領を交えた電話会議でオランド新大統領とともにメルケル首相に対応を迫った。
■ユーロが下げ幅拡大、対円で1月17日来の安値−円は対ドル2月来高値
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4V20U6JTSE801.html
■スペインを救済の深みに引きずり込むバンキアの渦潮
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4VZVZ6KLVR401.html
■スペインの銀行の劣後債が大幅下落−保有者の損失負担懸念
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4UU9U6K50Y201.html
■ビスコ伊中銀総裁:救済基金の銀行直接支援を可能にすべきだ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4VTI16JTSE801.html
■ギリシャ向け輸出の新規保険引き受け停止−ユーラーヘルメス
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4V7N36TTDTY01.html
★昨日の市況★
■今日の国内市況(5月31日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4VMJR07SXKX01.html
●TOPIXことし安値、欧州情勢や円高で−輸出など景気敏感売り
東京株式相場は続落し、TOPIXは年初来安値を更新した。ギリシャやスペインなど欧州情勢への不安に加え、円高進行も嫌気され、電機や自動車など輸出関連株が安い。ガラス・土石製品など素材関連、鉱業、不動産、金融といった景気敏感業種の下げが相対的に目立った。
TOPIXの終値は前日比4.13ポイント(0.6%)安の719.49と、昨年12月20日以来の安値。日経平均株価は同90円46銭(1.1%)安の8542円73銭と、1月17日以来の安値で終えた。
●ドル78円後半で上値重い、米景気懸念−ユーロ・円97円後半
東京外国為替市場では、ドルが下落、ドル・円相場は1ドル=78円台後半と、2月以来の安値圏で推移した。欧州債務危機を背景にしたリスク回避の動きに加えて、米経済指標の弱含みもあり、ドル売り・円買いが優勢となった。
ドルは朝方に79円13銭まで値を戻していたが、再び79円台を割り込み、一時は78円71銭と、2月16日以来の安値を付けた。午後4時10分現在は78円80銭付近で取引されている。 みずほコーポレート銀行国際為替部のマーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏は、ドル・円相場の下落について、欧州発の懸念材料を背景に通常はドル買い、円買いになるが、前日は米国の住宅関連指標が悪い内容となり、「米固有の失点が入ったので、79円割れにつながった」と説明。その上で、週内に発表される米雇用統計が悪い結果になると、「大変危険な状態になる」とみている。
■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4W1JX1A1I4H01.html
【香港株式市況】
香港株式相場は下落。ハンセン指数が8カ月ぶりの大幅な月間下落率となった。ギリシャの先行きに対する懸念増大や米中古住宅販売成約指数の低下が嫌気された。
スペインやドイツで港湾を運営する複合企業のハチソン・ワンポア(13 HK)は1.8%安。小売企業に玩具や衣料を納入するリー・アンド・フォン(利豊、494 HK)は5.9%安。米ナイキの靴を受託生産する裕元工業(集団、551 HK)は6.2%下げた。
中国の銀行株は総じて上昇。中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を来月引き下げるとの観測が背景にある。中国建設銀行(939 HK)は2.5%高。中国工商銀行(1398 HK)も1.5%値上がりした。
ハンセン指数は前日比60.70ポイント(0.3%)安の18629.52。月間では約12%の下げと、昨年9月以来の大きな下落率となった。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比0.1%安の9686.03で引けた。
【中国株式市況】
中国株式相場は続落。上海総合指数は月間でも下落して今月の取引を終えた。債務危機の影響で、中国にとって最大市場である欧州への輸出が打撃を受けるとの観測が広がった。 貿易が鈍るとの懸念を背景に、港湾運営の上海国際港務(集団、600018 CH)は1.4%安。同業の大連港(601880 CH)は3.4%安となった。
資源関連株も軟調。6月1日に発表される5月の中国製造業購買担当者指数(PMI)はエコノミストの間で低下が予想されている。銅生産で同国首位の江西銅業(600362 CH)は1.3%安。2位の銅陵有色金属集団(000630 CH)も1.9%下げた。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は前日比12.43ポイント(0.5%)安の2372.23。上海、深?両証取のA株に連動するCSI300指数は同0.4%安の2632.04。
■5月31日の欧州マーケットサマリー:株は下落、ドイツ国債上昇
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4WCSC0J1I6501.html
◎欧州株:下落、米経済データを警戒−月ベースは8月来の大幅安
31日の欧州株式相場は下落。この日発表された米経済統計で先週の失業保険申請件数が増えたほか、5月のシカゴ地区製造業活動の拡大ぺースが鈍化したことが材料視された。ストックス欧州600指数は月間ベースで昨年8月以来の大幅安となった。
ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の239.73で終了。一時は0.7%上昇した。前月末比では7%下げた。ギリシャのユーロ離脱懸念の高まりや、スペインの借り入れコスト上昇が背景にある。
PFAペンションのシニアストラテジスト、ウィトルド・バーク氏(コペンハーゲン在勤)は「突発的なニュースに極端に左右される取引となっており、政治家や欧州中央銀行(ECB)が強硬な姿勢を保つ限り続くだろう」と述べた。
◎欧州債:ドイツ債上昇、10年債利回り初の1.2%割れ−英国債堅調
31日の欧州債市場ではドイツ国債が上昇し、10年債利回りが初めて1.2%を割り込んだ。欧州金融不安が世界景気に影響を及ぼすとの兆候を背景に、域内で最も安全とされる同国債の需要が高まった。
フランスとオランダ、オーストリア、フィンランドの10年債利回りも過去最低を記録した。1−3月(第1四半期)の米経済成長率が速報値から下方修正されたことが手掛かり。アイルランド国債は軟調。同国では欧州連合(EU)の新財政協定の批准の是非を問う国民投票が実施されている。
ドイツ10年債利回りは5月に約0.5ポイント低下した。ギリシャ政局の行き詰まりや、スペインが国内3位の銀行を一部国有化したためだ。
ロンドン時間午後5時現在、ドイツ10年債利回りは前日比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.2%。一時は過去最低となる1.199%まで達した。同国債(表面利率1.75%、2022年7月償還)の価格は0.66上昇の105.185。月初来では46bp下げた。
2年債利回りは2日連続でゼロまで下げたほか、30年債利回りは8bp低下し1.738%と、これまでの最低となった。
フランス10年債利回りは前日比13bp低下の2.36%。一時は2.331%まで下げた。オーストリア10年債利回りは2.107%、オランダ10年債利回りは1.611%、同年限のフィランド債利回りは1.492%までそれぞれ低下する場面もあった。
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